空ちゃんに会える最後の舞台です。
大千秋楽、客席もピリッとした空気が漂います。
芸術文化センターは観やすいよ…と聞いていたのですが、5列目まではフラットなんですね。
センターブロック3列目でしたが、前列の方の頭で見切れるところがありましたorz
でも、私の日頃の行いが良かった…いや、私の空ちゃんに対するLOVE(←執着?)に神様も気を使ってくださったのか(^^;
観たいシーンはスコンと視界も開けて、素晴らしい芝居を堪能することが出来ました。
姫をはじめ、出演者の皆さん全員が大熱演!
お兄ちゃんのお口からも、ミンさんのお口からも水滴が飛びまくっていました(^^;←宝塚ってこういうこと無いよね
姫は一か所だけ台詞を噛んじゃってましたが(珍しい)
シュアンに蹴りつける籠も、お兄ちゃんやシュアン、ミンたちと戯れる(←戯れにしてはちょっと暴力的だけど^^;)シーンの鋤の扱いも完ぺき。
そして、ご本人が一番成功したかったであろう、空ちゃんが燭龍に力を託されるシーン(リボンの舞い)も完ぺき!!でした。
脚本的にはツッコミどころも多い作品だけれど、本当に実力者揃いなので技術的にイライラさせられることはゼロ。
ただもう“おのれにしか判らぬ価値”を守るために奮闘する人々の姿に引きこまれ、最後は涙々でした。
カーテンコールは東京千秋楽と同じく全員ひとりずつ挨拶。
東京アクロバットチームの代わりに出演していた4名は淡路島ここから村の方々。
「フェリーで来ました。今日帰ります」
ここでね、自分の名前を名乗らない謙虚な淡路チームに、姫が「ちゃんと○○って名乗らないと」って言ったんですよ。
当たり前のことかもしれないけど、ちゃんと端の人まで名前を覚えているんだなぁって姫らしいなぁって思いました。
(そしてせっかく名乗って頂いたのに私は覚えて無いというね^^;申し訳ない)
「淡路島にも客家人がいるとかいないとか?遊びに来てください」との言葉に、夏の楽しかった思い出が蘇りました。うん、また淡路島行きたいなぁ。
モンゴル兵としてナイフのジャグリングを披露されていた方(これまた名前が…すみません)
「次回もジャグリングで出演することを今ぼくが決めました!」
売り込み素敵!実現するといいですね。今度はナイフの代わりに何を使うんでしょ?
ダンサー千田くんは「また裸でお会いしましょう!」って、いやそれだけが売りじゃないでしょうに(笑)
千田くんが姫をリフトするのを毎回楽しみにしていました。ふわーっとして綺麗だったぁ~
チュン役の上口くん
「今日も鶏の鳴き声を稽古していたら謝先生から『そんなんしてたらニワトリの役しか来ぇへんで』と言われましたが、これは収穫です。後生大切にします!(←空ちゃんの台詞もじった/笑) またニワトリ役でお会いしましょう!(←千田くんの挨拶もじった/笑)」
サイ役の吉田さん
「東京公演でも同じことを言いましたが、やはりこれで…“演劇はすべてにいい薬です”」
名言ですね!!
