2日目。
役者さんたちが初日より伸び伸びしてました。

夏希さんの歌も安定したし、バラ落とさなかったし。
一路さんはますますダイナミックで楽しそうだし。
あ、スギちゃんはまだ緊張してたかな。振付けあるところが特にねw
でも、おとぼけギャングいい味だしてます。キャスティングGJ!
健さん、セリフ頑張ってー!


以下はネタバレありますのでご注意ください。


初日にも感じたんですが、宝塚版の(かなり薄くなったw)記憶と比べて、作品に対する印象が違うな~とあらためて思いました。

やっぱり宝塚の娘役って可憐で優しげなんですよね。
そして男役はスマートでカッコよくて品がある。

じゃじゃ馬って言われるケイトだけど、娘役さんだとせいぜいがお転婆娘って感じで。
それが、男に虐げられると「なんで?なんでここまでされなきゃいけないの?」って不満に思ってました。

男役さんもカッコよくて。
惚れた弱味で女に振り回される男の情けなさとか、それゆえの男の可愛らしさとかが、当時の私には判らなかったんですよね。

ま、精神的にお子ちゃまだったんだろうなぁ。
当時一緒に観たなつめさんファンの母にも「そんな風に思うのね。若いわね」と笑われたな、そういや。


今回、夏希さんが演じているロイスにしても、全然イメージが変わりましたね。
ちこちゃん(梢さん)のは、可愛くておとなしい劇中劇の方が強く記憶に残っていて。
ロイスってこんな尻軽さんだったかしら?みたいな(^_^;)

ビアンカを演じてる時のいい加減さとか(舞台上なのにビルとしゃべってたりw)
えーんって泣き真似する大根役者っぷりとか。
なにより「体はあれでも心は一途よ」な恋愛観とか(^_^;)オイオイオイ

すっかり記憶が塗り替えられました(笑)

大人向けの作品なんですよね。
この年齢になって、また観ることが出来て良かったです。


越谷は首都圏ですが、会場内はしっかり地方公演の雰囲気でした。
幕間のロビーでも「マツケン以外みんな知らないわ」「この人は宝塚なの?」なんて声も聞こえてきたりして。

後ろの席のおばちゃん二人組は、お茶の間状態でした。
ずっと「あらぁ」「おや」「違うわよ」「まあまあ」と声を出しながらのご観劇……
楽しそうなのは良いのですけどね。周りは気が散りますね(^_^;)
でもフィナーレで、夏希さんソロを観ながら「まあ、きれいねぇ~」と声を上げてらしたのでオールOK!(笑)


そうそう、フィナーレが付くのは楽しくて良いですね。
ちょっと宝塚っぽくて。
夏希さんと元基くんの、本編とは違う雰囲気のデュエットも素敵です。

次に観るのは富山です。
観光も楽しみ(*^^*)