ここ最近、サンフレッチェ広島の新スタジアム建設に関する問題が巷で噂になっ

ているようですね。

 

サンフレッチェ広島の現在のホームスタジアムは、「エディオンスタジアム」。

1994年アジア大会の舞台になったところで、広島市内中心部からかなり離れており

かつ老朽化もすすんだことから、Jリーグのクラブライセンスの基準も満たして

いないこともあり、新しいスタジアムを建設しようという動きになり、最終的に

2つの候補地に絞られました。

 

ひとつは、市内中心部にある広島東洋カープの本拠地だった旧広島市民球場跡

地。もうひとつは広島市郊外の広島港近くの広島みなと公園です。

広島県・広島市・広島商工会議所は「広島みなと公園」案で合意し結論を出す予

定でしたが、当のサンフレッチェ広島は旧市民球場跡地に建設する独自案を公

表、建設費用も独自で調達し公費を使用しない事業計画。クラブとしてはみなと

公園に決まっても本拠地として使わないとしています。

なぜならみなと公園案は建設費用がかさみ、その使用料も高くなりかつアクセス

が悪いために入場者数も低迷することが予想され、クラブ経営が成り立たないと

いうことのようです。

 

今後は人口が減っていき、都市中心部にいろいろなものを集約していくコンパク

トシティ化という流れになっていく中で、いまさら郊外に作る意味があるのか?

スタジアムを使用するクラブの考えも踏まえた話し合いができるのか?広島市

民・県民のために利益になるものになっていくのか?そのようなことを踏まえた

前向きな結論になることを期待したいです。