5/5 13:00 山路さん、大ちゃん
5/5 18:00 山路さん、辻本くん
5/6 14:00 山路さん、福井さん、辻本くん

山路さんはMCとしての言葉、ナレーションとしての言葉、役としての言葉、切り替えがとても上手いなぁと思いました。
辻本くんはお初でしたが、声も良かったし落ち着いた中に優しさがにじみ出ていて素敵でした。

最高のバランスだと思ったのは、山路さん&大ちゃんの回←個人の感想です。
アランさんがちょっと間違ってしまったのが惜しかったけどね。
声のバランス、芝居のバランス……キャストのバランスで観ている側の理解力も変わるし感情の動きも変わるんですよね。

自分でも理由はハッキリしないのだけど、何故かぼろぼろ涙が出たのは千秋楽。
男性陣3人の、時に淡々とした時に穏やかな声の中に、女性は夏希さんの声のみ。
ピアフの強さと弱さが浮かび上がって、胸が痛いというより、ぎゅうっと喉の奥がしぼられるような感じが込み上げました。

結局ゲネ含めて7回観たんですが、初日前に思っていた「朗読だし眠くなるかも」という心配は杞憂に終わりました。
毎回新たな感覚で、集中して観ていました。

コンサート仕様に音響板がセットされたホールに、キャストの声とアコーディオンの音色だけが響く。
拍手も最初と最後だけ。
とても贅沢な空間、贅沢な時間を過ごせました。

幸せとは何か?を考えたり
自分は自分で良いのだ、という勇気をもらえた作品でした。

夏希さん、本当にきれいだったなぁ。