2週間も経って忘れかけていますが覚書き。

ロミオ&ジュリエット
1/28(土)12:30公演、2/4(土)12:30公演
ティボルトとマーキューシオ以外はWキャスト両方観ることが出来ました。

キャスト(1/28、2/4の順)
ロミオ:古川、大野
ジュリエット:生田、木下
ベンヴォーリオ:矢崎、馬場
マーキューシオ:小野、小野
ティボルト:渡辺、渡辺
死:宮尾、大貫

古川さん木下さんはクラシカルな感じで、大野さん生田さんは現代的な感じ。
個人的な感想ですがそんなイメージを受けました。
なので2回ともクラシカル×現代的の組み合わせで観たわけですが、それぞれバランスは良かったような気がします。
古川ロミオの大汗がすごかった……滝のよう(笑)
生田さんも木下さんも可愛かったし歌も上手かったしこれからが楽しみ。
次に観るのは生田コゼットかな。

ベンヴォーリオは本当に難しい役だと思う。
矢崎さんは始めて拝見した(たぶん)役者さんだったのですが、ナチュラルでファジーな芝居が好みでした。
ティボルトは最初から大ちゃん目当てでしたので2回とも満足。
最初に観たころ(客家か?)は線が細かったのに、すっかり男くさくなって……胸筋ウハウハ←そこかい(笑)

死はふたりとも全然違っていて面白かった。
宮尾さんはねっとり爬虫類系でヒヤリとした有機物な感じ。するりと現れてロミオにまとわりつく。
大貫くんは凝(こご)った悪意って感じで黒光りする鉱物のイメージ。影のように隣に佇んでいる。
共通するのはどちらもすごい存在感。

大人組ががっちりと周りを固めていて、どの人も見事なプロフェッショナルのお仕事。
岸くんの歌の後に拍手入れられないのが残念だったわ(ロミオが悶え苦しんでるからねぇ)

岡さん、阿部さん、岸くんが並ぶと「ジャベール!」って思うし、岡、坂本、岸だと「アンジョルラス!」って思うのはもうお約束w
女性陣ではタータンもビア姉ももちろん素敵だったけど、そんちゃんが思った以上に良かったなぁ。
ジュリエットママより地味な役だけど(っていうかジュリママの過去の秘密ってそんなのあったの?ヅカ版しか観てないからびっくりだったわよ)すごく印象に残るロミオママでした。

ダンサーズの中では翼くんにロックオン!筋肉ウハウハ←またそこかい(笑)
色気だだもれキャピュレットダンサーも良かったですが「綺麗は汚い」のところで街の青年しているのもなかなか可愛かったです。

私は主に大人組&ダンサーが目当ての観劇だったわけですが(笑)
客席には古川さんや生田さんたちのファンと思われる若い人たちも多かったです。
現代戦争の映像から始まり、デニムの衣装にスマホやらなんやら現代版なロミジュリ。
きなくさい最近の世界情勢。
今もどこかで起こっているであろう悲劇。
ロマンチックな愛の物語……だけじゃないものを感じて欲しいという作り手の意思が、若い観客に届いていますように。