俺はこの楽曲達を出すにあたって
みんなの手に届く始動日迄にこの楽曲達の解説をしたかったから
ギリギリだけどブログ開設本当に間に合ってよかった。(笑)


本当にこの曲達には色々な思い出があるし、
みんなへの想いも最初なりに凄く込めたから
それが『誤解された伝わり方』をしたら悲しいんだ。



youtubeにもう4曲もあげてるからさ。
最近、楽曲の自信がある分
反響を気にしてしまってエゴサをした時に
「グラビティなんか薄っぺらい」みたいのを
見つけてしまってそれがちょっと、いや、
凄く悔しかった。
何度も崩して書き直した歌詞だし、
慎重に構成を考えた曲ばかりだったからね。





正直捉え方は人それぞれになるからしょうがないんだけどさ、
それでもこのブログを読んで受け取り方が変わる人は必ずいると思って書いてます。




まずはタイトル
●『売れたい!!』





これは素直に一番これが
ストレートかなと思った。(笑)


この楽曲達に統一性なんてものはなかったし
かといって「グラビティ」ってバンドの名前と
同じタイトルつけるのもなんかありきたりで…(笑)




まあ、この5曲の色だけにグラビティは
とどまるつもりはないしな(笑)




1番わかりやすいタイトルにしました。
客が欲しいって曲書いてるぐらいだしな。






●1.HIGH Hi!!!

この曲はこのアルバムに入れるつもりではあったけど、実はリードにするつもりはなかったんだ。




PVだしかっこいいのがいいでしょって事で
このアルバムに今回含まれてない曲で
かっこいい曲があったから
それをリードにみんなするつもりだった。



でもその曲は
今、みんなが俺達に対して持ってるイメージ
とは確実に違うものを与えてしまう曲だった。


俺がやりたいのは「若い、明るい」
って感じのバンド。



今みんながイメージしてるバンド像だと思う。




選曲会の後だか前だったかはもう覚えてないんだけど、
当時の俺は「やっぱPV曲って絵面だよな〜」って事ばかり考えてて、でもどこか引っかかってて。

この曲で俺はこのうやむやは何なんだろうって必死に考えてて…行き着いた先

『俺はPVで人にどんなイメージを与えたいか』

『果たしてかっこいい曲ってだけだったら埋もれるんじゃないだろうか』

って所に深く掘り下げて考えはじめたんだ。



そしたら簡単だった。



俺らの名刺にするならこの曲だなって即座に思った。



だから決心がついた時すぐに
この曲を作ったmyuに連絡した



その頃構成もリードじゃない用で
ノリ曲風にしてたのに、myuに連絡したら
承諾してくれて「じゃあ俺ギターソロいれるわ」って急遽変更してもらった。





本当に俺はリードをHIGH Hi!!!にして
よかったと思うよ。

ぶっちゃけいうとHIGH Hi!!!には少しダサさが
あるけど、頭にフレーズを残せる曲に出来たし
何より俺らが与えたいイメージを
与える事が出来た。


自分達の曲だからっていうフィルターが
かかってるかもしれないけど
改めて聞くとやっぱいい曲だなと思うわ。





でもそれだけじゃないです。




ちゃんと歌詞にも意味はあります。

この曲で言いたかった事は
何故、人は難しい何かの薬の研究や
難しい方程式の答えなど様々な問題のマニュアルを長い歴史をかけて導いてこれたのに、
恋愛のマニュアルだったりコミュニケーションの取り方、人の感情にまつわる答えを導いてこれなかったの?せめて君の気持ちだけでも教えてよ』
って曲なんです。



