雨が見つけた君
『バーフバリ』シリーズなどのプラバースが出演した
恋愛アクションです。
雨をモチーフに、偶然出会った男女が惹かれ合いながらも
周囲の思惑によって引き裂かれそうになる姿を描く。
インド映画です。
ラブストーリー、アクションなど、年々レベルが上がっています。
ボリウッドと呼ばれて久しいですが、国として映画産業に
チカラを入れているのが伝わってきます。
さて、本作は、ボリウッドが誇るスーパースター、
プラバース主演です。
日本では今年公開されましたが、よくよく調べてみたら、
2004年に製作された作品のようです。
なぜ調べてみようと思ったかと言うと、
プラバースがえらく若いなぁーと思ったことが一点。
そして、過去の回想ドラマでもないのに、
車などもえらく古いなぁーと思ったためです。
そしたら、案の定、20年以上前の作品でした。
でも、ストーリー自体は古いとは思いません。
現代日本では考えられませんが、権力者が幅をきかせたり、
警察とグルになるなど、インドではいまだに残っているからです。
そのあたりが無くなれば、
インドも先進国も肩を並べられるのでしょうけどね。
ただ、インドには古くからカースト制度があるので、
人間を階層分けするのが当たり前になっていたので、
かなり時間がかかるでしょう。
ストーリーは面白かったのですが、一つ不満があります。
アクションシーンが残念ながら、今一つでした。
その意味は、明らかに殴ってないと分かるのに、
ぶっ飛ばされるのです。
これはキャストの演技力とカメラワークで多少は
誤魔化すことが出来るのですが、誤魔化すことをせず、
明らかに拳が当たっていなかったり、パンチを当たる直前で
緩めたりしているのが一目瞭然でした。
もちろん本気で殴るわけないのですが、
あからさまだとやっぱり興醒めしてしまいます。
そこが残念でした。。
青年ヴェンカトは職を求めて鉄道で旅する途中、
テランガーナ地方ワランガル近くの駅で、
恵みの雨を喜んで歌い踊る女性シャイルに一目ぼれする。
その場では別れたものの、モンスーン期の雨が導くように
再会した2人は、やがて心を通わせていく。
だが地元の有力政治家バドランナもシャイルを見初めていた。
シャイルを我が物にしようとするバドランナは、
彼女の父ランガーラーオに近づく。
賭け事好きで借金まみれのランガーラーオはその申し出に
飛びつき、娘の価値を高めるために彼女を映画に出演させ、
さらにヴェンカトとシャイルの間を引き裂こうとするが・・・。
こんなお話です。
出演は、 プラバース、トリシャー・クリシュナン、
プラカーシュ・ラージ、スニール等。
主人公のヴェンカト役を演じたのは、プラバースです。
若い頃のプラバースもやっぱりカッコいいです。
ヒロインのシャイル役をトリシャー・クリシュナンが演じています。
絶世の美人と言っていいでしょう。
インド系の美女というのは、段違いで魅力的です。
そして、魅惑的です。
一生に一度でいいから、あんな美女とお付き合いしてみたいです!!笑
MY評価: ☆4 (☆5で満点)
