7/21の17時公演終了後に行われたアフタートーク。

いつもの如く曖昧な記憶がたよりなので、このまんまではありません。
順番もバラバラです。
ニュアンスレポとして読んでくださいね。




わたくんと水ちゃんの「ところで司会どうする?」「ゆきちゃんでいいんじゃない?」「そうだね」という軽いノリで、突如司会に任命されたというまりもちゃん。
カンペを握りながらも大先輩ふたりを相手に堂々と仕切ってました・・・さすが男役より男前と言われた娘役です(^^)

蒼「今回の公演の話題のひとつに私たちがワシントンでリハーサルしたってことがあるんですけど・・・」

3週間のUSAでのリハーサル。
当初は首都ワシントンD.C.でと聞いていたけれど、実際は近郊のボルチモアという街。

湖「大阪だと思って行ったら神戸だったって感じ」
水「そう(笑)」
湖「それでも都会だよね、と思ったら繁華街から車で15分くらいの住宅街でね」
水「住宅街・・・・・・窓から見えるのは森ばかりっ!みたいな」←住宅街の更に奥?

ボルチモアはとても暑い場所で、滞在中の最高気温はなんと42度!
昼間は暑過ぎて、誰も道を歩いていないような場所だったそうです。

そんな太陽ギラギラな環境でGIRLSが真っ二つに分かれたのが“焼きたい派”3人と“焼きたくない派”2人。
焼きたくない派はわたくんと水ちゃん。
焼きたい派のまりもちゃんたちが「いかに綺麗に焼くか」に力を注ぐ一方で、焼きたくない派のふたりは・・・

湖「日陰を選んで歩いてね、水ちゃんなんて日傘さし・・・(笑って言葉にならない)」
水「さしてるひと、他に誰もいませんでした(笑)」

あちらでは日傘って珍しいんですってね。
外国人が日本に来るとパラソルさしてる人に驚くって言いますし。
雨も降って無いのに傘をさしてる・・・どうやら姫は外国では不思議ちゃんになってた模様(笑)

一方のわたくんも顔を覆うぐらいツバが深い帽子(←ゴルフ用)をかぶり、長袖で完全防備。
40度の暑さの中をその姿で稽古場にやってくるわたくんを見て、まりもちゃんは「ど、どなたですか?(汗)」となったそうです(笑)

暑さの他に大変だったことは食事。
ホテルにレストランが併設されていると思っていたけれども無くて、部屋にミニキッチンが付いているのみ。
つまり滞在者は自炊が大原則だった!!

水「なんか初日に車で買い出しに行かされてさ」
蒼「行かされ・・・(^^;」

まりもちゃん思わずツッコミ。
そう、この場合は買い出しに“連れて行ってもらった”というのが正しいと思う(笑)
でもそれは自炊が出来る人にとって、であって・・・姫にはハードルが高過ぎたのよね(^^;

水「お稽古初日に途中で食べる暇が無くて、お腹すいた~って部屋に帰って(よろよろしながら)野菜切ってあっためて・・・」

すでに死にかけの様子を演じる姫(爆)

水「これが毎日ですか?わたさぁん・・・って」←先輩に泣きついた後輩
湖「良かったぁ、水ちゃんも自炊ダメな人で~って・・・(笑)」←お互い様だった

こうして焼きたくない同盟のふたりは“自炊できない同盟”も締結(笑)
翌日から街中にあるレストランへと食事に通うことになるわけですが、ホテルからは徒歩で15分はかかる。

湖「だから車で送ってもらってね。だってほら、焼きたくない私たちが炎天下に15分も歩けないでしょ?(笑)」
水「食べ終わったらまた迎えに来てもらって・・・どこのお嬢様かと(^^;)」

そんなお嬢様コンビとは違い、まりもちゃんは調味料まで買い込みガッツリ肉を焼いて食べたりしてたそうです。
サバイバルで一番最初にギブアップするのはきっと男役トップだな・・・



食事以外に大変だったことは?

水「マッサージとか・・・」
湖「そう、日本だったら“マッサージ行こう”ってなるところが」
蒼「体調管理ですか?」
水「無いから」
湖「プールに入ってね」
水「ホテルに小さなプールがあったんですよ。夜の9時くらいまでやってて・・・」
湖「日が落ちてからね。ほら、私たち焼きたくないから?(笑)」
水「ぱちゃぱちゃして、体ほぐして」
湖「したねぇ」

水ちゃんは顔が濡れるのが苦手ということですし、ホントに体だけプールにつけて筋肉をほぐしてたんだろうなぁ(^^)
日が落ちたプールで姫とわたくんがパチャパチャ・・・想像するだけで可愛いんですがv