本当に演劇ってすごいと思います。考えて楽しんで笑って泣いて、明日を生きる力を貰えますよね。
アントン役の小林さんはリハーサル中に怪我をしたことに触れ、悔しかったけれども舞台に立てて千秋楽を迎えられたことに感謝の言葉を。
赤鼻で豪快なアントンさん、今度は姫のディナーショーでまったく違った粋なお姿を観られそうで楽しみです。
そうそう、この小林さんの挨拶が少々長めだったんですが(感極まっちゃったんでしょう、つかえつかえ話されていました)
その話の最中に王さんの拍手が響き、まるで「話長いよ~もうおしまい!」な合図に聞こえてしまいました。
(王さんは、どの方の挨拶もすべてニコニコと拍手をしながら聞いてらっしゃったので、変な意図は無かったのですがね)
そしたら、さらに続く小林さんの挨拶のなか、天兄ちゃんてばワザとパンパン手を叩くイタズラを←お茶目さんv
隣の妹が「もうっ!お兄ちゃんてば(*`▽´)ノ!!!」と嬉しそうにツッコミいれてました(仲良し)
ルオウ役の渡辺くん
「このような舞台に立つ機会を与えて頂けたこと、感無量です」と優等生なご挨拶でした。
彼はメインキャストの中では唯一初見の役者さんだったので、また全然イメージの違う役で観てみたいです。
スー役の照井さんは「千秋楽なので話しますが、実は一番緊張していた場面だった」と裏話を紹介してくれました。
幕開き、現代の台湾のシーンでデイビッドが持っている紙が風に飛ばされますが、それを飛ばしているのは照井さんだったそうです。(釣り竿を引き上げるような格好をしていました)
照井さんの中では、理宋様に殉じたスーの魂が、風になって理宋様の子孫の周りを守っているという気持ちで毎回紙を飛ばしていたとか。
うわぁ!義の人、スー殿!なんだかジーンとしました。
燭龍役の王さんは20年前に北京から来日したそうです。
キャスト、スタッフ、観客への感謝を一生懸命に日本語で伝えてくれました。
ミン役の畠中さんは「台詞以外は話せないので…キャストを支えてくれた全ての人に感謝します」と真摯なお人柄がにじみます。
カジドウ役の今さん
「あきらめず~おびえずに~♪」と突如デイビッドの歌を歌われました(これがイイ声!)
「演劇の種が皆さんの中で根付いていたら嬉しいです。また新しい種を作って飛ばしたいと思います」とお芝居の中の“落地成根”に掛けたメッセージを。
シュアン役の平澤さんは、ご自分の立ち位置のままで挨拶し始めたら「シュアン役をやらせていただK××…」←自分の名前カミカミ(笑)
隣の伊礼くんに「センターじゃなきゃダメなんじゃない?」と押し出され、中央に行かされて。
「えっとですね…演劇は、すべてにいいクスsr×××です」←吉田さんの名言を真似しようとしてまたまた噛む(^^;
すごすごと背中を丸めて自分のとこに帰っていく平澤さんと、二つ折れで爆笑しながらその背中をポンッと叩く姫。
久しぶりに見た“タンゴおじさんと姫”って感じでした(^▽^)
先生、またディナーショーで姫のこと、よろしくお願いします!
天空兄妹の母役のマヤさん
「ソウトクジ、またの名を謝珠栄と言います(笑)これからもハッカプーニョンのごとく、逞しく生きていきたいと思います」
フビライ役の伊礼くん
例のごとくキャラ作ってまーす!という雰囲気でセンターに立ちます。
たっぷり間を取って、さあハーンのお言葉を…と話しかけた瞬間、横から天兄ちゃんが「(お客さんは)モンゴル兵じゃないからね」とナイスツッコミ!
思わず素に戻って笑ってしまう伊礼くんでした(^^)
しばしキャラを再構築した後
「謝珠栄殿の作品には、私たちが見失っているものがたくさん詰まっている。己に宿る卑しい心が敵、とか、心と心の通う道にこそ命をかけても守るべき価値がある、とか。ネットが普及するにつれて…この(フビライの)格好でネットと言うのもオカシイがな(客席笑)…目を見て話すことも少なくなっている。なので皆さんも隣にいる人とは目と目をあわせて心を通わせて欲しい」
と熱く語るフビライ様でした。
理宋役のサカケンさん
前に出てきただけで客席から笑いが起こるのに対し、冷静に「まだ何も言ってませんが?」←これがまたオカシイ
ご自分の履いているポックリを見せながら(初めて全容を見れましたが20センチはあったかと!)
