夏希さんはもうタンゴに突入のようですし(Twitterアカウント@ArgentangoUATで写真などが見られますよ♪)そろそろ前を向かねば…ってことで蜃気楼から浮上中。
私も久しぶりにタンゴのレッスン行こうかなぁ?(サボりすぎたのでまた1からになりそうだけど^^;)

コンサートの最後のパートは「ミュージカルメドレー」でした。
最近のミュージカルではなく往年の作品からの選曲(ひとつ前の記事参照)
私がこれらの曲を覚えたのって85年のTMP音楽祭なんですよねぇ。チーク・トゥ・チークはネッシーさんが歌ってるので初めて聞いたし(ザ・レビュー3)ニューヨーク・ニューヨークは90年のTMP音楽祭でなつめさんとシギちゃんが踊ってましたっけ。
自分の音楽知識のベースが宝塚で出来ているのがよくわかります(笑)

夏希さんの衣装は黒燕尾でしたが、ウェストコート(チョッキ)が縦ストライプになっていてちょっと可愛らしい感じ。
相変わらず着こなしはバッチリ、手足が長くてスタイルいいしシルクハットやステッキの扱いも手慣れたものだけど、やっぱりどこか可愛らしくてもう「男役」の香りは全然感じませんでした。

「雨に歌えば」で佐藤さんと恋人っぽいダンスしたり、栄徳さんといい感じになったりするシーンも(もうちょっと顔ぎりぎりくっつけばいいのに、さっさと逃げちゃうところがフフフ)すっかり女の子の雰囲気だったし。
「男役の正装」を着ていても女の子になっていたんですよね。それも観ている時は全然違和感無くて、あとから「そう言えば女の子だったなぁ~」って思うくらい自然に。
冒頭のシュバリエ・デオンで「男でも女の子でもどう見られても構わない」という歌詞に衝撃を受けましたけど、もうホントそんなこと関係なく自然体で舞台上にいる夏希さんが素敵でした。

最後はACTシアターということで思い出の公演「カラマーゾフの兄弟」から「青春の終わりに」を歌ってくれたんですが、前にも書きましたが初日は「懐かしさ」にうるっと来たんですが、2日目は「舞台人でいることを続けてくれてありがとう」って気持ちで泣けました。
こうして自然体でいられるようになるまで悩んだり苦しんだりしたんだろうなぁ~というのは、インタビュー記事などでも読みましたし、この4年間の舞台を観ていても感じていたし。
その苦悩の末に、こうしてキラキラした姿を見せてもらえることが嬉しくってファンとして誇らしくって仕方無かったです。

アンコール曲の「One Family」はディナーショーでも歌ってらっしゃいましたが、メッセージ性の強い歌詞で難しいと思います。舞台全体がひとつの気持ちにまとまっていないと浮いちゃうし。
でもだからこそ、ひとつになったときは訴える力がある。よい曲ですよね。楽は歌詞間違えてたけどね(笑)
歌詞間違いと言えば「La Vida」は3公演中2回間違えてらっしゃったっけ……ファンはサヨナラ公演を何十回も観たから覚えてるんだぞー!みたいな?
ま、それもライブの醍醐味です(そうなの?笑)

何度目かのカーテンコールの後、もう出てきてくれないかなぁ?って感じになりながらも止まない拍手に、しばらくしてタタタッと出てきてくれた夏希さん。
「わぁ、もっと少ないと思ってたのにほとんどの人が残ってくれてるー!」とすっごく驚いてました。

かっわいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

ああ、もう可愛いわ、夏希さん!
メロメロですわ。

荻田先生、ありがとうございました。
共演者の皆様、ゲストの皆様、ミュージシャンの皆様、ありがとうございました。
本当に楽しい2日間でした。
再演求む!!