決意ゼロヒャクMAX!!




今作と以前の作品までで明確に全然違うところがあるのにお気づきですか?






そう、それは音。






音がかなり良くなってる!





楽曲にはメロディラインを制作する作曲を行った後、そこから構成を変えて練ったり1パートずつ細部に拘って歌メロ以外の部分を作っていくアレンジを経てその次にミックスという曲の中のそれぞれの楽器の音量調整を行う工程がある。




このミックスという作業は非常に奥が深いものがあって、自分達で完結させられなくもないけれど、基本ここからは機材と経験と熟練されたスキルがものをいわす世界でエンジニアというこの作業を生業とした人とやりとりをしながら曲を整理してもらうのだけれど




この作品達は初めてミックスを曲に合わせて、
"この曲はこういう曲だからこの人に頼みたい"ってのがあって1曲ずつ信頼の出来る3人のエンジニアさんに頼んで作り上げた



ここで仮の完成作品が出来る。




そして最後にマスタリングという3人に磨いてもらった曲をCD用に統一しつつ音の鳴りを出し引きする作業



この作業はミックスに近いのだけれど、皆がわかりやすいイメージでいうとミックスとマスタリングの違いは、美容室で例えれば、カット・カラー・パーマなどがミックスダウンで、仕上げのスタイリングやヘアメイクがマスタリングだと思ってもらうのがいいみたい




とにかくこのマスタリングというブラッシュアップ作業はとてもとてもとても!大事で、これを数々のメジャーバンドを行われてるレジェンドな方に依頼する事が出来たんだ
(ゼロヒャクのVo.RECも!)




だから今作(特にゼロヒャク)は本当に全然違うと思う。
凄く音がいい。





でもライブとなると音の作り方が違うからまたここもライブをやりながら必要な音を作ったり抜いたりして詰めて進化させていくよ!




そして光る衣装だけれど、これは深くは語らない。只、自分のだけ光るピンクの光は心臓、ハートを表しているよ






決意ゼロヒャクMAX!!



少し変わった構成だけれどLIVEをイメージして見越して作った曲。
SE→Aメロというイントロをすっぱ抜いたぶっ飛んだ曲。



サビが今回はコーラスがない分カラオケで歌いやすそう



CD版は完全なSEが合体してて本当はここ抜いて届けるつもりだった、手違いだったけど全部入ってしまってるのを納品してしまったのでサプライズプレゼントだね(笑)



勿論サブスク(LINE MUSIC等)ではそこを抜いて配信するのでこの部分はCD買った人だけ聴ける作品になったよ



他に余談としては




新しい事してるのをしっかり見せる意味ではMVは共鳴でもよかったけど、ゼロヒャクにしたのは歌詞的にそれをより可視化したかったとこかな。




歌詞は福岡のライブハウスで言われた事が刺さってその夜メンバーと温泉入りながら真剣に語り合ってそこから生まれた思いと決意。



2020



これを聞いた人には伝わるというか心の準備が出来る活動が始まる




こいつはグラビティの将来を考えた上での決断さ




V系シーン全体が似たり寄ったり同じ事ばかり繰り返して傷舐めあって衰退してる中、
試行錯誤はしても中途半端な
今のままではグラビティは数年で他のバンドと同じように終わっていくから
極端に振り幅みせてく。




俺たちがここから先の数年を無駄にしない為の決断




それともう一つ。




細部で伝えておきたいとこ。



2番からある
「0か100でしかもう掴めないような自分の居場所はその手で作っていけ」
この文の切る位置、つまり
「0か100でしか、もう掴めないような自分の居場所」
「0か100でしかもう、掴めないような自分の居場所」
この文はどちらでもいい。
あなたの好きなように捉えてください




あと
この曲が示唆してるのは歌詞だけじゃないよ。



今回PAさんには今作は今迄とテイストが違うねと気付かれたんだけど、
ゼロヒャクは今迄とレベチでシンセとバンドの融合がより大事になる楽曲。



こいつはこれからやりたい曲の系統や、新しい武器にしたいものの始まりの曲でもあるんだ。



今気づく人がいなくてもこれはこの先のグラビティの楽曲で新しいチャレンジをしてる事に気づけるかも。




WWW前に何度もリハに入って調整してシンセ増やしたり変えたりしてみたけどこの先ライブをやりながらこのバランスはもっと詰めていきたいね




最後に



歌詞の意味でもそんな曲的な意味でも

覚えてて欲しいのは
この先どんな決断や発表があろうが
俺たちは何も変わらねえ、変わってねえ。
いつだって過去の俺たちにも戻れるし、
それを踏んだ上で進化してくし、成長してく、挑戦していこうと思ってる




2020のグラビティをお楽しみに。




ABSOLUTE.共鳴


この曲の歌詞はなんだっけオーバーのワンマンツアーのMCで言ってた事がそのまま歌詞になったって感じかな



曲調やノリ方も今迄のV系であまり見た事がないけどライブでツアーを周りながら声が出てきたからこそより特化させた試す事を確かめて作った曲。




声出して楽しむのに120%振り切ったね




この曲を初披露した日はみんなの柔軟さと声の一体感に驚いた通り越して感動を覚えたよ




今でこそ「だだっだー」が全員で声出して熱くなって楽しめる曲になったけど、発売してすぐは元々あんな盛り上がる曲にならなくて徐々に徐々にって感じだったからこの曲もLIVEで育てていく曲になりそうだねって話してたんだよ




それが1発目であんな熱く寧ろ焦げついてるような空間に出来るなんて
色んなノリ持ってきても大丈夫だって
もっとみんなを信じていいんだって


もっとチャレンジした音楽が作れるよ






因みにタイトル

ABSOLUTE(完全に)

ABUSOLUTEのAB『U』SOLUTEこのUは=you(君)

.はポイント=点

つまり『ここで君と完全に共鳴する点にしよう』という事


LIVEでまだ目にした事ない子はこの曲の潜在的にもったLIVEでの爆発力にびびるだろうね






LIMITED『スナイパー』





この曲は【ギラギラ卍系】収録のLIMITED『忍者』と並列して、


もし自分がFPSゲームの主人公なら

ってのを意識してアイデア出しながらmyuと相談して組み立てたよ




その為、沢山そんな用語を散りばめて遊びながら歌詞を書いたし、シンセもそれに合うように仕込んだ。



作曲はmyuなんだけどmyuっぽさを感じるってよく耳にするから曲調はmyu節って感じなのかな?




メッセージとしては要約すれば

理想の自分になる為にしっかり自分の青写真をかけば、そんな自分になれる手順がしっかり見えてくるはず。

そしてそんな手順を一つずつ解決する為には只無闇にお金を掛ければ良いわけではなく、今までの経験、自分の武器、環境を使って自分なりの戦術をみつけていくことが大事。

って感じかな




あくまで俺の頭の中の一部を見せるって形だからもっと想いはあるし、好きに受け取るのは自由だよ




またLIMITED何処まで続くか、

お楽しみに




六でした