「淡路島からのこの靴ともお別れです。またこれ履ける日を楽しみにしています。えー演劇は……忘れました!」(客爆笑)
天祥役の圭吾くん
「ぼくも台詞以外は喋れないのですが…えー、楽しんで頂けましたか?(拍手)宝物がまたひとつ増えました。ありがとうございました」
そして、空祥役の姫
「男性ばかりの中で(←マヤさんに謝りつつ/笑)、立ち回りやら中国舞やら、負けず嫌いの性格でやってきましたが、もう男役ではないので(笑)男性と張り合わなくてもいいんだということを学びました。今回もたくさんの学びのある舞台でした。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました」
ホリゾントに花火の映像。
そして東京千秋楽と同じタンポポ綿毛になった謝先生&キャストが飛んでいき、タンポポ畑に咲き乱れました。2回見てもやっぱりシュール(^^;
キャストの皆さんも後ろを向いてしっかりご覧になっていました。
東京ではご自分のタンポポ綿毛が飛んで行ってしまった後に映像に気付いたお兄ちゃん、今回はしっかり目撃して突っ伏して大ウケしてました。
そんなお兄ちゃんと向き合って座っている空ちゃんのシルエットが、とても女性らしくたおやかなラインでうっとり素敵でした。
再びキャストラインナップ。
ここで謝先生に登場してもらおうと「袖にいないかなぁ?」と下手袖を覗き込む姫でしたが、どうやらいらっしゃらない模様。
いったん幕が下りますが、アンコールの手拍子に再び幕があがります。
伊礼くんがどうしても謝先生を舞台にあげたかったらしく、客席に命令して(笑)「しゃーせんせー!しゃーせんせー!」コール
さらにはモンゴル兵(役)の皆に「探しに行け!」と命じて、上下の袖に散会するモンゴル兵。
しかし先生は行方不明のまま(^^;
ど、どうする?な雰囲気に(←言いだしっぺの伊礼くんはすっかり素に戻ってた)
姫「じゃあ…また…ね?」←またっていつですか(爆)
姫「また私もTS作品に出たいし、皆さんもまた」
お兄ちゃん「舞台にいなくても映像には出るとかね」←タンポポ映像で?(笑)
姫「というわけで、次回TS作品もよろしくお願いします!」
やっぱり最後はぐだぐだー(笑)
だけどキャストの皆さんが仲が良くて楽しそうで、客席もみんなニコニコ(^^)
フビライ様は「一階トゥー!二階トゥー!」と腕を振り上げながら上手に退場。
「トゥー!トゥー!」と呼応する客席のモンゴル兵たち←
そして下手に歩いて行った天空兄妹。
客席にバイバイと手を振る妹に、向き合って手を差し出す兄。
「ん?」ってなった姫をひょいと抱きあげるお兄ちゃん!
お姫様だっこキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ひゃあ!って顔で驚いて、でも袖に入るときはワーイと手を広げて喜ぶ姫でした。
姫が姫だっこされる日が来ようとは。
実はかすかに期待してました。してたけど!!
本当に見れるとは(感涙)
ありがとう圭吾くん、夢がまたいっこ叶いましたーーー!
(TS作品出演、圭吾くんとの共演、姫だっこ・・・今回3つも叶っちゃったよ)
舞台の出来は最高だったし、カーテンコールは楽しかったし。
空ちゃんに会えなくなっちゃう寂しさよりも、幸せで幸せで大満足な千秋楽でした。
********
さて、出待ちの姫。
確か先ほど「男性と張り合わなくていいんだと学びました」って仰ってましたよね?
ブルーのダメージジーンズ
黒の編み上げブーツ
黒の革ジャン
濃緑のアニマル柄のスカーフ
サングラス
張り合ってるしーーーーーーーーーーっ!(爆)
完全に男役時代のスタイルですよ。
カッコイイですよ。
脚長すぎですよ。
共演者のファンの女子からも小さく驚嘆の声があがってましたよ(^^;
「リボンが成功した時点で良い千秋楽だと(笑)
良い時間でした。
また進化して…いきたいと。よろしくお願いします」
本当に、公演ごとに進化して新しい姿を魅せてくれる姫。
目が離せません。
頑張って付いていきますよー!
