六です。

 

 

 

これがリリースされてから1日1日に追われる中、合間縫って伝わるように書いては書き直してを繰り返してました。


そして気づけばおかげさまでCDが売れている報告が届き、気づけば年越してました。


あけおめ。

インパクトから練って
今回の三曲もギリギリまで製作しててしんどかったです。


この日に納品しないと間に合わないって日まで全員各々の作業をヒーヒーいいながら曲のmix確認やら何やらかんやら作業してました。

毎回こんな事言ってる気がするけど本当それだけ練ってます。





今回の3曲で

推し事はmyu曲

カワタニエンと無知は俺の曲です。



新しいシンセも導入して

今回も全曲編曲をして

曲調に合わせてシンセもがっつり変えました。

 



そして初めてカワタニエンと無知はボーカルだけ初めて1人でレコーディングする挑戦をしてみました。


新鮮でしたがレコーディングっていうのはメロ、ハモ、コーラス、その他色々なものを録るので1曲4時間くらい平均でかかります。
だから1人で録るっていうのは孤独すぎてもうやりたくないなって思いました。
そんな思い出もある。、、(笑)



さて、
捉え方は人それぞれになるとは思いますが
誤解された伝わり方をしないように。
今回もこのブログを読んで受け取り方が変わる人は必ずいると思うので、より理解が深まるように楽曲解説します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『人生カワタニエン』

 


ふざけたタイトルですがわざとです。

インパクトの為です。



流行りの『ヤバタニエン』と『変わる』っていうのかけてみました

でもわかりやすいでしょ?



変ワタニエンって事だけど

全部カタカナのが可愛いからカワタニエン




当たり前のように歌詞も

頭に残るように

あえてわかりやすいように

ダサい言葉に拘りましたが


シンセにも構成にも結構拘りました。



俺が好きなサウンド。


 

この曲は歌詞を解説しながら色々話そう

 



1番で歌っているのは俺の過去

 

 

 

俺は小さい頃太ってた時があって、
「太ってないよ」とか中途半端な優しい言葉かけられる中、『デブ』って言われて『変わりてえ』って思わされて覚悟を持って自分をしごき始めました

 

 


甘い言葉よりキツイ言葉が刺さる冷たい現実です。

 

 


でも結果痩せて
人生は確実に違う方向へと変わった。

 

 

 


その言葉は嫌いな奴が言ってきたら只の罵倒や嫌味だけど、
親しい人なら意図があるし、愛を持って言ってくれる言葉。優しさ。

 

 

 

 

それが後半の歌詞『冷たいあの言葉にも何か意図残されてるの?』

ってとこに結びついています。

 

 

 


そして2番の「真実よりも都合がいい方を取るんだろ?」

 

 


 

 

あなたなら

都合悪い真実を大事にしますか?
都合のいい自分が欲しい情報ばかりを鵜呑みにしますか?



 
 ピンとこないかな?

 

 


例えば

TVで納豆がダイエットに役立つと放送されれば

スーパーで納豆が売り切れるようなもので
「納豆が本当にダイエットに役立つのかどうか」

なんて事実はどうでもよくて

結局自分にとって都合のいい情報を求める


これが大衆の心理です。

 

 

 

 

そんな世の中だからこそ
善人だから望んだ未来を掴めるわけでもないし

正しくなくても幸せを掴むことができる。

 

 

 

身に覚えがあるくらいそんな事が俺たちの生活には沢山ある筈。


 
悪い人が儲かっちゃったりとか。

 

 


でもそこにはそいつなりの正義があって

きっと「俺には俺が決めたやり方がある」って覚悟がある。


だから強い。

 

 

 



思えば
『良い』も『悪い』もそんなものは

多数決で決まっていくだけで

世間の倫理は関係ない。

 

思いを覚悟に変えて、その意思が深い奴ほど勝ち残るんだな

 

ってのが僕の中での答えです。

 

 

 

 

 

だから

俺たちみたいな独事の道を進んで

賛否の否が多かったとしても

結局しっかり覚悟決めた者が勝って笑う。

 

 

 

 

 

それを僕達なりに表現したのが

今回のあの笑顔のアー写。

 

 

ここにはそんな意味を含ませてました。

 

 

 

 

そしてこのアー写の撮り方は

メンズアイドルにも見える雰囲気で

5人で踊るメンズアイドルみたいな曲が来ると思って

騙されたでしょ。

 

 

