ディスタンスである。


「天までとどけ」や「関白宣言」でさだまさしにハマり、

初めて発売日を心待ちにして購入したアルバムが

印象派だった。

「距離(ディスタンス)」は、印象派の1曲目に収録されている。


針を落として流れ始めたギターのイントロに

心躍ったものである。

歌詞は、都会の真ん中で心が変わりつつある「僕」が

故郷に残してきた「君」を想い、帰ろうか決心しようと

しているといった内容で、

まっさんらしい望郷の歌のひとつだ。


「とてもちいさなまち」で背中を押されて故郷を捨て

都会に出て行った若者の数年後の姿なのかもと

勝手に想像している。


イントロのギターは、2本で奏でられているが、

それをギター1本で無理やりコピーした。

全体としてギター1本で弾き語ると気持ちのいい曲だ。

冒頭の「君の住む故郷ではもう」の辺りの

ギターコードは、A→E7/A→D9/A→Dm9/Aと進むが、

1弦の開放弦と5弦を活かした弾き方をすると

原曲に近くなる。

高校時代にこの曲を弾き語る機会があって

割と評判がよかったのはいい思い出だ。