蒼「BOYSのダンスを最初に見た時の感想はどうでしたか?」
湖「っおおーーーーっ!」←思いっきり後ろにのけぞる(笑)
水「(笑)」

映像などでは見ていたけれども、生で見るとまた衝撃的だったそうです。
それは私たちも実際に舞台を観て目の当たりにしたのでよくわかりますね。

湖「飛ぶし跳ねるし」

リハーサルの時ですら衝撃だったのに、さらに本番になると高く飛ぶBOYSたち。

水「照明さんが大変だったそうですよ」
湖「え?」
水「リハーサルで調整してたのに、本番になったらバンって飛ぶから追いつかなくて」
湖「私たちなんてね、そんな余裕ない。いつでも全力!なのに」
水「そうそう(笑)で、またみんな元気なんですよね」
湖「そう!」
水「クールダウンとかしないし」
湖「そうなの」
水「若いっていいなぁって・・・・・・あ、言っちゃった(^^;」

ボソリと嘆く姫(笑)
これに対して、まりもちゃんが「そうですよねぇ」と同調しようとしたのですが・・・
わたくんが自分とまりもちゃんの間に線を引くようにして「ここは一緒にしないで欲しいな」と牽制(笑)

湖「(水ちゃんに向かって)私たち頑張ってるよねぇ」
水「ですよねぇー!」
湖「(まりもちゃんに)私たちぐらいの年齢になったときに(先輩たち)頑張ってたんだなって思って欲しい」
水「うん(笑)」

BOYSについては、自分たちが男役時代に求めていたものとはまた違う男性の魅力がある・・・というようなことも仰ってましたね。
キュートさやセクシーさも、男役のものとBOYSとはニュアンスが違いますものね。

水「またそれを軽々とやっちゃうんですよねぇ?」
湖「私たち、あんなに肉布団着て頑張ってたのにっ!!」
水「(笑)」

TAKAHIROさんもすごいですよねぇ~と言いだしたのは確か水ちゃん。

水「動きがアニメーションみたいで」
湖「そうなの!でも皆さん真似しないでくださいね」
水「そうそう(苦笑)筋肉痛が・・・」
湖「私たちTAKAHIROさんの真似して無駄な筋肉痛を・・・」
水「無駄な・・・(笑)」

おふたりとも背中を押さえる振りをしていたから、背中の筋肉痛を起こしたんでしょうね。
私なんて真似しようとも思わないですが(だって人間業とは思えませんもん)ダンサーおふたりにとっては興味津々だったんだろうなぁ~
今回販売されたフォトブックでTAKAHIROさんと同じ振りを真似している姫の写真がありますが、あれ可愛いですよねぇ(^▽^)

今回はBOYSにリフトされるのにも苦労したようです。
まりもちゃんも頷いていました。

湖「(まりもちゃんに)だって男性と踊るの初めてだよね?」
蒼「はい」
水「でもさ、やっぱり乗り慣れてるよねぇ」
蒼「え?」
湖「そうそう、リフトがね」
水「私やってもらったもんね。私がRastaのところをやって、ゆきちゃんに私のところをやってもらって」
蒼「(笑)」

いったん男性パートを自分でやってみて、その仕組みを納得してから女性パートを練習する姫(笑)
まりもちゃん曰く「こう(腕に)ハマルから、こうか・・・」みたいな感じでやってたそうです。

蒼「そういう方法は、このおふたりならではですね(笑)」
湖&水「(笑)」



途中でChrisが降板したのは大変だったけれど、BOYSからは「GIRLSの振り付けは変えないようにするから」と言ってもらったし、ものすごい団結力で乗り越えた。
今も毎公演Rasta中心に円陣になって色々と言葉を交わしているとのこと。

蒼「そうなんです。私たちちゃんとコミュニケーション取ってるんですよ?」
湖「伝える気があれば、伝わるんです」
水「最初はね、ちゃんと英語話さないとダメかなって思ってたけど、今じゃ日本語ですもん私(笑)」
湖「水ちゃん、英語で言ってても最後に「ね~」って(日本語が)付いてるし(笑)」

とはいえ、ボルチモアでBOYSに会った当初の姫は、彼らの気軽なスキンシップに固まってたらしい。
TATTOO14の時もAmericanizeされた4女や正真正銘Americanの7女からのスキンシップに硬直してたらしいけど・・・今度は異性ですからさらにハードル高かったんでしょうね(笑)

水「なんかGood morning!ぐっもーにんって普通にこう(ハグ)くるから、あわわってなって・・・」
湖&蒼「(笑)」←微笑ましそう?
水「でも今はもう慣れましたけど!」←得意げ?(笑)

そんな風にスキンシップにも慣れ、英語と身振り手振りでコミュニケーションを取れるようになってきたなぁ~ってところで明日はもう千秋楽。
BOYSと別れなければならないのがとても残念そうな姫でした。


残りの貴重な公演を頑張ります、と挨拶して退場する3人。

BOYSとの出会い、そしてdance onlyという形式の公演をこなしたことは、水ちゃんにとって本当に貴重だったと思います。
同時に、わたるくんという先輩が一緒に参加していたことも、水ちゃんにとって本当に良かったなぁ~と強く感じました。
大らかで優しいこの先輩との繋がりも大切にして頂いて、またいつか共演して欲しいなぁ~と思ったトークショーでした。