記事タイトル「りんご」だけだと食レポと勘違いされそうなので😅
“オリジナルミュージカル”も付けてみましたw
荻田先生の演出、屋良っち主演、岸くん出演…ということで観に行きました。無農薬りんごの栽培に挑戦した、実在のりんご農家さんのお話。
若かりし頃から年配になるまでの奮闘を、シリアスになりすぎず色んなジャンルの歌で綴っていきます。
セットはシンプルだし、メインキャラの衣装は農作業の服(野良着)がほとんど。
あとは、害虫やら害獣やら宇宙人やら(え?)が出てきて、その衣装はなんとなく手作り感ある素朴さ←たぶん、野良着とのバランス取るため。
語弊があるかもしれないけど、パッと見の印象だと学芸会風。
ただ、出演者がみんな上手い!!
芝居も歌もダンスも上手い!!
何役もこなす人もいて、それを「亡くなった父ちゃんそっくり!」とか、わざわざ言って笑いにしたり。
そういう間も上手くて、面白かったです。
自殺しようとするくだりは、ちょっと理解出来なかったんだけど。
無農薬栽培がうまくいかないからって「自分さえいなければ、生まれてこなければ、みんな幸せになれる…」ってどうしてそういう発想になるの!?
でも、村八分みたいな感じで追い詰められてたのかな…
(今、私の脳内には宝塚月組ブラック・ジャック先生が住みついてるため、このシーンでは脳内BJ先生が「バカか!命に勝るものなんて無いんだよっ!」と怒り狂ってました😅)
最初は、農薬に苦しむ妻のために始めた無農薬栽培が、りんご以外の栽培にも広がっていったり。
企業に勤めることが難しい人たちの問題解決のひとつ=就農に繋がったり。
環境汚染、温暖化などにも言及したメッセージ性の強い作品でした。
観劇後は、夫と待ち合わせて外食。
いつも美味しいPinPanさんにて。