月組「ブラック・ジャック(以下BJ )」まだ初日と翌日しか観てないのでこれから深化していくだろうけど、軽く(ネタバレしない程度に)感想。
ひとことで言うなら…
ザ!マサツカワールド!でしたw
(そういや2日目ソワレに正塚先生お見かけしました)
(席には座らず音響ブース?に消えていったよ)
(相変わらずダンディでした)
舞台は暗め、セットはシンプル。
短い台詞のやりとりで続く会話、返事は「ああ」「うん」など。
だけど、それによって人間心理が徐々に細かく変化していくのがポイント。
わかりやすい大仰なストーリー展開が好きな人や、ストレートプレイに慣れてない人には退屈かもしれない。
でも私は好きー!!(大声)
前回の感想で「地に足がついたBJ 」って書いたけど、実は初日に「言い間違えた?」「とっさのアドリブ?」と思った箇所がありました。
でも2回目に観た時も同じで、つまりは脚本通りだったわけなんですが、これ逆にすごいな…と。脚本通りかアドリブかわからない自然さ。
アイリス(うみちゃん海乃美月)が書類を落とす場面でも、拾うのはアイリスとBJ かと思いきや、通りかかった警官(空城ゆうさん)の足元まで飛んだやつは警官が拾ってBJに渡す。
その一連がまた自然でね、隅々まで芝居巧者な月組だわ。
れいこちゃん(月城かなと)の間黒男(←ブラックジャックの本名ね)は…
冷淡に見えて熱血、天才肌だけど世間に疎い、弱そうで強い、カッコよいけどちょっと抜けてて可愛い。
漫画は全部は読んでないんだけど、昔、途中まで読んだ原作のイメージに近い気がする。
れいこちゃん本人にも似てる気がするw
座るときは脚を組む→足首をプラプラ揺らす。これたぶんBJの癖なんだよねw
そういう細かなところも正塚芝居だよなーと楽しくなりました。
小道具のパソコン。
デスクトップ型、たぶんフロッピーディスク時代のやつ😅
これ、初演当時は最先端だったんだよね。今はそれがレトロに見えてしまう不思議。
そう、それくらい時は流れたわけなんだよね…なんだけど。
人間の愚かさはまったく変わらないどころか、ロシアの暴挙とか最悪なことになって…
BJ先生の言葉が胸に刺さります。
いつになったら終わるのか…
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