次はラブストーリーが観たいなぁ~と秘かに夢見つつ・・・
(3つも夢が叶った今公演だけど、ファンの欲望は果てしないのです^^)
大千秋楽、客席もピリッとした空気が漂います。
芸術文化センターは観やすいよ…と聞いていたのですが、5列目まではフラットなんですね。
センターブロック3列目でしたが、前列の方の頭で見切れるところがありましたorz
でも、私の日頃の行いが良かった…いや、私の空ちゃんに対するLOVE(←執着?)に神様も気を使ってくださったのか(^^;
観たいシーンはスコンと視界も開けて、素晴らしい芝居を堪能することが出来ました。
姫をはじめ、出演者の皆さん全員が大熱演!
お兄ちゃんのお口からも、ミンさんのお口からも水滴が飛びまくっていました(^^;←宝塚ってこういうこと無いよね
姫は一か所だけ台詞を噛んじゃってましたが(珍しい)
シュアンに蹴りつける籠も、お兄ちゃんやシュアン、ミンたちと戯れる(←戯れにしてはちょっと暴力的だけど^^;)シーンの鋤の扱いも完ぺき。
そして、ご本人が一番成功したかったであろう、空ちゃんが燭龍に力を託されるシーン(リボンの舞い)も完ぺき!!でした。
脚本的にはツッコミどころも多い作品だけれど、本当に実力者揃いなので技術的にイライラさせられることはゼロ。
ただもう“おのれにしか判らぬ価値”を守るために奮闘する人々の姿に引きこまれ、最後は涙々でした。
カーテンコールは東京千秋楽と同じく全員ひとりずつ挨拶。
東京アクロバットチームの代わりに出演していた4名は淡路島ここから村の方々。
「フェリーで来ました。今日帰ります」
ここでね、自分の名前を名乗らない謙虚な淡路チームに、姫が「ちゃんと○○って名乗らないと」って言ったんですよ。
当たり前のことかもしれないけど、ちゃんと端の人まで名前を覚えているんだなぁって姫らしいなぁって思いました。
(そしてせっかく名乗って頂いたのに私は覚えて無いというね^^;申し訳ない)
「淡路島にも客家人がいるとかいないとか?遊びに来てください」との言葉に、夏の楽しかった思い出が蘇りました。うん、また淡路島行きたいなぁ。
モンゴル兵としてナイフのジャグリングを披露されていた方(これまた名前が…すみません)
「次回もジャグリングで出演することを今ぼくが決めました!」
売り込み素敵!実現するといいですね。今度はナイフの代わりに何を使うんでしょ?
ダンサー千田くんは「また裸でお会いしましょう!」って、いやそれだけが売りじゃないでしょうに(笑)
千田くんが姫をリフトするのを毎回楽しみにしていました。ふわーっとして綺麗だったぁ~
チュン役の上口くん
「今日も鶏の鳴き声を稽古していたら謝先生から『そんなんしてたらニワトリの役しか来ぇへんで』と言われましたが、これは収穫です。後生大切にします!(←空ちゃんの台詞もじった/笑) またニワトリ役でお会いしましょう!(←千田くんの挨拶もじった/笑)」
サイ役の吉田さん
「東京公演でも同じことを言いましたが、やはりこれで…“演劇はすべてにいい薬です”」
名言ですね!!