そう思って

あのアー写発表時に色々言ってしまったら

面白くなくなってしまうと思ったので

言いませんでした。

 

 

 

 

ちなみにあの日に行った

バンド名改名にも隠している意味がありますが

それはその時が来たら話そうと思います。

 

 



話が逸れましたが
覚悟といえば

 

1番の歌詞のように

見た目がかわいくかっこよりなりたいなら整形したり

髪を初めて染めてみたり

思い切り短くしたりってのも

覚悟だと俺は思う。

 

 

 

 

覚悟を決めるって難しいし苦しいよね。

 

 

 


苦しいよ人生は。

 

 

 


ずっと何かに苦しみ続ける。

 

 

 


俺は苦しみながら探し続けた結果


残ったのは

 

厭世(死にたいと思う事)

じゃなくて
勝つ為に何が必要か



そんな想いからできた曲です。
 

 

 

 


そして

もう一つ。

 

 

 

この曲のメッセージの鍵を握る歌詞は

何度も繰り返してある『Badly』

 

 

 

 

Badlyは想像通りネガティブな意味を持つ。


でもそれとは別に

Badlyを「とても、無性に」という意味でも使ってる。


だけどこの意味に使うときは

殆どが
【願望や必要性を表す動詞と一緒に使われる。】
マイナスから変わりたいっていう基盤

があるからこそのBadly。

 

 

 

 

あなたの受け取り方で聞いてください。
 

 

 

 

終わり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『無知』

 

 


もともとこの曲はROKU50っていうデモ曲で
2年前くらいの曲。

 

 

 

myuがずっと「これはやりたい」って言ってて、

たまたま遠征の車でシャッフルで流れて来た時に

存在を思い出して「やらね?」みたいになって

今のアレンジを加えて作った。

 

 

 

 

でもこの明るい曲調に合わせて

歌詞書くのはすごく悩んだよ。

 

 

 

 

 

思ってもない明るい事とか

書くのも嘘臭いから嫌だったし、

かといって

が普段思ってるような事書き起こすと

現実的すぎて

『曲に合うのかなこれ』とか悩んで…

 

 

 

 


でも、

自分が今思ってる事を伝えなかったら

その曲はリアルじゃないし

俺の哲学に反するから

やっぱりストレートに俺のまんまで

思ってる事書きました。

 

 

 

 


どうでしょうか。

 

 

 

 


myuは歌詞を見て冷めてるな〜って言ってたけど(笑)
 

 

 

 

さてここからは歌詞の解説を詳しく。

 

 



まず想像してみて欲しいです。

 

 

 

AIやPCさえもない時代に
AIやPCを一から生み出す難しさ

 



出来ないよね。

 

 

 


でもどれも作り出したのは人間で
それだけ頭のいい人は科学技術の数だけいる。

 

 

 

つまり世の中にゴロゴロ天才がいるって事

 

 

 

 


政府や外交のような立場に立てる人間の中にも

商売をしている社長にも

 

そんな天才はゴロゴロいる

 

 

 

 

法律もそうだけど

を辿れば作って決めているのは

人間だよね。

 

 

 

 

 

そして、そういった人達が

頭をフル回転させてロジックを組めば

洗脳にも似た

国民に悪く思われないように

自分達に1番お金が回ってくる

ようにも出来てしまうわけ。

 

 

 

それの一番わかりやすい例が

俺は携帯会社の仕組みだと思った

 

 

 

実質無料キャンペーン。

 

 

2年間使えばっていうのは

小さく書いてあったり

知識のない人にはわからないように

上手く言葉を濁されている。

 

 

 

『街を飛び交うニュース

まじで知らなかったんじゃ危機感すら持たないでしょ』

 

もし明日地球が滅亡するなんてニュースがあっても

それ知らなかったら危機感すら持たない。

銀行が倒産とかのニュースがあっても

知らなかったら危機感持たず金おろさないよね 

 

 

無知って怖いこと

 

 

 

 

 

これはわかりづらいと思って


歌詞に入れなかったんですけど

少し昔の話
サブプライムローンが流行った時代
投資家から儲かると植えつけられ
原理も知らずに市民が便乗した結果
金融崩壊が起こった事実がある。
 

 

 


理解をせず無知のまま便利にのっかることは恐ろしい

 

 

 

 

 

これやハンバーガー、煙草の歌詞の部分も

一つの例でそこだけに収まった話じゃない。

 

 

