「客家」兵庫公演初日おめでとうございます!


私は西に向かう新幹線の中です。
自由席なのですが激混み!!
行楽シーズンの三連休ですものね。
(隣の車両で赤ちゃんグズってるのが聞こえるわ。空ちゃん、タンポポ歌ってあげて~)



さて、タイトルの件。
Twitterで呟いたらご賛同頂けたのでこちらにも書いちゃおう(*^^*)

空ちゃんてジャンヌダルクっぽいなぁ、と思うんです。
“神に選ばれし乙女”という意味で。

姫が自分の見せ場だと言ったあのリボンの舞い。
あそこでリボンを手渡すのは王さん扮する燭龍なんですよね。

燭龍は龍神。特に風を司る神様だそうです。
お芝居の冒頭からずっと、客家の民を見守り、激変する時流を暗示していた燭龍だけれど、決して人間との接触は無かった。
神はあくまでも人間とは違う次元にいるものなのでしょう。

ただ唯一の接触が、空祥にリボンを手渡す時。

過去を受け継ぎ名誉を守るのが男なら、未来に希望をつなぎ命を守るのが女。
それまで土の役割であった空祥が、風になることを決意した時に風の神から受け取るもの。

風を起こす力、それがあのリボンの舞い。



いやもう、毎回毎回あの場面は姫のパフォーマンスが上手くいくかどうかに神経が取られていたもので(^_^;)
東京公演が終わってツラツラ思い出し考えているうちに、ようやく気付いたんですよね←遅っ


火の海であったろう臨安府からの脱出も、追っ手からの逃亡も、お兄ちゃんの救出も、きっと燭龍の見えざる力があったからこそ。
竜巻なんて、まさに龍の起こす風。

空ちゃんは神に選ばれし乙女なんですねぇ。




そういやユディちゃんも人間ならざる者に選ばれてたなぁ。
ジャンヌダルクって、ユディちゃんと空ちゃんを足したみたいな感じがする(^_^;)
姫に似合いそう。
(結末は嫌だけど)



今日のソワレと明日の千秋楽、空ちゃんの生きざまを見守ってきます。