本当に演劇ってすごいと思います。考えて楽しんで笑って泣いて、明日を生きる力を貰えますよね。
アントン役の小林さんはリハーサル中に怪我をしたことに触れ、悔しかったけれども舞台に立てて千秋楽を迎えられたことに感謝の言葉を。
赤鼻で豪快なアントンさん、今度は姫のディナーショーでまったく違った粋なお姿を観られそうで楽しみです。
そうそう、この小林さんの挨拶が少々長めだったんですが(感極まっちゃったんでしょう、つかえつかえ話されていました)
その話の最中に王さんの拍手が響き、まるで「話長いよ~もうおしまい!」な合図に聞こえてしまいました。
(王さんは、どの方の挨拶もすべてニコニコと拍手をしながら聞いてらっしゃったので、変な意図は無かったのですがね)
そしたら、さらに続く小林さんの挨拶のなか、天兄ちゃんてばワザとパンパン手を叩くイタズラを←お茶目さんv
隣の妹が「もうっ!お兄ちゃんてば(*`▽´)ノ!!!」と嬉しそうにツッコミいれてました(仲良し)
ルオウ役の渡辺くん
「このような舞台に立つ機会を与えて頂けたこと、感無量です」と優等生なご挨拶でした。
彼はメインキャストの中では唯一初見の役者さんだったので、また全然イメージの違う役で観てみたいです。
スー役の照井さんは「千秋楽なので話しますが、実は一番緊張していた場面だった」と裏話を紹介してくれました。
幕開き、現代の台湾のシーンでデイビッドが持っている紙が風に飛ばされますが、それを飛ばしているのは照井さんだったそうです。(釣り竿を引き上げるような格好をしていました)
照井さんの中では、理宋様に殉じたスーの魂が、風になって理宋様の子孫の周りを守っているという気持ちで毎回紙を飛ばしていたとか。
うわぁ!義の人、スー殿!なんだかジーンとしました。
燭龍役の王さんは20年前に北京から来日したそうです。
キャスト、スタッフ、観客への感謝を一生懸命に日本語で伝えてくれました。
ミン役の畠中さんは「台詞以外は話せないので…キャストを支えてくれた全ての人に感謝します」と真摯なお人柄がにじみます。
カジドウ役の今さん
「あきらめず~おびえずに~♪」と突如デイビッドの歌を歌われました(これがイイ声!)
「演劇の種が皆さんの中で根付いていたら嬉しいです。また新しい種を作って飛ばしたいと思います」とお芝居の中の“落地成根”に掛けたメッセージを。
シュアン役の平澤さんは、ご自分の立ち位置のままで挨拶し始めたら「シュアン役をやらせていただK××…」←自分の名前カミカミ(笑)
隣の伊礼くんに「センターじゃなきゃダメなんじゃない?」と押し出され、中央に行かされて。
「えっとですね…演劇は、すべてにいいクスsr×××です」←吉田さんの名言を真似しようとしてまたまた噛む(^^;
すごすごと背中を丸めて自分のとこに帰っていく平澤さんと、二つ折れで爆笑しながらその背中をポンッと叩く姫。
久しぶりに見た“タンゴおじさんと姫”って感じでした(^▽^)
先生、またディナーショーで姫のこと、よろしくお願いします!
天空兄妹の母役のマヤさん
「ソウトクジ、またの名を謝珠栄と言います(笑)これからもハッカプーニョンのごとく、逞しく生きていきたいと思います」
フビライ役の伊礼くん
例のごとくキャラ作ってまーす!という雰囲気でセンターに立ちます。
たっぷり間を取って、さあハーンのお言葉を…と話しかけた瞬間、横から天兄ちゃんが「(お客さんは)モンゴル兵じゃないからね」とナイスツッコミ!
思わず素に戻って笑ってしまう伊礼くんでした(^^)
しばしキャラを再構築した後
「謝珠栄殿の作品には、私たちが見失っているものがたくさん詰まっている。己に宿る卑しい心が敵、とか、心と心の通う道にこそ命をかけても守るべき価値がある、とか。ネットが普及するにつれて…この(フビライの)格好でネットと言うのもオカシイがな(客席笑)…目を見て話すことも少なくなっている。なので皆さんも隣にいる人とは目と目をあわせて心を通わせて欲しい」
と熱く語るフビライ様でした。
理宋役のサカケンさん
前に出てきただけで客席から笑いが起こるのに対し、冷静に「まだ何も言ってませんが?」←これがまたオカシイ
ご自分の履いているポックリを見せながら(初めて全容を見れましたが20センチはあったかと!)
