Twitterではスマスマ運動会でのOGジェンヌの活躍で盛り上がったりしてますが、私の脳内はずっとサンタ・エビータ。
タンゴのメロディや夏希さんの表情が離れません。

正直、公演が始まる前は「朗読劇」ということでそれほど大きな期待はしていませんでした。
でも良い意味で裏切られました。

それは脚本演出の良さ、バンドネオンの生演奏に今井さんの美声など、総合的なレベルが高かったことがあります。

が、やはり私にとっては夏希さんの「計り知れなさ」が大きかったです。
いつもいつも予測を超えたものを見せてくださる。

なんなんでしょうねー?あの御方は(笑)

美しさや格好良さにも様々な色合いがあるのだなぁと気付かされました。
男勝りにも色々な種類があるのだなぁと思わされました。

そして女性としての可愛らしさや色気にも、新たな表現を見せてくれた夏希さん。
10代の娘の色気、20代の、30代の……同じ衣装でも大人になっていくのがわかる。
しかもちゃんと外国人なの!(笑)

狭い劇場の、出演者と客が一体となりピンと張りつめた空気も良かったなぁ。
それでいて、演説シーンではplaza de mayoに詰めかけた大勢の民衆の息づかいが満ちているような広さを感じました。

またあの魂に会えると信じています。