5-6●金華山の植物、昆虫

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【ベーツヒラタカミキリ】
〔甲虫目カミキリムシ科〕
学名:Eurypoda batesi gahan
 カシ、シイなどの照葉樹林に生息する暖地性のカミキリムシ。
 体長は27ミリ~34ミリになり、体は赤褐色で光沢がありますが、前胸背の周辺と触覚は暗色です。頭は赤黒色を帯び、鈍い光沢があります。
 準絶滅危惧種に指定されていて極相林である金華山では個体数が確保されていて全国的にみても希少な生息地です。
 

現存する日本最古の昆虫専門博物館
 岐阜公園にあるギフチョウ発見者の名和靖氏によって設立された名和昆虫博物館があり、珍しい昆虫の標本やギフチョウの飼育を見ることができます。

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【ムラサキシキブ 】紫式部
〔クマツズラ科ムラサキシキブ属〕
学名:Callicarpa japonica
 日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用にも栽培されています。
 名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」ですが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われます。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。スウェーデンの植物学者のカール・ツンベルクが学名を命名しました。
 金華山ではめい想の小径登り口、三重塔付近で見ることができます。

 

7-8●金華山登山道マップ

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馬ノ背登山道 距離:1100m かかる時間:約30分

めい想の小径の旧伊奈場神社跡地から金華山北西側尾根を頂上に向かって直登する登山道です。金華山登山道の中で、もっとも険しく健脚向きです。土壌は岩盤で立木の根が露出し、その根によって登山道が保たれている箇所もあります。

 

めい想の小径 距離:2300m かかる時間:約60分

金華山ロープウエィ北側の登り口から金華山北側の斜面を登り終盤にかけて急勾配になる登山道です。いく箇所に小さな沢があり、景色も美しく山ガールにもっとも人気の登山道です。

 

百曲り登山道  距離:1100m かかる時間:約40分

禅林寺から金華山の西側の尾根を登る登山道です。道は比較的険しく傾斜も急であるが難所は安全に登れるよう階段等整備されています。アラカシやヒノキなど見られます。

 

七曲り登山道   距離:1900m かかる時間:約60分

岐阜森林管理所から金華山の南西の尾根を登る登山道です。昔、お城へ登る時はこの道を使ったと伝えられています。砦の跡が多く見ることができます。全域平坦な道が続く安心して登れるコースです。

 

東坂ハイキングコース   距離:1100m かかる時間:約40分

岩戸公園から金華山の尾根を南東に登る登山道です。
金華山特有の植生を楽しみながら登ると、岩場から南東の眺望を楽しめます。

 

大釜・鼻高ハイキングコース 距離:2300m 時間:約70分

大釜登山道序盤は急勾配の尾根を登ります。鼻高コースからは西山斜面を尾根づたいに登り、景色が美しいところが数か所あるがいずれも崖淵なので足元には十分注意が必要です。

 

昇竜ハイキングコース  距離:3000m かかる時間:約80分

金華山の東端から東回峰道→西山峰道→鼻高コースと尾根をつたう最長のコース。景色を楽しみながらゆっくり登山したい方におすすめ。