ショーの後半はちょっとコミカルな感じで始まりました。
『K-clowm』
このKは耕平のKかな?
クラウン(ピエロ)のような耕ちゃんのソロダンス&パントマイム。
ダービー帽とステッキでチャップリンみたいな感じにも。振り付けも耕ちゃん自身です。
使われていた曲が映画「図書館戦争」の中の曲で、最近この映画に夢中な水友さんたちが盛り上がってました(笑)
クラウン耕ちゃんが下手でポーズ。その手が示した先には・・・
開かれたドアの前にカッコよいシルエット!
『Cool』とタイトルが付いたこのシーンは、耕ちゃんから受け取ったダービー帽とステッキを手にした夏希さんが「懐かしい扉開けて・・・酔わせてあげる」とタカラヅカっぽく歌い踊ります。
黒のサテン地のタキシード。でもパンツは細くて裾が短く、靴もTストラップのヒールでLady仕様なのが色っぽい。
夏希さんがダービー帽とステッキを投げ捨てると、上手からコツコツと靴音を響かせて黒スーツ&ソフト帽のICHIくんが現れます。
片手にはもうひとつソフト帽。
それを夏希さんが受け取ると、元・男役ふたりのダンスセッション!
チョーーーーーーーかっこいい!
ふたりが同じ振付を踊る時もヅカのように揃えることはせず、各自の個性を戦わせてるのがまた素敵でした。
『Sharp』というタイトルの付いたこのシーンは、さらにメンズふたりも加わって続きます。
ICHIくんが途中で上手に引いてからは、夏希さん&メンズ二人のダンスバトル(←バトルなのか?笑)
以前にGuysコンでBugsのおふたりと踊ったときもそうでしたが、メンズと並んでもまったく引けを取らないのが凄いよねぇ(しかも年齢ひとまわり違・・・ゲホゲホ^^;)
踊って踊って踊って・・・三人ともが倒れこんだところで暗転。
鳥の声が聞こえてきます。
続いてピピピ・・・という電子音。
ん?目覚まし時計?
手前に倒れこんだままのメンズがごそっと動くものの起きる気配は無い。
すると目覚まし時計くん、パワーアップ!
「じぇじぇじぇ、起きて。じぇじぇじぇ、起きないと倍返しだ!」
時事ネタきたーーーーーーーーーー!(笑)
奥のセンターに寝転んでいる夏希さんが手を伸ばしてバシっと目覚ましを止め・・・るものの、そのまま二度寝(^^;
耕ちゃんが起き上がってハッとするとこから歌がスタート。
曲名は「Clockwork Creep」、シーンのタイトルは『Laugh』
「またやっちゃった、大寝坊。打ち合わせがある日に限ってー♪」という歌詞。
このショーのお稽古中に夏希さんが本当にやらかしてたみたいですけど、その事件後にこのシーン創ったのかしら?(笑)
三井さんに引っ叩かれてようやく起きる夏希さんですが、ボヤーーーッとして覚醒しません←たまに入待ちで見てた感じ?(爆)
ようやく時計を確かめて覚醒する夏希さん。
夏「クールに見えて実はドジ。そして落ち込むのぉ」←アニメ声
耕「だから彼氏いない~(笑)」
夏「余計なお世話!(殴)」
などなど、夏希さんの素顔紹介ソング!?
