アルジャーノン11回目。
大千秋楽。
矢田チャーリィの第一声から喉が!
声が割れてしまっている。
途中で咳こんでしまうこともあってハラハラ。
それでも、ブレスの位置を変えたりして歌う。
本来舞台上にいるところで2回袖には
けた(←水分補給のためだと思われる)けれど、それも芝居しながら歌いながらちゃんと計算してたわけで。
その対応力に脱帽。
喉の不調はあっても芝居心はチャーリィからぶれることなく、また役柄とも相まって、切なくも決して向上心を失わないチャーリィ像になっていました。
夏希さんのアリスはそんな矢田くんが相手のせいか「支える」感じが強くなってたかな。東京の半ばより声も低めで本来の夏希さん寄りというか。
でも革命家ではなく(笑)等身大の女として、アリスとして自然な呼吸。
2幕のフェイとの対比も鮮やかで、女として揺れる気持ちや、最後はチャーリィと一蓮托生……とでもいうような悲壮さもあり、でもそれがとても美しかったです。
席がフラット最後列で矢田チャーリィが寝転がると見えないし、カザジャーノンがしゃがむと見えないし、正直なかなか話の中に入れなかったんです。
ほぼ「矢田くんが無事に歌うのを見守り隊」の隊員になってましたw
その反動か、最後に突然涙腺がおかしなことに。
膝枕されたチャーリィがふいに起き上がってアルジャーノン(昔のチャーリィ)の手を取って入れ替わるところ。
矢田チャーリィの安堵したような笑顔を見た瞬間、ぐわーっときました。
もどるべき場所にもどれた、バラバラだった自我がひとつになれたチャーリィ。
そして、残されたアリス。
「キニアンせんせえ!」と無邪気に学校に戻ってきたチャーリィに見せる必死の笑顔。
チャーリィが「……アリス」と一瞬記憶を取り戻したときの堪えきれない涙。
そんなアリスに、こちらも涙なみだ……でした。
夏希さんの持ち味である、キッパリさっぱりではなく「しっとり」とした役。
露骨に女オンナした役(サラとか)よりも、色っぽく艶やかに見えたように思います。
ご本人にとっても私たちファンにとっても、アリス・キニアンは特別な思い入れのある役になりそうですね。
次は大人のしっとりした恋愛ものを観てみたい……なんて夢が広がりました。
大千秋楽。
矢田チャーリィの第一声から喉が!
声が割れてしまっている。
途中で咳こんでしまうこともあってハラハラ。
それでも、ブレスの位置を変えたりして歌う。
本来舞台上にいるところで2回袖には
けた(←水分補給のためだと思われる)けれど、それも芝居しながら歌いながらちゃんと計算してたわけで。
その対応力に脱帽。
喉の不調はあっても芝居心はチャーリィからぶれることなく、また役柄とも相まって、切なくも決して向上心を失わないチャーリィ像になっていました。
夏希さんのアリスはそんな矢田くんが相手のせいか「支える」感じが強くなってたかな。東京の半ばより声も低めで本来の夏希さん寄りというか。
でも革命家ではなく(笑)等身大の女として、アリスとして自然な呼吸。
2幕のフェイとの対比も鮮やかで、女として揺れる気持ちや、最後はチャーリィと一蓮托生……とでもいうような悲壮さもあり、でもそれがとても美しかったです。
席がフラット最後列で矢田チャーリィが寝転がると見えないし、カザジャーノンがしゃがむと見えないし、正直なかなか話の中に入れなかったんです。
ほぼ「矢田くんが無事に歌うのを見守り隊」の隊員になってましたw
その反動か、最後に突然涙腺がおかしなことに。
膝枕されたチャーリィがふいに起き上がってアルジャーノン(昔のチャーリィ)の手を取って入れ替わるところ。
矢田チャーリィの安堵したような笑顔を見た瞬間、ぐわーっときました。
もどるべき場所にもどれた、バラバラだった自我がひとつになれたチャーリィ。
そして、残されたアリス。
「キニアンせんせえ!」と無邪気に学校に戻ってきたチャーリィに見せる必死の笑顔。
チャーリィが「……アリス」と一瞬記憶を取り戻したときの堪えきれない涙。
そんなアリスに、こちらも涙なみだ……でした。
夏希さんの持ち味である、キッパリさっぱりではなく「しっとり」とした役。
露骨に女オンナした役(サラとか)よりも、色っぽく艶やかに見えたように思います。
ご本人にとっても私たちファンにとっても、アリス・キニアンは特別な思い入れのある役になりそうですね。
次は大人のしっとりした恋愛ものを観てみたい……なんて夢が広がりました。