初フル(はなもも)いってきました | REBORN!fun to running again

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やっぱし走れるって最高!

古河市の「はなももマラソン」に参加しました。記念すべき「初フルマラソン」です。天候は快晴でまさに絶好のマラソン日和。んで、電車で向かいますが車内を見渡すと居並ぶ参加者らしき方がみんなツワモノみ見えてきてすでにお家に帰りたいモードになる私。

豪華な送迎バスに揺られて会場入り。既に開会式が始まっており有森裕子さんの声がスピーカーを通して聞こえてきます。

「初フルの方いらっしゃいますか?」
「あら、少ないですね」
‥初フル仲間すくないのぉ?寂しいなぁ。
後でわかるのだが、初フルの人は私を含めて勝手が良く解らないから、もたもたしてて開会式に出る余裕などないのだ。

武道場を使った更衣室は実に広々で暖かくて気持ちよい。初ハーフだった新宿シティの狭いテントとは雲泥の差なのだ。

手荷物については基本的に体育館のどこかに置いておくか、お金を払ってロッカーなどを利用する。これは無料で預かってくれる新宿の勝ち。まぁ手荷物については事前に調べてたので、適当な場所に置くのだ。

ゼッケンに振られているアルファベットの場所に行く。この辺りは間違えても問題なし。そうこうするうちにゾロゾロと進みだしたのでスタートしたことに気づく。スタートラインを跨いでゲーム開始だ。

今回は初フルということで事前にプランを立てたのだ。といっても本などに書かれている初心者向けの「最初は絶対無視せず、遅いくらいでいきなさい」というのを忠実に守るのだ。そうしたら面白いように「抜かれる抜かれる」

そのせいか20キロまで息は全く乱れず良い感じ。しかし本に書かれている「さぁ、ここから貯めていたパワーを爆発させろ」とは裏腹になかなかペースが上がらない。正直現状維持でイッパイイッパイにゃのだ。

練習では30キロまで持たなかった足も保ったし、本に書いてあるように「さぁ、ここからは追い抜きで頑張れる」‥はずが

足が重い、めっちゃ重い。何だコリャ?

呼吸は苦しくないし、足の痛みも想定内。しかし足が重くて上がらない。前に進まない。ペースが自分でも落ちていくのがはっきり解るのって辛いわぁ。

35キロからは足が止まらないようにするので手一杯。もう面白いようにバシバシ抜かれます。抜けるのは道路わきでストレッチしてる人や、歩いている人だけ。

ゴールした瞬間は感動でウルウルする元気もなく、ただただ「やっと終わった」というボロ雑巾みたいな感じでした。もう何も考えたくない、何もしたくない、足が痛い重い。俺、何やってるんだろ?ダークフォースに落ちる一歩手前な状態。

それで記録票受付の手前でへたり込んでいたら、ボランティアスタッフの方が「お疲れ様でした、記録証をお持ちしますね」とチップをもっていってくれました。その一声で我に返ると、ジーンと湧き上がる充実感。そっかぁ、この充実感が欲しかったんだよね。

して結果は

ドーン



何より嬉しいFinisher メダル(あんまり格好良くないのが残念)

そう本当は佐倉にしようかなと思っててはなももをポチっとしてしまったのはこのメダルがもらえるからでした。だって記念すべき初フルですもん。完走証だけじゃ寂しいじゃないですか。

んで、大会自体ですがコースはフラット、折り返しが多いけどフラットなコースは魅力大。送迎バスがゴージャス(笑)。給水所の長さが短い箇所があったのが少し残念。それでも来年も参加しようかなぁ。暖かい応援など良い大会ですよ本当に。

追伸
天気予報では暑くなりそうで実際他の方のブログを読むと「暑かった」との声が多かったのですが、自分は「寒かった」。日差しがあるからしのげたものの、風が吹くと汗が冷えて寒いのなんのって。特に後半が凄く寒かった。やはりこれも初フルだからかにゃ?