ドラマシティの「ブエノスアイレスの風」も無事に千秋楽まで駆け抜けたようで、今日からありちゃん(暁千星)は星組生に。

月組は次回公演「グレートギャツビー」の制作発表も終わり、また新しい未来に向かって踏み出しています。

 

というわけでまたすっかり遅れてしまったわけですが、舞浜アンフィシアター公演「Rain on Neptune」の感想を。

 

公演が発表された時には「舞浜かぁ遠いな」「れいこちゃん(月城かなと)てコンサート向きじゃないよな」「あの広い会場で客入るのかな」などと思っていましたが・・・

 

すみませー-----ん!!!!!!(スライディング土下座)

 

楽しく7日間8公演も観ちゃいました(全9日間15公演中)

客席もほぼほぼ埋まっててブレスレットライトが綺麗でした。

 

110分幕間なし、夢の国チックな雰囲気のお芝居&宝塚らしいフィナーレ。私は良いバランスだと思いました。

 

お芝居部分は場所(夢の国のお隣、円形劇場)ということを踏まえて、よく考えられていたと思います。お子様ミュージカルという声も聞こえましたが、雪組「ほんものの魔法使い」より大人っぽかったと思うんだけどな。

それよりTwitterで「ストーリーが判らなかった」という意見と「単純だった」という意見が混在しているのが興味深かったです。ちなみに私は後者なんですけど、それはクローンとか宇宙警察とかが当たり前に出てくるラノベを昔から読んでるからかもしれない。(子供の頃の愛読書は新井素子さんの「星へ行く船」シリーズ)

劇作家も舞台演出家も(宝塚の場合は両者がひとりのことが多いけど)世の中の常識を踏まえて作っているとは思うんだけど、その常識の線引きって難しいよなーと思ったりしました。


それこそ、携帯電話が普及している現在、連絡手段がほとんど無かった時代のことを当時と同じ感覚で受け止めるのは難しい(頭ではわかっていても)だろうし、その匙加減が必要になるのかなと。私たちですら感覚が変わってきているのだから、Z世代と言われている人たちはもっとでしょう。その下手すると3世代くらいの観客にわかりやすく面白く作るのは大変だ。

だからといって某植田先生の作品みたいに、何もかもセリフで説明しちゃうのも興ざめするしねぇ。

今後、私がもっと年齢を重ねていったら「意味わからないよー」ってなるのかなぁ(大苦笑)