 

きっと何も知らず夢ばかり見て
利口に生きる勉強を惜しむ無知な人間は
うまく社会に説得されて

頭のいい国を動かす人間にこき使われて終わる。

 

 


しかし
知識をしっかり得て

現実を知った人であれば幸せか

 

 

といったらそうでもないのかもしれない。
それは解決すべき問題が見えすぎてしまうから。

 


でも無知でいられれば

騙されてる事も知らずにその枠の中で

満足して生涯を終える。



じゃあいっそ

その頭のいい国を動かす人間になったら

幸せなんじゃない?と言えば

それもまた違うと思うんだよね。
なれる確証もないのに犠牲も沢山必要で、
なる前もなった後も楽な道ではない。

 

 


何が幸せなんですかね一体。

 

 

 

 

 

重いかもしれないけど

これを考えるのは大事な気がするんだよな。

 

 

 

 


例えば日本の三大義務なんかもそう

 

 


勤労の義務を守れば社会保障が受けられる。

 


普段働いてて忙しければ
この法律にも

何でこうしなきゃ社会保障が守られないんだろうなんて

疑問の余地すら抱かないし、

この法律も意識して働いてる人の方が

世の中少ないと思う。

 

 

 

そして疑問を抱いたとして

この常識レベルの話に反抗しても

こんな一人の力じゃ何も動かないって

わかっているから何もしない。

 


教育の義務も何故必要か

なんて考えもしないだろうし

学校に行けば行ったで

校則なんかで協調性なんか上手い言葉を使って

個性を失わせたりして

これが普通だって気づけば思ってしまう。

 

 

 

納税もしなきゃ国が回らない

のなんかわかってるけど

詳しくいくら集金されていて

いくらこれに使われてるなんて

国民が明確なものを知るのなんか

きっと時間のかかる事だろうし、

まずその発想すら湧かず

ニュースで知り得る知識くらいでしょ。

 

 


とにかく世の中には疑問に思う事があるけど

 

 

大抵の人はよくわからないから妥協してしまう。

自分に精一杯で忙しさに調べる気力もない。

 


そんな形で金を払わされていたり

いいように使われている事が多い世の中。
 

 



そしてそんな
知っている方が幸せか?

知らない方が幸せか?

ってのは身近にもあって

 

 

 

 

例えば、
人の内面も、

憧れの職業の裏側も、

人につかれる嘘もそうだと思います。
 

 

 


色んなこと知りたいよな、知って得しなくても。

 

 

 

 

人間はそんな生き物だと思う

 

 

 

そして俺たちは知り得ない事かも

知れないけれどさ

 

 

 

 

お前がもし俺たちから離れようとしたって
俺たちはさよならは絶対に言わないし

 

この先俺たちはどんどん芯を持った変化をしていく筈で

『前の俺たち』が好きだった

とか言うやつが現れていくと思う

 

 

そんな奴も俺たちは

最終的に必ず全員迎えに行くからな

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『推し!!推し!!推し事』

 

 

 

この曲はファンが自分の推し(好きなメンバー)に

愛を伝えるといった楽曲。



この曲はそれをより近く表現する為にも

自分達のファンの一部にも

レコーディングに参加してもらった

一風変わった楽曲です。



推しは?の後の歌詞は
俺たちがある程度候補だして
一緒にレコーディング来てくれた子にも

何か推しに対して思う事を

インタビューしながら作り上げました

 

 

 

また人間国宝とかそういった歌詞は
自分達のファンをSNS上でリサーチして

色んな言葉を見つけて歌詞にしてみました。
 

 

 

こんな楽曲も
こんな曲を作ろうってmyuが

骨組みを持ってきてくれなければ

こんな面白い曲は生まれませんでした。
こんなが多い。
似ている感覚を持ちつつも

俺には作れない楽曲なのでこんな時本当に尊敬します。

 

 

こんなこんな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

長くなった。ほんと。


 

 

でも削らず書きたいだけ書いてみました。


 


今回も暇な時間に適当に読んでくれたり
曲聴きながらふ〜ん程度に流し読みして

楽しんでもらえたらなって思います。

 


何故なら全部読む気力俺なら起きない。



長すぎるから。

 

 

でも
あなたが一本の映画を見て
物語が面白かった〜誰々がかっこよかった
で終わるか
物語の先のメッセージまで受け取れるか。
って凄く大切だと思います




最後まで読んでくれてありがとう。