「打ち合わせに何着ていこう?」と悩んで、燕尾服やタキシード、果ては宮廷服(ZORROのピンクちゃんぽい)を着せられる夏希さん。
さらにトート閣下降臨(客席拍手)やらツァイテルちゃん再び(耕ちゃんも一緒に村娘ダンス)までもを取り混ぜながら、メンズふたり(←お手伝いさん設定)に助けられて何とか打ち合わせにお出かけする夏希さん・・・というところで終了。
「いってらっしゃーい!」
ドアの向こうへお出かけした夏希さんを見送ったメンズ。
床に散らかし放題の洋服を見て、うんざりしながら 「「んもう、チカちゃーん」」 ←チカちゃん呼び!(爆)
「毎朝これだよ」「片づけるの俺たちなんだよ」とぶつぶつ文句を言いながら片付けるおふたり。
耕「あのひともさ、もういい年なんだからさ」
三「そうだよ、人に片付けとかさせないで欲しいよな」
耕「ほんとほんと」
三「それにさ、ああ見えてドジなんだよね」
耕「あと・・・おっちょこちょい」
三「そう!おっちょこちょい!」
耕&三「「おっちょこちょい、おっちょこチカちゃん!」」
おっちょこチカちゃん!
耕「まぁ、そんなとこもね」
三「うん」
耕&三「「可愛いんだけどねっ」」
うんうん、可愛いよねっ(^^)
客席から拍手が沸いたところで、上手から本当に可愛い女の子たちふたり(Notチカちゃん^^;)が登場します。
粉かけるメンズたちをあしらって歌いだすICHIくんと志乃ちゃん。
白いワンピにショートジャケット。膝丈の落下傘スカートがすっごく可愛い!
シーンタイトルは『Cute』
あしらわれたメンズが引き下がったところでセンターのドアが階段ごと180度ぐるりと回転し、その向こうから夏希さん再登場!
Girlsと同じ落下傘スカートを期待・・・したけれど、残念ながらパンツスタイルです(笑)
シルバースパンのインナーに白のノースリーブシャツ、黒のパンツ、シルバーのヒール(靴底は赤)。
曲は「Candyman」
ドアの模様もゴシック調からチェス盤のような白黒に変わって、女子3人のキュートでポップな場面でした。
『Grammar』
再び夏希さんがドアの向こうへ消えて、Girlsがジャケットを脱いでドレッシーに変身したところでメンズ再登場(←グラサンして気障な感じ)
曲は「Cinema Italiano」
歌の途中から夏希さんの歌声が加わり、ドアが開くとシルバースパンのタイトワンピを着たゴージャスなLadyが!(←ご本人いわく人間ミラーボール^^;)
ウェストに赤いベルト、スカートは膝丈で裾はフリンジ、左側にスリットが少し入っていました。
3年経ってようやく脚を出したーーーー!!
うおおーっと沸く客席に、後方で観てたタンゴおじさんがウケてたらしいです←友人からの情報(笑)
メンズにエスコートされながら挑発的に歌う夏希さん。
5人でカッコ良く大人っぽく決めたところで、暗転。
ここでまた雰囲気がガラリと変わります。
『記憶の回帰』
夏希さん以外の4人が舞台に残って、ドアのセットを動かしながらの歌(耕ちゃん)とダンス(三井さん)。
ショーの前半を彷彿とさせるような幻想的な場面。
けれど幕開きのようなダークさは無く、下手奥からドアを開けて、階段を一歩ずつ降りて現れた夏希さんは古代ギリシャの女神様のよう。
胸元からふわっとしたビスチェ風のブラウスに、たっぷりドレープのあるパンツ(一見するとロングスカート)腰には金色の太い飾り。
清くて、白くて、厳か・・・
『志想』 『軌跡』
ひとり、舞台で歌い踊る夏希さんは、やっぱり品格があって美しい。
照明がまた素敵で、ブルーの筋が何重にも重なって斜めに差し込むのが、中世のカテドラルのような、悠久の宇宙のような・・・果てしない広がりを感じさせるシーンでした。
優雅に踊り終わった夏希さんがステージを去ると、入れ替わりに跳ねるように飛び出してくる若者たち。
三井さんのジャンプ力が半端ない!
4人とも白のふわっとした衣装でとても爽やか。
ベルトだけをチェンジして出てきた夏希さんも加わって『To the next stage』
アップテンポに歌い踊り、最後はドライアイスが噴き上がる元気で派手なエンディングとなりました。
ここでSHOWはおしまい。
続けて「トーク&ライブ」でーす(^^)