大学2年長男、高1次男、夫婦の4人家族
     (義母は敷地内同居)

・長男は隣県にて一人暮らし




この地に嫁いで約23年。


敷地内同居で、別棟の「離れ」に暮らしている。


いまだにこの家は、私にとって安住の地(家)ではない。


母屋のリビングのソファー(義母の定位置)から、窓越しには「離れ」の玄関と私の車がイヤというほどしっかり見える。


そして、義母は私たちの行動に敏感だ。


だから、妙にコソコソしてしまう。


悪く言えば、常に監視されている感。


(てかほんとに監視されてるけど。窓からよく覗いてるしね)




前置きが長くなってしまった。





義母が時々私に言う。


「あそこになってる果実、◯◯ちゃんや◯◯さん(←誰だそれ。知らんがな)に勝手にちぎって持っていっていい、って電話してあるから。全然知らない人がいるわけじゃないからね」


とのこと。


(「離れ」の位置的に、居間の窓ガラスすれすれを人が通ることもしばしば。うちに来た他人が。「離れ」は、敷地内の畑のキワに建っている。)


イヤだ。イヤすぎる。

心が狭いと思われようがなんだろうが、イヤなのだ。


そして、知らない人が敷地内にいると、一応私の家でもあるのだが、私がこそこそと隠れてしまう。



昔からそう。


ちょっと外に出てみて、知らない人がいると、とっさに隠れてしまう悲しき私の習性。


だから感覚として、


ここは私の家であって、私の家じゃないのだ。


別にいいけど。この地が大嫌いだからね。


旦那は基本「いい人」なので、その◯◯さんが果実をちぎっていると、ご丁寧にハサミを貸してあげる親切っぷり。


その親切っぷりを◯◯さんから褒められ、気分の良い義母が、私にわざわざ話してくる。


よかったね。



私は性格が悪く、心も狭い。


でもそれでいいのだ。



義母に良い顔をし、その結果イライラし、そのイライラを長男にぶつけてきた私。


幼い頃の長男に対してはもう手遅れだが、


それでも自分がイライラせず、今現在の長男や次男に接することができるなら、そのほうが断然いい。





※散々書いておいてなんだが、義母は基本的にはいい人。合わない部分があるだけで、知り合いに果実をあげるのは悪い事じゃないし。それよか、私の方が断然「悪者」






​旦那宛にきた年賀状15枚中3枚当たった