日々の感想記事、ネタバレ注意と書かずにネタバレしまくってましたね、すみません。
千秋楽の姫のお洋服は黒のスカートに赤茶色の革コートでした。
足元は全然見えず←さすがに楽はファンの人数が多く、私は後ろの方でちんまりしてました(^^;
10日間の公演中、出待ちのみを含めて9日間通いました。
姫に会える喜びはもちろんですが、出待ちのときや帰り道で水友さんと色々とお話しするのも公演中ならではの楽しみです。
ほとんどが姫の可愛さにデレデレしているだけの会話なんですが(爆)
もちろん作品についても良いところ、イマイチだと思うところ…たくさん話に出ました。
よく話に出たのは、2幕の展開が早すぎるなぁってことでした。
「あと15分でいいから上演時間を長くして、もう一場面お兄ちゃんとフビライの芝居があれば判りやすくなるのにね」って。
お兄ちゃんが捕まるところが唐突なんですよね。
モンゴル兵が3人取り囲んで、すぐ暗転…
確かに、その前にフビライが「わたしは南へ行く」「これからのモンゴルにはあのような男が必要だ」とは言っていますが判りにくい。
しかもフビライの前に連れてこられたお兄ちゃん、既に拷問されてボロボロ状態。
それで「わたしがお前の光になる、忠義を尽くしてくれまいか」って言われても…ねぇ(^^;
フビライは天祥を自分の重臣として迎えようとしたわけですよね。
モンゴル人たちは勇敢だけれど、略奪するだけで治めることを知らない。
自国を簡単に裏切って寝返ってきたカジドウなどは信用が置けない。
そんなフビライにとって、天祥のような高潔な男こそ、自分の部下に欲しくてたまらない人材だったわけです。
だから史実によれば、フビライは天祥を賓客として丁重に扱うんですよ。
それでも首を縦に振らないから、次は無理やりにでも言うことをきかせようとして拷問する。
敵将にそこまで惚れこまれる人物、それでも最期まで宋への忠誠心を貫いた男。
そんな天祥を描くには、まずは丁重に扱われ、それでもフビライに仕えることを拒絶する…というシーンが必要だったんじゃないかな、と思います。
あと水友さんとの話によく出たツッコミ所としては、武力を否定してたはずの客家たちが何故あんなに戦えるのか?
ミンの「俺たちは客家の戦士だ!」って台詞、ええっ?あなた武より文て言うてたやん(^_^;)
空ちゃん、誰よりも最強戦士っぷりなんですけど?(^_^;)
でも「客家の力は守る力」というのは、力を否定してるわけじゃないんですよね。
決して無抵抗主義、非暴力主義ではない。
資料を読むと、客家の人たちって負けず嫌いで意外と好戦的。
守るべきものがあれば、力を振るうのも厭わない。
守るべきものを守るために、農作業の傍ら武術の鍛練もしていたんでしょう。
ルオウやチュンが鍛練してる場面ありますよね←すぐに空ちゃんとほのぼのしちゃうけど(笑)
いざという時のために鍛練をし、武術を磨く。
ただし、自分たちから侵略はしない。
無抵抗の者を傷つけない。
「客家の力は守る力」というのは、そういうことなんでしょうね。
ミンは友を守るためなら戦士になれる。
空も幼き命を守るためなら武器を取る。
フビライに「何故剣を持った?」と問われて「私には守るべきものがあるからだ!」と答えた空に迷いが見えないのも、客家の教えに背いてるわけでは無いからじゃないかな。
ただ、兄を斬ったカジドウに剣を向けた時は違う。
それは守るための力では無い。
復讐、怒りの力。
そんな空を止め、客家の教えを逆に諭すフビライ。
彼はは自分を救ってくれた空を、その真っすぐな心を守りたかったんでしょうね。
空もそれが判ったから剣を手から離す。
このラストシーン好きなんですよ。
空ちゃんの、兄を失った悲痛さと、自分の信念がフビライに通じていた喜びの混ざった複雑な表情。
フビライはたぶん空ちゃんを憎からず思っていて、でもそれを口に出すことが許されない立場であることが判っているから黙って去っていく。
空ちゃんとフビライの間にも「心と心のつながり」が確かにある…悲劇の中の一筋の光。
うあー!
やっぱり空ちゃんとフビライに焦点を絞った話にした方がいい気がする!
