簿記学習をはじめて、
すごいなぁと思ったことの一つに、
減価償却の考え方があります。
家具でも電化製品でも、
買った当時は購入価額に近い価値があるけど、
だんだん寿命終了に近づくにつれ、
使える残り時間が少なくなり、価値が下がって来ます。
私のこれまでのイメージでは、
一万円で買ったものは、
使えなくなるまで一万円の価値でしたが、
そうじゃないんですよね…。
一番最初に、減価償却を身近に感じたのは、
旅行保険で、盗難に遭ったデイパックの中身の、
保険金が下りて来た時です。
(パリ→フランクフルトの夜行列車内で盗られました)
何が盗られたか、
それはいつ何処で買って、いくらだったか、
一つ一つ書き出して、保険会社に申し出るのですが、
購入価格から、使った分を差し引いた金額が、
ちゃんと計算されて戻ってきました。
そういう計算があるんだ~。
と知って感心したものです。
で、今回、
簿記の学びをする中で、
また減価償却と出会ったわけですが…。
何がすごいと思ったかって、
家にある例えば冷蔵庫は、
10年前に買ったものですが、
そのうち駄目になると思います。
これまでは駄目になった時、
手持ちがあればそれで買うけど、
なければ、ボーナス払いか何かで購入する。
つまり「壊れたらその時考える」という、
行き当たりばったり思考法、だったのですが。
もし買った時から、
減価償却費というものを考えに入れて、
その分をずっと貯めていたとしたら、
いざ冷蔵庫が駄目になった時…、
もう既に購入代金が貯まっているのです![]()
財布を痛めず、即、現金で買えます。
当たり前と言われればその通りですが…。
きっと賢い主婦の方は、
そのようにしておられるのかも知れません。
全くそんな考えがなかったズボラ主婦の私は、
いたく感動いたしました。
そんな風に出来たら素晴らしいと思います。
現実的にはなかなか難しいですが…。
全部は無理にしても、
車や冷蔵庫、パソコンなど、
金額が比較的多いものだけでも、
減価償却費分貯められたらいいなぁ、
…と思うのでありました。
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ひとつ前の日記で、
長文を改める!とか書いたくせに、
また長くなってしまいました。
意思が弱いですねぇ…。
