さっさとレポしないと忘れるよ~!と思いながら公演から1週間以上が経ってしまいました。



はい、ほとんど忘れてます←



なので当日の自分のTweetをもとに書き起こすか、と思ったら遡れなくなってる(--;

仕方ないのでうろ覚えの記憶から・・・





15日のスペシャルゲストはタンゴおじさんこと、平澤智さん。

(若者4人には、単に「おじさん」だの「お父さん」だのと呼ばれていたらしい^^;)

(夏希さんには「さとちゃん」だの、最終的には「さとし!」と呼ばれてました)



若者たち4人のダンスが終わった後、スカートで出てきた夏希さん。

このスカートすっごく似合ってた!

客席の反応にチラッとすそを翻してみたりして、ご本人もなかなかご満悦の様子。



先輩女優さんとして、若者たちの才能をべた褒めしまくり。

さらに、新米演出家さんとして、スタッフさんに助けられたことを感謝しまくり。



だんだん客席が(袖も?)焦れてきたことを察した時点で、仕方がないなぁという風情で←ひどい



夏「はい、じゃあね、本日のスペシャルゲスト・・・」

客席(笑)

夏「なんでこれ言うだけで笑うの?(笑)」

客席(爆)

夏「えー、本日のゲスト、平澤智さんです」



タンゴおじさん登場!

今回は椅子を2脚持っていました。

もちろん例の音楽に合わせてぐるぐる回るのはお約束。

(夜公演では1脚を放り出して、2011年オリジナル通り1脚で回っててた←)



客席大拍手!

その反応に夏希さん大笑い。





2脚の椅子を背中合わせにセッティングした後、パントマイムで何かを訴える平澤さん。



夏「え?なに?マイクが無いの?」

平(マイム:うん、両手に椅子持ってたからさ。袖に行ってマイク取ってきてもいい?)

夏「しゃべりたいの?別にいらないんじゃない?」←ひどい

平(マイム:しゃべりたい!)

夏「そ、じゃ取ってきていいよ」←ぞんざい



片膝ついて感謝の意を表すと、袖にマイクを取りに行く平澤さん。

マイクを手に戻ってくるなり



平「いえーーーーーーーい!タンゴおじさんでーーーーーす!」

客「いええええええーーーーい!」



夏希さん、崩れ落ちて爆笑。



平澤さんいわく、1年間この日を楽しみに過ごしているそうです(リップサービスでも嬉しい!)

演出や振付など色々な仕事をしている平澤さんですが、一番好きなのは「ここでしょ。のびのびしてるでしょ?」

夏希さんもタンゴおじさんとの時が一番リラックスしているよね(^^)





たまには真面目な話でもする?いつもくだらないことしか喋ってないよね、と話すおふたりですが。

結局は、今回のお稽古中の「おっちょこチカちゃん」エピソードを暴露する平澤さん。



平「この人ね、またやったの」

夏「え?」

平「俺が若者たちの振り付けしてるとき、自分は出て無いくせに何を考えたのか近づいてきたんだよ」

夏「あー(笑)」

平「そしたら、男子にむこうずねを蹴られてさ。すっげー腫れたの!」

夏「そうそう」

平「またか?また折ったのか!?って。病院行けって」

夏「でも、ただのタンコブだったんだよね(笑)」



いや、夏希さん、笑ってないで気を付けてください。

ファンは肝を冷やします。



夏「でもさ、今回あまり知らないでしょ」

平「え?」

夏「平澤さんお稽古場にいなかったから」



前回までは総合演出でずっと稽古場にいた平澤さんでしたが、今回は振付とゲスト出演だけなのであまりいなかったようです。

すると、平澤さんがいない間にやらかした「おっちょこチカちゃん」っぷりを自分で暴露する夏希さん。

暗い袖でバーンと壁にぶつかったり、すべって転んだりしていたらしい。

夏「でも周りに誰もいないもんだから、つっこんでくれる人もいなくてさー」

いや、夏希さん、そんな得意げに自慢しないで(^^;





平澤さんの振付と言えば、ショー後半に夏希さんが男役っぽく踊るところもそうだったのですが。

その時に持っていた小道具のステッキとダービー帽。



平「俺さ、昨日観ていてわかったんだよ。お前、いいダービー帽を買っただろ?」

夏「ん?」

平「稽古場で俺の私物を貸してた時は、シャーって投げてたのに、昨日観たらフワって投げてた」

夏「いや、あれは(笑)」

平「うさぎ(の毛)だろ」



夏希さんとしてはステッキをシャーって投げるので、変化を付けるために帽子はフワッと投げた・・・そうなのですが、平澤さんは「裏地は赤だしさ、かっこいい帽子だよなー」とスネてました(笑)

ちなみに今回あつらえた上等のダービー帽は、夏希さんいわく「一生使う」そうですよ。

また、あんな洒落たダンスが観られるかな、楽しみ♪





そんな夫婦漫才みたいなお喋りをした後・・・



夏「じゃ、そろそろ」

平「やる?」

夏「やります?」

平「やめる?」

夏「いや、やりましょうよ、せっかく練習したし」

平「そうだな」



と、手にしていたマイクを舞台に置くと、お互いにがっしり握手←アスリートか(笑)



『Jalousie dub』

いわゆる「ジェラシー」をアレンジした曲でのタンゴ。



綺麗でした。



うん、綺麗・・・なんだけどねぇ。

去年、一昨年に比べてエロティシズムは減ったかな~と正直思いました。

スポーティなタンゴだったなぁ(^^;



でもスカートの下にスパッツ履いてないからプラスマイナスゼロ(←なにその計算/笑)

おかげで白い太ももをばっちり拝めましたよ(←だからなにその視点/笑)



ひとつの椅子にふたりが背中合わせで座ったポーズでタンゴ終了。

しばらく背中越しにせめぎあい。

イチャイチャ・・・ではなく、どっちがマイクを取りに行くかで押しつけ合っていました(^^;



結局2回ともマイクを取りに行ったのはタンゴおじさん(笑)



さらに、立ちあがった夏希さんを見て、後ろ向きだった椅子を正面に戻すと

平「まぁ、姫は座って」



姫!?



