大学2年長男、高1次男、夫婦の4人家族
     (義母は敷地内同居)

・長男は隣県にて一人暮らし



長男、大学2年を無事終了。


長男にとって「大学受験」は、すでに過去のものである。


昨年は共通テストの時期に、その前年の自分を重ね、いろいろ思うところがあったようだが、


今年の共通テストは、そうでもないようだった。




長男の大学受験は、惨敗続きだった。


受けた大学の中で、唯一合格した1番低いレベルの大学(=それが本当の実力なのだが)。


高校の友達の中では1番下のレベルであろう。


当時の長男の気持ちは、計り知れないが、


自宅から通う予定だったのを、急遽「一人暮らし」に変更したのは本当によかった。


環境が変わることで、惨敗続きだった大学受験を切り離すことができたのではないか、と勝手に推測。


また通学に時間がかからないので、勉強に集中できて本当によかった、という事は何度も言ってくれている。


「身の丈に合った大学」長男にとっての大学は、まさにここであったのであろう。


つい先日、長男と話していて驚いたのが、


「高校は背伸びして入ったから、周りとの差を常に感じたし、常に下のほうにいる感覚だった」というのだ。 




まず、長男自身が「高校を背伸びして入った」と思っていた事に驚いた。


確かに当日の点数はいつもよりかなり低く、ギリギリ合格した感は歪めないけど、


それでも、それまでの点数を見れば、そこまで「下」と言う感覚は私にはなかったのだ。


でも、本人がそう感じていたのなら、それが正解であろう。



一方、大学は受験した大学で最も低いレベルであったので、長男、人生初の


「(まぁまぁの)トップにいる感」があるのだという。


国公立や有名私大に比べたら雲泥の差があるほどの大学だが(←大学に謝れ)、それでも長男にとってはトップにいる事はたやすくなく、


努力を重ねているようだ。


もし、万が一の確率で志望校に合格していたら、それこそついていくのは大変であったであろう。


周りとの差に愕然とし、ついていけなくなったかもしれない。


そう思うと、授業を理解し、努力が成績というかたちで報われ、そして本人のやる気も上がっているようなので、結果、ここの大学で良かったのだ。



「置かれた場所で咲きなさい」


惨敗続きだった大学受験が終わった頃に書いたブログに載せた言葉。


長男は人生で初めて「咲いている」ような気がする。











長男の大学受験は既に過去のものとなったが、次男は、これから大学受験へと向かっていく。


長男よりさらに超ギリギリで高校合格を果たし、長男よりワンランク下の高校(長男も次男も自称進学校)なので、


もはや無事単位を習得し、無事高校を卒業できればいいとさえ思っている。


とはいっても、一応進学校なので、大学受験はするのであろう。


(しなくてもいいんだよ?)←心の声。



 

昨年の今日の7時13分