「秋田県がクマ捕獲上限緩める」

このニュースを聞いて一言言わずにはいられなくなった。


秋田県は、保護の観点から、本年度のクマの捕獲&駆除頭数の上限を1582頭と定めていた。

今月中に上限の1582頭を超えた為、県は猟友会に狩猟の自粛を要請したが、これに不満の猟友会が自粛要請の撤回を要求し、最終的には県が猟友会側の主張を受け入れたという。


本当に悲しくて許せない話だ。

「狩猟者がクマを追い立てて人間が怖いと学ばせるのが大切だ」というのが猟友会の言い分だが、所詮そんなのは建前で、本音は狩猟が何よりの趣味という連中がその楽しみを奪われたくないだけではないのか?


秋田県内のクマの推定個体数は約4400頭だとか。たったこれだけしかいないのに、際限なく駆除したりしたらクマは絶滅の危機に陥るだろう。


秋田県ではクマによる人身被害が深刻化しているのは確かで、もちろん人間がクマに襲われる状況を放置していい訳がないが、元はと言えば、クマが人里に降りてくるのはクマの生息地に立ち入って踏み荒らした人間の責任でもある。


アフリカではライオンなど野生動物の保護地域があり、そこには人間が立ち入れないようになっている。

県はクマを無条件に殺すのではなく、何とかクマと人間が共存できる対策を考えて欲しいと切に願う。