月組休演日の3/27に東京宝塚劇場にて開催された、峰ちゃん(峰さを理)追悼チャリティコンサートを観てきました。
昨夏にバウホールで開催されましたが、コロナ陽性者が出て初日1回のみで中止に…2日目を観る予定だった私は涙を飲みました。
今年3月の再演が決まり、プラチナチケットをお手配頂いて観ることが出来ました。
夏希さん(水夏希)がお稽古中(エンジェルス・イン・アメリカ)で不参加になってしまったのは残念でしたが、峰ちゃんトップ時代に星組ファンになった身としては出演者の顔ぶれはとても贅沢なものでした。
相手役のまいまい(南風まい)、トップを引き継いだネッシーさん(日向薫)シメちゃん(紫苑ゆう)まりこちゃん(麻路さき)。
当時はピヨピヨだったのるくん(稔幸)ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)わたるくん(湖月わたる)。
トップになったこれらの皆さんはその後もOG公演で拝見したことはありましたが、他の皆様は退団後は初めての方も。
もちろん年齢は重ねてらっしゃいますが、お顔を見れば皆さんすぐ分かりました。
プッチさん(あづみれいか)きょうちゃん(三城礼)ようちゃん(燁明)懐かしい!
じゅんべちゃん(洲悠花)とこけしちゃん(花愛望都)が並んでコーラスしてるのとか、それだけで胸熱!でしたw
私は峰ちゃんトップ時代の後半に星組を観るようになったので、初舞台や新公時代は知らないのですが、同期のぺいさん(高汐巴)いーちゃん(寿ひずる)の思い出話はとても楽しかったです。
ボケるぺいさんにツッコむいーちゃん…の次に峰ちゃんのさらなるツッコミが聞こえてきそうでした。
峰ちゃんの初舞台から新公時代、そしてトップスター時代の曲が歌われましたが、途中でOG公演「CHICAGO」や峰ちゃんが振付に入った宝塚公演の曲も。
私が退団後の峰ちゃんを観たのは「心中恋の大和路」と「CHICAGO」だけだけど、峰ちゃんビリーは頭脳派ダンディって感じで素敵だったなぁ。
峰ちゃんの下でダブル2番手だったネッシーさんとシメちゃん。
ネッシーさんは「紫子」から、シメちゃんは「哀しみのコルドバ」からの曲を歌いました。(アンフェリータはまいまい、エバはじゅんべちゃん)
それぞれにとても思い入れのある曲なのでしょう、おふたりとも熱唱でした。
ネッシーさんは他に「ジュビリータイム」も歌ってました。
OG公演だとご自身の曲ばかり(ネッシーさんは「紫禁城の落日」ばかり😅)なので、他の曲を歌う姿は新鮮で素敵でした。
峰ちゃんが亡くなった悲しさは、星組「VERDAD」での“峰先生コーナー”を観た時に散々泣いたせいか、今回は“峰ちゃんの組子たち”の皆さんがお元気そうなのが嬉しい、という気持ちの方が大きかったです。
「華麗なるファンタジア」を歌うぶんちゃんの後方で、コーラスの娘役さんたちが当時のプロローグの振り付け(花のアーチを左右に振るような仕草)を自然とし始めたのを見た時に、涙腺にジワッときましたが…
きっと皆さんも下級生時代の記憶が蘇ったんでしょうね。
最後の曲はやはり「愛の旅立ち」
この曲を歌う峰ちゃんの歌声を初めて聴いた時の衝撃は未だに忘れられません。
峰ちゃんの映像と合唱するように出演者全員で歌って終わりました。
出演者も演奏者(吉田優子先生とザ・スクラッチ)も、そして客席含めて全体がとても温かい空気に満たされたコンサートでした。
ステージ左右のセットが「Deep Sea」だったので、ちょっとだけ雑念(一昨日も昨日も来たし、明日もまた来るよ)が入りかけたのはお許しを〜😁