満江紅/マンジャンホン
中国の巨匠チャン・イーモウ監督が、
陰謀渦巻く南宋朝廷を舞台に描き、
本国中国で空前の大ヒットを記録した
歴史サスペンス大作です。
いやぁー、長過ぎです。
お尻がマジで痛くなり、途中から大変でした。
お尻に代表される身体的な部分もそうですが、
俺的には集中できるという精神的な意味でも長尺はしんどい。
やっぱり、2時間くらいに収めて欲しい。
長くて得したとは思わないし、短くて損したとも思わない。
1.5〜2時間くらいがいい。
前置きが長くなりましたが、正直、今一つでした。
話がよく分からなかったです。
スクリーンで繰り広げられているものが何なのか、
それがよく分からないと当然つまらないです。
あと、音楽が明らかに違和感があります。
歴史ものなのに、途中、何度か、いきなり爆音で、
アップテンポな今どきの曲が流れます。
違和感しかありませんでした。
それと、変なサウンドエフェクトを使い過ぎです。
映像とフィットしているなら良いのですが、
音だけが変に違和感あるシーンが多いのです。
サウンドディレクターが何を狙ったのかさっぱり分かりませんが、
悪目立ち以外の何物でもありませんでした。
ということで、いろんな意味で苦痛の3時間でしたね。
12世紀の中国。南宋王朝は北方の強国・金と
激しい戦いを続けていた。
金国に奪われた領土の回復を目指した英雄・岳飛が
処刑されてから4年が経ち、南宋の宰相・秦檜は、
ついに金国との和平交渉に臨む。
しかしその前夜、交渉の要となる金国の使者が殺害され、
南宋の皇帝に宛てた密書も消えてしまう。
若き武将・孫均と下級兵士・張大は、夜が明けるまでの
2時間以内に犯人を探し出すよう秦檜から命じられる。
調査を進めていくなかで、張大と孫均がそれぞれ胸に秘める
思惑も明らかになり、さらなる陰謀が浮かび上がる・・・。
こんなお話です。
出演は、シェン・トン、イー・ヤンチェンシー、
チャン・イー、レイ・ジャーイン、ユエ・ユンポン、
ワン・ジアイー、パン・ビンロン、ユー・アイレイ等。
MY評価: ☆3 (☆5で満点)