これは俺のリアルな気持ち。





俺以外にも沢山の人が
当てはまると思うんだけど、
コミュニケーションの取り方って凄く難しいよね。

人と人で態度変えちゃう人もいるだろうし、まず恥ずかしくて人に声をかけられない人だっている。
でも逆に強メンタル持ってて道端で1人で
ナンパ出来る人もいる。

長い歴史をかけても性格の違いは1人それぞれ違っていて接し方に『答え』は導けなかった。

その人それぞれのものしかないから例外だらけできっとマニュアルなんて作れなかったんだ。

だって『答え』があったらきっとコミュ障なんて存在しないんだもん。
恋愛だって100%うまくいくはずなんだ。



でもせめて自分の好きな人だったり気になる人、仲良くなりたい人がどう思っているのかくらいは知りたいよな…


そして俺が今目の前にするのは自分のファン。

俺が知りたいのは君の気持ちだよ。


つまりこの曲は
ライブで見てくれる君や
Twitterやyoutubeで俺達を見てくれてる君。
そしてこれを読んでるあなた
に向けて
俺に君の今の気持ちを教えてって書いた曲。

そんな曲でした。




●2.客が欲しい

これは、俺のデモ曲の40曲目。

とにかく構成がバラバラでも俺がかっこいいと思ったものをとにかく詰め込みたくて作った曲です。

とにかくこの曲はシンセ作りこむのが
大変だった、この曲で大変勉強になったよ(笑)


頭の中でシンセ出来てるのに反映できねー!って感じでわからないことばかりで調べる事だらけでだったし、楽器陣は覚えるのが大変だったよね、ごめん(笑)




でも本当にこの曲もかっこいい曲になってよかった。
振り付けもいい具合に楽しく作れたと思う。






この曲の歌詞も思い出深いな。




この曲は最初歌詞が全然見えてこなかったんだ。





実はさ、俺の先輩。

みんなが見えない部分でも
凄く俺の事面倒みてくれて歌詞までみてくれてて…んで他の曲の歌詞は出来てたから見せてたんだ。

スーパーボロカスに言われた(笑)






でも凄くいい助言をくれた。

変に飾りすぎ。
それはお前の言葉ではないし、お前の実力に見合った事を歌わないと空回る。
で、その曲は誰に向けて歌うつもり?
まずは目の前の人達へ歌えるようになれと。







そこで全ての歌詞を書き直すと共に俺はこの曲の歌詞を書き始めた。





俺が思ったのは目の前の人をファンにしたい。

ファンが欲しい。

動員が欲しい。

つまり客が欲しいと。

そこから始まったんだこの曲。

頭に残るフレーズも勿論意識した。




俺はこの曲が大好きだよ、以上。






●3.SNOW



実はもともとこういう暴れ曲で
前に候補があったんだけど、
歌詞的な問題で今の自分に見合わない空回る曲を書いてたからやめたよ。

その曲は歌詞はあまり変えたくなかったから実力が見合ってきただろうなって自己判断できた頃に出す(笑)

ライブではもうやるつもりだけど(笑)




んでボロクソ言われたのが選曲会の後でレコーディング迫ってる時で、この曲はレコーディング3日前くらいに完成した。(笑)





曲の歌詞はちょっと現代的に攻めながら色々想いを込めた。




みんな今うわべの付き合いって増えてると思うんだ、SNSで簡単に人と繋がれる時代。
そして簡単に縁を切ってしまう時代。



住んでるところ遠いし嫌いになれば2度と会わないだろうからこそ、すぐ掌かえして陰口三昧。


そんなものばかりで人は信じれないけどSNOW(加工アプリ)はいつでも顔を可愛くしてくれる。信じれる
いつでも私の味方。
そしてSNSに自撮りあげればみんなちやほやしてくれる。



でもだからってかわいいかわいい言ってくる人は顔目当ての人が多いからその魔法が解けたらガッカリして離れる人といるかもしれない。




でも中にはそれがきっかけでフォローして中身を知って詐欺れない中身を好きになってくれる本当の友達が出来るきっかけにはなるかもしれないよね。



ソロに出てくる難しい歌詞。

『笙磬同音』
読み方は  しょうけいどうおん


これは楽器を一斉に演奏して美しい音を奏でる
事で、人がお互い心を合わせて仲良くする事の例えなんだ。






そんな曲です。
最後あえてオチをつけたけど。(笑)



●4.意味不明3連発


この曲は俺の過去に凄く思った事。





俺はV系が好きでこの業界に入ってきたんだけど、一般的な世間からしたらV系ってマイナーな部類で理解がない人が多い業界だよね。


凄く勘違いされがちというか、音楽ちゃんと考えてないと思われがち。(笑)

でもメイクしてるだけでやってることはROCKだから境界線なんて本当はなくてもいいのにね…





だから友達に話してても伝わらなくて、あんな色物の何がいいの?