「淡路島からのこの靴ともお別れです。またこれ履ける日を楽しみにしています。えー演劇は……忘れました!」(客爆笑)
天祥役の圭吾くん
「ぼくも台詞以外は喋れないのですが…えー、楽しんで頂けましたか?(拍手)宝物がまたひとつ増えました。ありがとうございました」
そして、空祥役の姫
「男性ばかりの中で(←マヤさんに謝りつつ/笑)、立ち回りやら中国舞やら、負けず嫌いの性格でやってきましたが、もう男役ではないので(笑)男性と張り合わなくてもいいんだということを学びました。今回もたくさんの学びのある舞台でした。またどこかでお会いしましょう。ありがとうございました」
ホリゾントに花火の映像。
そして東京千秋楽と同じタンポポ綿毛になった謝先生&キャストが飛んでいき、タンポポ畑に咲き乱れました。2回見てもやっぱりシュール(^^;
キャストの皆さんも後ろを向いてしっかりご覧になっていました。
東京ではご自分のタンポポ綿毛が飛んで行ってしまった後に映像に気付いたお兄ちゃん、今回はしっかり目撃して突っ伏して大ウケしてました。
そんなお兄ちゃんと向き合って座っている空ちゃんのシルエットが、とても女性らしくたおやかなラインでうっとり素敵でした。
再びキャストラインナップ。
ここで謝先生に登場してもらおうと「袖にいないかなぁ?」と下手袖を覗き込む姫でしたが、どうやらいらっしゃらない模様。
いったん幕が下りますが、アンコールの手拍子に再び幕があがります。
伊礼くんがどうしても謝先生を舞台にあげたかったらしく、客席に命令して(笑)「しゃーせんせー!しゃーせんせー!」コール
さらにはモンゴル兵(役)の皆に「探しに行け!」と命じて、上下の袖に散会するモンゴル兵。
しかし先生は行方不明のまま(^^;
ど、どうする?な雰囲気に(←言いだしっぺの伊礼くんはすっかり素に戻ってた)
姫「じゃあ…また…ね?」←またっていつですか(爆)
姫「また私もTS作品に出たいし、皆さんもまた」
お兄ちゃん「舞台にいなくても映像には出るとかね」←タンポポ映像で?(笑)
姫「というわけで、次回TS作品もよろしくお願いします!」
やっぱり最後はぐだぐだー(笑)
だけどキャストの皆さんが仲が良くて楽しそうで、客席もみんなニコニコ(^^)
フビライ様は「一階トゥー!二階トゥー!」と腕を振り上げながら上手に退場。
「トゥー!トゥー!」と呼応する客席のモンゴル兵たち←
そして下手に歩いて行った天空兄妹。
客席にバイバイと手を振る妹に、向き合って手を差し出す兄。
「ん?」ってなった姫をひょいと抱きあげるお兄ちゃん!
お姫様だっこキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ひゃあ!って顔で驚いて、でも袖に入るときはワーイと手を広げて喜ぶ姫でした。
姫が姫だっこされる日が来ようとは。
実はかすかに期待してました。してたけど!!
本当に見れるとは(感涙)
ありがとう圭吾くん、夢がまたいっこ叶いましたーーー!
(TS作品出演、圭吾くんとの共演、姫だっこ・・・今回3つも叶っちゃったよ)
舞台の出来は最高だったし、カーテンコールは楽しかったし。
空ちゃんに会えなくなっちゃう寂しさよりも、幸せで幸せで大満足な千秋楽でした。
********
さて、出待ちの姫。
確か先ほど「男性と張り合わなくていいんだと学びました」って仰ってましたよね?
ブルーのダメージジーンズ
黒の編み上げブーツ
黒の革ジャン
濃緑のアニマル柄のスカーフ
サングラス
張り合ってるしーーーーーーーーーーっ!(爆)
完全に男役時代のスタイルですよ。
カッコイイですよ。
脚長すぎですよ。
共演者のファンの女子からも小さく驚嘆の声があがってましたよ(^^;
「リボンが成功した時点で良い千秋楽だと(笑)
良い時間でした。
また進化して…いきたいと。よろしくお願いします」
本当に、公演ごとに進化して新しい姿を魅せてくれる姫。
目が離せません。
頑張って付いていきますよー!
次はラブストーリーが観たいなぁ~と秘かに夢見つつ・・・
(3つも夢が叶った今公演だけど、ファンの欲望は果てしないのです^^)