・大学1年長男、中3次男、夫婦の4人家族
・長男、3月下旬より隣県にて一人暮らし
前回のつづき
基本情報↓
私→1974年生まれ(今年49歳になる学年)
夫→私よりほんの少し上の学年
私は文系の四大卒、夫は高卒。
私は就職に大変苦労した。
今回は「高卒で就職した夫の仕事への思い」
それはズバリ、
仕事イヤだ!行きたくない!
のみ。
(連休最終日には無口で暗くなる)
会社は誰もが知る大企業だが、高卒故に、入社した時点で出世エリートコースからは外れている。
どんなに頑張っても、大卒の人と同じ仕事をしていても、更には自分より「できない」大卒よりも、給料は低いのである。
もちろん、超難関大学卒の人は技術開発に携わるので、高給でも納得できる。
そうじゃない「大卒」と比べると、悔しいのだ。
もちろん、大学に行かなかった夫にも非はあるが、
(義両親は大学進学を望んでいた)
幼少期から常軌を逸した監視(いわゆる教育虐待)のもとで生きてきた夫は、学ぶ意欲を失っていったそう。
夫本人に尋ねると、
(今となれば)大学は行きたかった。
との事。
そんなわけで、夫は、長男次男の大学進学をのぞんでいるのだ。
しかし「おもい」は複雑で、今や夫の職場には「派遣」でやってくる大卒の人もかなりいるようで、大卒だからといって安泰なわけではない状況も目の当たりにしているのである。
だから私は言う。
夫くんがもし四大へ行っていたら、間違いなく就職超氷河期。よほど能力のある人間でない限り、今の会社には入れなかったよ。
高卒で悔しい思いもしてるし、肉体労働だし、同じ仕事してても給料は安く、出世も(ある程度までしか)ないけど、しっかりした企業で働ける安心感に、私は感謝しているよ、と。
結局は高卒でも大卒でも、最終的には本人次第なわけだが、
(参考ブログ「高卒か大卒か①」)
会社員として働く場合には、やはり「大卒」という資格によって初めからコースが明確に分けられてしまう。
その悔しさを身をもって感じている故の、我が子への大学進学を望む理由となっている。
昨日は夫が会社帰りに、私にお土産を買ってきてくれた。