姫!!



今、姫って言ったーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



それに対して夏希さんは普通に「はい」と座ってました。

え・・・と、言われ慣れてるの・・・か?



タンゴ自体よりも、ここで私は萌え死にました(笑)





マイクを持って夫婦漫才再び。

去年までより長いナンバーだったので、多少息があがっているご様子のおふたり。



平「長いね、今回は」

夏「うん」



平澤さんいわく「知ってる?これって夫婦のタンゴなんだよ」とのこと。

始めはふたつの椅子で背中合わせに座っている男女(他人同士)が一緒に踊リ始め、途中でまた離れたり傾いたり、でも最後はひとつの椅子に座って終わる。



どうだ!いいだろ!な顔をしている平澤さんでしたが



夏「えー?でも最後の椅子に座るのって、私が一緒に座れば?って言ったからそうなったんじゃん」

平「そ、そうだけどさ」

夏「・・・・・・」

平「うん、ごめん。今さっき袖で考えた」



姫、容赦ない(^^;



さらにソワレでは



平「さっきの回で言ってたの覚えてて踊った?」

夏「なに?」

平「ほら、夫婦のタンゴなんだよってやつ」

夏「あー・・・・・・忘れてた!(笑)」



姫、バッサリ。

平澤さん撃沈。

(面白すぎるわ、このふたり)



ラストポーズを含め、今回のタンゴは夏希さんも案を出してふたりで作ったような感じだったそうです。

夏希さんが「私こんなのやりたいんだよねー」と本格的なタンゴダンサーの映像を持ってきては、平澤さんが「無理だってば!」と却下しつつ、ふたりで振り付けたらしい(笑)



平「でもタンゴってさ、追求すればするほど地味なんだよ」

夏「うん、そうなの(苦笑)」

平「いや、本当に凄い人たちはまた違うんだけど」

夏「うん・・・」



ま、確かにね。

でも、ふたりのタンゴセッションは今後も続けて行って欲しいなぁと思います。

年に1度はタンゴおじさんに会いたいし(笑)





他にも色々おしゃべりしてたんですが・・・本当に会話が途切れない夏希さん。



平「なんか今回さ、よく喋ってるよね?」

夏「え?あたし?そう!喋ってるよね、私、そうなの!」



ご本人の分析によると・・・

宝塚時代は、下級生の頃はともかくトップともなればまぁほとんどの観客が自分を知っている状態。

(いや、もちろん知らない方もいるんですけどね~と途中で訂正するあたりが夏希さん)

だから、自分が何を求められているかも判っていたし、どうしたらお客さんに喜んで貰えるかも判っていたから自信を持ってバンバン喋ることが出来た。

でも、外の世界だと自分のこと知らない観客ががほとんど。

(あ、もちろん私のファンも多く観に来てくださいますけど~と途中で付け加えるあたりが夏希さん/笑)

そうなると、何を喋ったらいいのか判らなくて、つい心を閉じてしまっていたらしい。



平「ドアを締めちゃってた?」

夏「うん、そうですね」

平「でも、これからは開けていくんだ?」

夏「そう」

平「どんどん扉を開けていくぞーって。そういうショーなんだろ?Beyond the Door」

夏「そう・・・って、どうして解説しちゃうのぉ?ショーは説明しないのがイイのにぃー」



夏希さん、ぶーうと膨れる。



平「あー?へー?演出になったからってぇ。そんなこと言うんだー?」

夏「もうっ」



ぶーぶー言ってる夏希さん可愛いかった。





あと、こんな会話もあったかと。



夏「平澤さんが私のこと、下級生のとき最初に認識したのっていつ?」

平「ステラマリス」

夏「ちょ、それ下級生じゃないじゃん。二番手か三番手の時だよ」

平「あーあれ、中日劇場。誰かの代わりのやった・・・」

夏「ロマンス・ド・パリ、貴城けいさんの役をね。でも、それって」

平「すごい昔だなぁ」

夏「えー?私、最近だって言おうとしたのにっ」



どうやらもっと昔から覚えてて欲しかったらしく、ご不満な様子の姫。

可愛い可愛い(^^)





夏希さんからの質問で「平澤さんが宝塚でやりたい夢は?」というのもありましたね。

なにかあるみたいなんだけど、平澤さんは「言わないよ」って答えてました。

なんだろー?気になるー?

振付だけじゃなくてショーの演出とかかなぁ?





夏「結局、今回も真面目な話はしませんでしたね」

平「だなー」

夏「(客席に)私たちがふたりで真面目な話したのって2回くらいしかないの(笑)」


(なになに?どんな話?)



平「・・・・・・・・・・・照れる」



そのまま椅子2脚引きずって袖に引っ込んでしまう平澤さん。



おーい、どんな話したんですかー?

気になるやーん。









あーやっぱりタンゴおじさん楽しい!

これからも姫のことをよろしくお願いします。