みたいな事を過去に言われた苛立ちを忘れられなくてこの曲に落とし込めた。





他にも普通って言葉だったり平等、自由って言葉だって境界線が曖昧で訳がわからないからさ、そこにも焦点を置いてみた。






幸せや好きなものは他人には決められない。
それは自分で決めること。
だから好きなものを貫いていこうぜ。





そんな曲。




●5.今

そういえばこれを作ってた時期
俺はmyuとリクト。との信頼関係がやばかった。







まだ社長や杏と出会う前






俺とmyuは高校からの付き合いで意気投合してセッションをやり始めた。
そして途中で同じ趣味を持ったリクトに出会い、3人で継続たるものを始めた。




でも当時、俺は気持ちだけ先走ってて歌が下手なのによくわからない自信をもって遊んでた。







そこに2人は愛想を尽かして離れようとしてた。





長文のラインをもらった。




要約すると
すぐにとは言わないけど、上手くなる傾向が見えなかったら俺は君とバンドやりたくありません。
友達として君は好きだけど、バンドは情だけではやっていけない。
人生がかかっているから、と。





この会話をしてる時に俺は初期に抱いていた気持ちを思い出した。 


俺はこいつらとバンドやりたくてセッション始めたのに何してんだって頭冷やして必死で歌を練習した。





myuの性格は長い付き合いだし知ってた。

今更何を言ってもあいつの心には響かない。
言い訳はいらない。 

口より行動しか信頼は得られないと思って
「わかった」とだけ送って
俺はとにかく我武者羅に頑張ってみた。





信頼を取り戻す為、曲作りを一足先に始めたり、コピーする曲の同期も頑張った。





そしてmyuに俺は曲を送った。






あいつは俺に一緒にバンドやろうって言ってくれた。


そんな想い出がある。

まだこの曲だけyoutubeには上がってないよね。





歌詞は





 本気で何かしらの夢を持ってたとして

そこには嫌な奴って必ずいて

何も知らないくせに軽い気持ちで

「あんなの選ばれた人しかなれない」だとか

「夢なんか見ちゃって馬鹿じゃないの」とか

心ないことを言ってくる人はいる。





でもそんなやってもないやつの言う言葉を

鵜呑みにしてたらステージになんか

立ってられないよね。




みんなが夢を追いかける事は素晴らしいって
伝えすぎてありきたりになってきたけど
俺は決して誰かの背中を押すつもりはありません。

これは夢だけに言えた話じゃないんで夢を持ってても持ってなくてもいいんです。





シンプルに伝えたいことは一つ。

自分が一度信じた大切な何かを嫌な奴にどんなに貶されても離す必要はない

それを僕は発信します。



そんな曲です。





長くなりました。
でもそれだけの俺の人生と想いを込めてます。

俺たちの青春を捧げます。


これからの曲も手を抜くつもりは一切ない。


メンバーもそれは同じ


youtubeとかこれから始まるライブでも
面白い事やりたいから適当な事やってるように
見えるかもだけど裏では
皆どうしたら楽しいかねって真剣なんだ。


俺の気持ちの100% は絶対に伝らない事はわかってるけど、せめて出来るだけ100%に近づけて
伝えられたらなって思いからブログ書きました。



でもこんな長いと疲れちゃうよね(笑)
読みづらかったらごめんな(笑)




暇な時間に適当に読んでくれたり
曲聴きながらふ〜ん程度に流し読みして楽しんでもらえたらなって思います。





最後まで読んでくれてありがとう。