雪組の全国ツアー公演。
猛暑の中を千葉・市川まで行ってきました。
せっかく和物のお芝居だし、和服着て行けたらなぁと思ってたけどあまりの暑さに挫折しました(^^;
入り待ち出待ちのファンの方も大変でしょうねぇ、お気をつけて(←過去は忘れてすっかり他人事のよう/笑)


「若き日の唄は忘れじ」

シメさんの初演も、えりあゆお披露目の中日も観ていないので、完全に初見のお芝居でした。

良い作品ですねぇ。
20年近く前の作品だけど曲が洋楽っぽいせいか古く感じないし、判りやすくて全ツ向きだと思う。
自由で希望に溢れていた子供時代と、ままならぬ中でも生きていくしかない大人の現実と。
現代ではここまで抑圧されることは無いだろうけど、誰でも多かれ少なかれ共感できる部分があると思います。
なにより、えりあゆトップコンビの柄にすっごく合ってるのがイイ!

それにしても、現代日本に生きてて良かったな。
「二都物語」観たときも思ったんですが、昔の女性って本当に自由が無かったんだなぁ、とあらためて思いました。
好きな人がいて、その人と想い合ってても言えないんですよ?
身分の高い男に言われたら、拒否も出来ずに身をまかせるしか無いんですよ?
耐えきれずに吐き出した想いですら、次の瞬間にはもうぐっと堪えて・・・

泣きましたよぉ~
先日の朗読劇でまったく泣けずに「私の心は凍ってるのか?鬼か?」と不安だったのですが、ボロボロ泣いてしまいました。
(やっぱり作品によるみたいだわ。良かった、まだ鬼じゃなかった←)

そんな切ない作品の中で、救いは「変わらぬ友情」ですね。
ともみんも咲ちゃんも生き生きしていてすっごく良かったな。

はっちさんは勿論しっかり締めてくれましたが、にわにわ、まつださんの安定感に加え、きんぐ、がおちゃんがすっかり大きくなって・・・うるうる(涙←母の気分^^;)

若手では、あんりちゃんが可愛かったー!
(つい娘役に目がいく今日この頃←贔屓が女子化したから)
咲あんりコンビ連れて帰りたかったーーーーーー!

そして、えりたんとあゆっち・・・素敵でした!!
若々しく可愛いのも、大人っぽく切ないのも絵になるふたりです。
本公演ではまだ「ザ・トップコンビ」な作品がありませんが、このふたりに似合うオリジナル作品が観られる日を期待したいです。

期待してますよっ!演出家の皆さまっ!!