東京公演2日目。
ちょっとお疲れ気味なご様子でした。

BAD GIRLSの中では夏希さんが一番ハードな出番&振付ですものね。
大阪公演の前後には取締役としてのお仕事やCHICAGOの通しもあったし……本当に大変なスケジュール。
何事にも手を抜かない人だけに、無理してケガだけはしないで欲しいと願っています。


この回は日本人キャスト5名によるアフタートークがありました。
上手側から大貫くん、薫さん、わたさん、夏希さん、キタさん。
ヅカ式の並び順じゃなくてちょっと違和感(←ヅカファンだけ?笑)

特に司会はいなくて、スペイン稽古の思い出をフリートークで……ってことでしたが、こういう説明をするのは夏希さんで、自然と司会っぽくなっていました。

スペインの稽古スタジオは住宅街のなか。
中心の駅(マドリッドっていう駅は無いんですよ、と説明する夏希さん。うん、中心駅=アトーチャ駅のことですね)の近くではない。
メトロで20分くらい離れたところにある。
「東京で言うと荻窪みたいな感じ」と説明する大貫くん。
「わかりにくっ!」とツッコミいれるキタさん。

そのせいか治安は良かったし、道ですれ違う人も温かい。
いきつけのBAR(バル)も出来て、店主のMarianoおじいちゃんと仲良くなったらしい。
朝、稽古場に行くときにもわざわざ立ち寄っていたらしいキタさん(笑)
ちなみにMarianoさんは英語もわからない、スペイン語のみ。
日本人キャストはスペイン語が全然わからない。
それでも仲良くなって、スペインを発つときは泣いちゃう大貫くん、わたさん。(あれ?夏希さんは?←)

そこのBARのパスタがめっちゃ気に入ってそればかり食べてたというキタさん。
それを聞きながら「次にMadrid行くときは絶対に食べに行こう」と思う私(笑)


お世話になってるスペインキャストの皆さんのお話。
メンズのなかでもホセピ(演出のバリオスさんも同名のJoseなので、キャストの彼は「ピ」を付けて呼ばれているらしい)は背が高い。
「あの笑顔がね」とメロメロな夏希さん←初めて見たような照れたお顔でした(*^^*)

そして日本チーム女性陣が頼り切っているMonica嬢。
ある日、スタジオにMonicaがいないことがあった。
夏希さんいわく「ほかの仕事だったか車がパンクしたか」で(それ理由として全然違うよ!とツッコミ入れたのは大貫くんかな)稽古に遅れたらしい。
その時の夏希さんたちの動揺はハンパ無かったらしい。
夏希さん「モニカいないのっ!?」←超高い声

最後にバリオス氏。
すごいスピードで振付をしていく。最初の2週間で振付完了だったそうだ。
毎日1時から8時までみっちり稽古。
開始1分でも遅れたら「NO!」
(私の知っているスペイン人はみんなルーズだったよ~バリオスさん珍しいスペイン人だな)
そのスピードに毎日へとへとになるキャスト。
でもスペインは夜10時くらいまでは明るいので、スタジオから出るとその明るさに元気になる大貫くん(笑)
(スペインは白夜じゃないんですが、夏時間のせいで日本とかなり感覚ずれてます)


1週間に1日のお休みは、ダンサーチームとヅカOGチームで完全に行動パターンが分かれた。
ダンサーチームは近郊のトレドに日帰り旅行に行ったりしてたのに対し、OGチームは……
キタさん「うちら、ソルがやっとでしたよね」
夏希さん「あと……マッサージ?(笑)」
(トレド:スペインの古都、マドリから特急で30分くらいです)
(ソル:プエルタ・デル・ソル、マドリッドの繁華街の中心地)


いよいよスタジオを去って日本へ、という時。
舞台で使用する小道具類はその多くをスペインで調達したため(日本には入手しづらいから)、それらを荷作りしなくてはいけない。
マントン(大きなショール)、バストン(ステッキ)、アバニコ(扇子)などなど。
てっきり、それぞれが自分のものを荷造りしたのかと思ったのですが……

わたさん「ちかちゃんがね、ものすごくきっちり。よくここまでキチーッと入れたわねって……」
大貫くん「こうやって、リノリウムの床の上でギューーーーッて」←床に正座してマントンをくるくる丸めている夏希さんの様子を再現

どうやら夏希さんが荷作り担当になっていたようです。
なんか、わかる気がする(笑)
その間、ほかの人たちは床に貼った目印のテープを引き剥がしたり、大貫くんいわく「力仕事担当だった」らしいです。

そんなキャストの皆さんの性格もわかる楽しいトークでした。


さて、今日はヅカOG三人のトーク。
楽しみです。