サッカーJ2の水戸ホーリーホックと茨城県城里町は、廃校となった旧町立七会中学校にチームのクラブハウスと練習グラウンドを移転する協定を結び、20184月から利用できるように整備していくそうです。

 

廃校といっても改築後20年にも満たないもので体育館・プールもあり、旧校舎の約半分を使ってクラブハウスを整備。トレーニング室や更衣室・シャワー室等のほか、校庭を改装する専用練習場は天然芝2面を確保。旧校舎の残り半分には地元公民館と町役場七会支所を移転し、周辺の過疎化対策も兼ねた地域の集いの場や防災拠点としての機能も期待されています。総事業費は約2億5000万円。すべて町が負担し、完成後は町がチームに貸す

形を取るそうです。

 

元々日本の学校には、学びの場としての教室に加えて、運動場やプール、体育館などの施設が充実しています。こういった施設を生徒だけでなく地域の方にも利用できるようにすれば、もっと公共施設の効率的な利用がされると思います。廃校施設だけでなく、現在使用されている学校施設を地域のコミュニティの中心となるよう、もっと活用できるような法改正や仕組みを作っていくべきではないでしょうか?