そうだよ、天空の調べを観た時点では、空ちゃんとバヤン(フビライ)のラブを予想してたんだもん。
照井バヤンは甘さと切なさがあったし(笑)←眉毛もあったし(爆)
ところが伊礼バヤンはメイクがあまりに強面で、最初は甘さの欠片も感じなくてちょっと残念だったんですよね。
けど、何回か観ているうちにその心の動きが見えてきて(←眉毛が無いと表情の変化ってわかりにくいと思うの^^;)
「フォルモサへ」なんてデュエットしちゃうし、空ちゃんがニコッて笑って近づいたら、どうしたらいいかわからないって顔でそっぽ向いちゃうし。
この伊礼バヤンの不器用さがね、また良いなぁって思ったわけです。
空ちゃんでラブが観たかったな…
もちろん、空ちゃんの「兄上!兄上!(*^▽^*)」なブラコン萌えも捨てがたいんですけど(爆)
千秋楽の姫のお洋服は黒のスカートに赤茶色の革コートでした。
足元は全然見えず←さすがに楽はファンの人数が多く、私は後ろの方でちんまりしてました(^^;
10日間の公演中、出待ちのみを含めて9日間通いました。
姫に会える喜びはもちろんですが、出待ちのときや帰り道で水友さんと色々とお話しするのも公演中ならではの楽しみです。
ほとんどが姫の可愛さにデレデレしているだけの会話なんですが(爆)
もちろん作品についても良いところ、イマイチだと思うところ…たくさん話に出ました。
よく話に出たのは、2幕の展開が早すぎるなぁってことでした。
「あと15分でいいから上演時間を長くして、もう一場面お兄ちゃんとフビライの芝居があれば判りやすくなるのにね」って。
お兄ちゃんが捕まるところが唐突なんですよね。
モンゴル兵が3人取り囲んで、すぐ暗転…
確かに、その前にフビライが「わたしは南へ行く」「これからのモンゴルにはあのような男が必要だ」とは言っていますが判りにくい。
しかもフビライの前に連れてこられたお兄ちゃん、既に拷問されてボロボロ状態。
それで「わたしがお前の光になる、忠義を尽くしてくれまいか」って言われても…ねぇ(^^;
フビライは天祥を自分の重臣として迎えようとしたわけですよね。
モンゴル人たちは勇敢だけれど、略奪するだけで治めることを知らない。
自国を簡単に裏切って寝返ってきたカジドウなどは信用が置けない。
そんなフビライにとって、天祥のような高潔な男こそ、自分の部下に欲しくてたまらない人材だったわけです。
だから史実によれば、フビライは天祥を賓客として丁重に扱うんですよ。
それでも首を縦に振らないから、次は無理やりにでも言うことをきかせようとして拷問する。
敵将にそこまで惚れこまれる人物、それでも最期まで宋への忠誠心を貫いた男。
そんな天祥を描くには、まずは丁重に扱われ、それでもフビライに仕えることを拒絶する…というシーンが必要だったんじゃないかな、と思います。
あと水友さんとの話によく出たツッコミ所としては、武力を否定してたはずの客家たちが何故あんなに戦えるのか?
ミンの「俺たちは客家の戦士だ!」って台詞、ええっ?あなた武より文て言うてたやん(^_^;)
空ちゃん、誰よりも最強戦士っぷりなんですけど?(^_^;)
でも「客家の力は守る力」というのは、力を否定してるわけじゃないんですよね。
決して無抵抗主義、非暴力主義ではない。
資料を読むと、客家の人たちって負けず嫌いで意外と好戦的。
守るべきものがあれば、力を振るうのも厭わない。
守るべきものを守るために、農作業の傍ら武術の鍛練もしていたんでしょう。
ルオウやチュンが鍛練してる場面ありますよね←すぐに空ちゃんとほのぼのしちゃうけど(笑)
いざという時のために鍛練をし、武術を磨く。
ただし、自分たちから侵略はしない。
無抵抗の者を傷つけない。
「客家の力は守る力」というのは、そういうことなんでしょうね。
ミンは友を守るためなら戦士になれる。
空も幼き命を守るためなら武器を取る。
フビライに「何故剣を持った?」と問われて「私には守るべきものがあるからだ!」と答えた空に迷いが見えないのも、客家の教えに背いてるわけでは無いからじゃないかな。
ただ、兄を斬ったカジドウに剣を向けた時は違う。
それは守るための力では無い。
復讐、怒りの力。
そんな空を止め、客家の教えを逆に諭すフビライ。
彼はは自分を救ってくれた空を、その真っすぐな心を守りたかったんでしょうね。
空もそれが判ったから剣を手から離す。
このラストシーン好きなんですよ。
空ちゃんの、兄を失った悲痛さと、自分の信念がフビライに通じていた喜びの混ざった複雑な表情。
フビライはたぶん空ちゃんを憎からず思っていて、でもそれを口に出すことが許されない立場であることが判っているから黙って去っていく。
空ちゃんとフビライの間にも「心と心のつながり」が確かにある…悲劇の中の一筋の光。
うあー!
やっぱり空ちゃんとフビライに焦点を絞った話にした方がいい気がする!
そうだよ、天空の調べを観た時点では、空ちゃんとバヤン(フビライ)のラブを予想してたんだもん。
照井バヤンは甘さと切なさがあったし(笑)←眉毛もあったし(爆)
ところが伊礼バヤンはメイクがあまりに強面で、最初は甘さの欠片も感じなくてちょっと残念だったんですよね。
けど、何回か観ているうちにその心の動きが見えてきて(←眉毛が無いと表情の変化ってわかりにくいと思うの^^;)
「フォルモサへ」なんてデュエットしちゃうし、空ちゃんがニコッて笑って近づいたら、どうしたらいいかわからないって顔でそっぽ向いちゃうし。
この伊礼バヤンの不器用さがね、また良いなぁって思ったわけです。
空ちゃんでラブが観たかったな…
もちろん、空ちゃんの「兄上!兄上!(*^▽^*)」なブラコン萌えも捨てがたいんですけど(爆)