嫁いでからの年末年始は、今回がちょうど20回目。
子どもの頃は、大晦日夕方までバタバタと大掃除したりで、そんな夕飯は
・年越しそば
(もちろん天ぷらのトッピングはない)
・おせち料理(母作)
・イワシの丸干し
と質素。
学生時代はバイトに精を出し、OL時代は(←死語?)、もっぱら年越しライブへ。
(関西のライブハウスへ1番よく行ったなぁ)
そして28歳で嫁ぎ、今スタイルの年末年始へ。
最初は、自由気ままに遊び歩けない事への悲しみと、まぁ結婚したからこうなるよね、と納得する気持ちが入り混じり。
嫁ぎ先は、大晦日の夜がいちばんのご馳走で。
しかも「大晦日はバタバタしない=それまでに終わらせる」といった空気感。
敷地内同居だから、何かしら義両親とのやり取りがあるわけで、私的に落ち着いてお節料理を作る時間を長く取るのは難しかった。
という訳で、いつしか
「年末だからって、頑張るのはやめよう。大掃除しなくたって生きていける。お節料理だって誰も喜ばない」
という結論に行き着き、全てを放棄。
(大掃除は前倒しでいくらでもできるわけだが、根っからの怠け者なので、、、)
そんな嫁いだ1年目の大晦日。
義両親とともに、スーパーでオードブルやらお寿司やら、生菓子等々をお買い上げ(支払いは義両親)。
こんな大晦日を何年も過ごし、いつの頃からか、支払いは私達夫婦に。
そんな今回の大晦日の食卓
約11,000円也。
お正月は
元旦か2日のどちらかの日に実家へ。
もうどちらかの日は義両親宅で、義姉2人の家族達と食卓を囲む。
こんなお正月を過ごしてきたが、
コロナ禍に加え、子どもの成長とともに変化。
実家の両親は、あまり私達家族の訪問に前向きではないが、長い事「おばあちゃんの家」を我慢してきた次男がかわいそうで、昼間に少しだけ、という事で落ち着いた。
(両親と不仲というわけではなく、会社や学校といった環境に身を置く私達との接触に懸念)
そんなわけで、2日に、実に2年ぶりに両親に会ってきた。
2年ぶりに会う両親は、びっくりするくらい年老いていて、
正直会うのが怖かった。
しかし見た目は年老いていたが、父に関しては病を患っているので、もっと動けないかと覚悟していたので、思った以上に元気で安堵。
私は久しぶりの実家と、8才から慣れ親しんだ界隈を散歩し、懐かしさに満ち溢れ、
いい時間を過ごせた。
(我が家から実家は車で1時間強、約35Km)
