・大学1年長男、中3次男、夫婦の4人家族
     (義母は敷地内同居)

・長男は隣県にて一人暮らし




長男の高校受験は、2020年3月。


受験直前の2月末に全国一斉休校となったあの時。


そんな中の高校合格発表は、高校での張り出しのみ。


塾の直前の志望校判定模試は2回ともA判定。

(正確にはAマイナス)


だから当日まではあまり心配してなかったのだが、

試験直後、長男が「できなかった」としきりに言うので、そこからは怖くて怖くて、不安で不安で、

非常に辛い日々を過ごした。


合格発表当日、早目に高校に到着。


ゆえに、張り出す校舎に近い場所に車を駐車できた。


続々と人が集まり、車の横を同じ中学の友達2人が話しながら通り過ぎていく。


(友達と「会話」だなんて余裕だな。更に後ろにはその2人のママも談笑しながら通り過ぎていく)


長男はとてもじゃないけど、同じ中学の仲間には会えない。


自分だけが落ちてたら惨めだから。


9時に張り出し。


しかし車から出ようとしない長男。


そうこうしてるうちに、わが家の車の前に駐車していた親子が戻ってきた。子どもの方は泣いている。


それを見た長男はますます不安が増大。


意を決して張り出しの場所へ。


長男が先に歩いて人混みの中、見にいく。


番号を確認した(番号はなかった)長男が振り返り、少し後ろにいた私に、


「帰ろ、帰ろ」


と口パクで合図する(実際にはマスクをしているので「口パク」ではなく、表情で合図)。


あぁ、やっぱりダメだったか。


歓喜に溢れる中、帰路に着くのは辛い。


(合格者はこの後、体育館で「合格者説明会」)


と歩き出したとき、長男が思い出したかのように


「あ、理数科の発表見てない」


(第一希望普通科、第二希望理数科で出願していたのを忘れていた。若干理数科の方が偏差値が低く、トータルで40人程の定員オーバーだった記憶)


とそしたら、なんとか理数科で合格していた。


あの時の嬉しさは例えようのないものだった。


そしてようやく同じ中学の仲間の集まりに合流。


まさに気持ちは地獄から天国へのジェットコースターだった。


こんな思い出の長男高校受験。



※この3年後の大学受験では、サクラは咲かなかった。






間もなく次男の高校受験。


塾、学校の両者から「無謀」と言われている出願先。


今年から合格発表が「ネット」になった事は本当にありがたい。






昨夜の晩ご飯

・唐揚げ&さつまいもの天ぷら

   (旦那はじゃがいもの天ぷら)