六です。




アウトオブアウト 解説 後編だよ。




今回も曲に対する理解が深まれば。
誤解のないようにこの曲が伝わってくれれば。
とおもってブログ書いてます。





早く更新はしたかったんだけど
ちょっと他にも頭回していて忙しかったっていうのと、何より正確に伝えるのが難しすぎて自分のペースで書いていたくて今になってしまった。






実はこの今書いてるブログ記事は何回も書き直してる





少しだけしか書かなかったら
普通に伝わんなかったり




逆に多くを書きすぎても情報量が多すぎて読むのも面倒になってしまうし伝わらなかったりする。






難しいんだよな







まあとりあえず
楽しみにしていてくれた人はお待たせ。






寝る前とかこの曲ツアーでゲットして
持ってる人は曲聴きながら
ふ〜んこれはこんな事思いながら曲書いてんだな〜とか流し読みしながら
曲の延長として楽しんで貰えたらと思います。




別に持ってなくてもこの人こんな事考えてんだ〜って楽しんでもらうのもありだと思います。







俺の頭の中の一部を見せます。








まずは曲名の由来でも話そうかな。


歌詞を読めばわかると思うけど、
この曲は言ってることが毒づいてる。
だからこそ
これも柔らかいタイトルにしたくて
リクトの過去の名言「アウトオブアウト」に意味としてもあってるなと思って
そっから曲名は貰った。





なんかタイトル的に内容気になりそうだしね





曲名からしてなんかNGみ強いの伝わるでしょ?








そして歌詞も読んだ通りのようにシンプル。
でも共有しあえてない部分もまだあったりするのかな?





俺が書きたかったのは
『俺がこの業界の大半のバンドに想っていること。そして、みんなにとって俺達もそいつらと同様に見られているのかな?早く抜け出したいという焦り。』




まああまりこういう想いは反感買いやすいし
表にして言うべき事ではないのかもしれない





だけど俺は自分に嘘つけないし、ついていたくない。





それに俺が思ってくるくらいだから
同じような事を思っている人もいるんじゃないか?
とも思ってる。







まず、最初の方の
『あっち目指してこっち目指して』
あたりの歌詞は




どんなバンドやりたいって言ったって
モノマネするだけでは
何も価値を生む事が出来ないって自分が思ってる事を書いた。






結局そんなバンドは自分が無いからなんにもなれない。





この業界、就職への逃避行だったり
本当は金と名声さえ得られるなら
音楽なんてやらないやつばっかだと感じることもある。






別にモノマネが悪いとは言ってない






ただ、
俺がここまで人生で積み上げてきた事を歌ってる曲がモノマネでなんとなく作った曲に負けるとは思ってない。





適当に並べた歌詞っぽい歌詞で何歌ってるのか
俺にすら届いてないのなら
みんなにも届くわけがないし。






でも

俺たちも結果を出せなければ、売れなければ、
そいつらと側から見れば一緒の存在なのも気づいている。





売れたものが結局正義なのかもしれない。





めっちゃ再生数ないYouTuberとヒカキンさん
が同じ事言うのじゃ全然説得力が違うのと一緒。





まあ売れるものは売れるべくして売れてると思うんだけどね。




売れないものにも売れてるものにも理由がある。





まあその話はまた別の時にしよう




とりあえず音楽業界に関わらず
芸能界は特にそんな世界だと思っている。












でも馬鹿やって話題性を作って注目されて、
気になって貰った後で
本音を吐いて人のリアルに響けば
良くも悪くもダイレクトに届くというか
伝わる気がしてる。




というかそれを信じているから
俺たちの今のやり方がある。





まあ「歴がないやつが何わかったこと言ってんの?」って思う人もいるかもしれないけど
中学〜高校あたりまでギャ男もキッズも
やってきて沢山のバンドを俺は見てきた。



だからここまで思ってきた事も沢山ある。



名古屋ワンマンのMCで言ったけど



俺はロックバンドもV系も好きで、
どっちもやりたかった。
どちらにも良さを感じていたけど、
俺はV系を選んだ。




ロックバンドは本音を突き刺してくれたけど
V系には本音を言ってくれる人が
俺がV系を好きだった時代にはいなかった。




自分みたいなファンを救ってくれる人はいなかった。





まあ今思えば
俺はそんな人がいたら
V系というかバンド自体をやってなかったかもな。





とにかく、
だから本音を言う人を待つんじゃなくて
俺が自分の理想の人になればいいと思った。





そして俺は自分の理想になって、
そんな過去の自分みたいな
誰も言ってくれないような本音を
待っているファンの支えになりたかったり
救いたかった。





だからこそ自分と同じように思う人がいる事も
知ってるからこういった棘がある曲も
自分が思った事だったら勿論歌っていきたいと思っている。





例えばライブに関して
つまんなくても「今日も最高」とかよく言う奴いるけどあれ本当に思ってんの?
とか思っちゃうし。
だから歌詞にしてる。





そういえば俺セッションの頃、
多分思ってないのに言ってた気がする。
なんか言わなきゃいけない空気だから言わされてる感みたいな。
あれ嘘臭かったな。





そんな俺の人の曲でしか演奏できなかった
セッションの頃の色んな意味でのダサさへの嘆きもこの曲には込めてたよ。
これはラスサビで気づいたかな?




あ、最後に


『うまく自分を見せられないと終わっていく』





これみんなにも当てはまると思うし
ここも深く掘り下げたい









人には自分含め本人にしかわからない必ず見えない部分があると思う。
努力沢山したってその部分が表向き見えなかったら憶測でしかみんなは見れない。






だから俺は全てそれも言葉にするべきだと思う。






伝わらないぞ。自分の口で言わないと。





言わなくても伝わるっていうのは
あれ半分本当かも知れないけど半分間違ってる。





伝わってると思ってる事も
伝わってるかあやふやで言うべきか迷う時



絶対口に出した方がいい。





俺にはそれで後悔した経験も沢山ある。






俺も自分なりに自分をうまく見せようと頑張っているつもり。





『うまく見せる』というか『みんなのイメージが本来の自分とイコールになるように自分をしっかりと出していきたい』





みんなも伝えたい人に


ちゃんとあなたが見せたい自分、知ってほしい自分を100%伝えられますように。






そしてこの曲も流行りと流されずにあなたの心に残りますように。