ケリー米国務長官は12日、中国の王毅(ワンイー)外相との電話会談で、中国がベトナム沖の南シナ海で石油採掘を始め、多くの中国公船を率いてベトナム側の船と衝突していることを「挑発的だ」と批判。国際法に基づいて解決するよう求めた。
一連の衝突後、米国の外交トップが直接、中国の外交責任者に懸念を伝えるのは初めて。オバマ政権は、周辺国の海域に多数の中国公船を送り込む手法について「領有権問題で要求を通そうとするときに、よく使うパターンだ」(米国務省)と非難しており、深い憂慮を示したものだ。
米国務省のサキ報道官によると、ケリー氏は中国とベトナムに対し、海上での航行の安全を保証し、国際法に基づいて平和的に問題を解決するよう促した。
