対訳はあったほうがそりゃいいよね、ということで挑戦してみる。
しかし私ヒアリング苦手ですので! 聴き取れないとこはさくっとスルーしたり適当に端折ったりしてありますので!
ないよりはまし程度の不完全な対訳なのですが、ま、ないよりはましかと。
5月15日付の「お化けの歌」で紹介したアニメ「Ничуть не страшно(怖くないよ)」の続編、「Змей на чердаке(屋根裏の凧)」です。
これがまたいーんだわ。ラストが特にほわわんと心ぬくもって実にたまらんです。いとしいぜてめーら! この二本でシリーズ終了らしくて残念無念。
そうそう、一作目の科白も聴き取ろうと頑張ったが結局自分では聴き取れず最終手段で先生にヒアリングをお願いしてやっと判明したのですが、チェブラーシカの中の人クララさんが声を演じるちびっこおばけは元からの仲間ではなく新入りでした。
「おお、なんじゃお前は?」「見習いだよ。」「そりゃあいい!」的なやりとりがあった。
Змей на чердаке(屋根裏の凧)
テーマソング:
ねずみじゃないよ 小鳥でもないよ
僕らは夜のおばけなの!
ふわりくるくる 飛んで回って
どこもかしこも大騒ぎ
泣く子は脅かしてあげる
でも睨まれたら消えちゃうよ
怖い人から逃げなくちゃ
僕らびくびく雲隠れ
僕らはまっくろ 夜の色
屋根裏お化けで暖炉の精
ふわりくるくる 飛んで回って
どこもかしこも大騒ぎ
0:47
―こんないたずらできるの僕らおばけだけだよね。
―そりゃそうじゃ。
1:00
―よく働いたのう。では夜まで寝てもいいぞ。
―夜まで? 眠くないよ!
―若いねえ。夏場は眠っておくもんだ。昼が長いからな。
―そうそう。窓を少し開けておくれ。寝ようではないか。新鮮な空気が好きでのう。屋根裏にも換気は大事じゃ。おやすみ。
―おやすみ。
―おやすみ。
1:55
―わ! 見て見て! あれもおばけなの?
2:09
―夜にはあんなの見られないよ。
3:09
―何するの? 僕の凧だよ! 返してよ!
3:27
―は! つきまとうなよ。どうも!
―返して! 僕の凧!
4:11
―待って! 待って!
―捕まえてみろよ!
4:37
―ママ助けて! 誰か! ママ!
5:00
―起きて! お客さんだよ!
―何だって!? どこだい?
―どんな客じゃ!?
7:39
―僕の凧だ!
7:49
―ラジカセ! ラジカセを持ってきてくれ! 頼むよ。
ちなみに1:40らへんでおばけたちが言い合ってるフレーズは「Спокойного дня(おやすみ。直訳は「穏やかな昼を」)」です。
ロシア語でおやすみは「Спокойной ночи(直訳は「穏やかな夜を」)なのですが、おばけで寝るのは昼だから穏やかな昼を。
こん時のクララさんがほんとたまらん。スパコーイナヴァドニャー。もうすっかりクララさんの声フェチだ。