トロン:アレス
人間がデジタルの世界に挑む様子を描いた『トロン』シリーズの
一作で、AIの暴走によってデジタルに侵食された現実世界を
舞台にしたSFアクションです。
最新技術によってデジタル世界から現実世界に送り込まれた
史上最強のAI兵士“アレス”に異変が生じ、やがて制御不能に
陥ったAIたちの暴走が人類を危機に陥れる
こんな時代が近い将来に来たら嫌だなぁーと思いながら見ていました。
俺は、まんざら夢物語ではないなと思いました。
数年前、AIがここまで普及して、
身近になるなんて思ってもいませんでした。
歴史を振り返ると、これの連続のような気がします。
もはや、俺の子供の頃の情報量、情報摂取、情報スピード、情報の退化、
情報に関する何から何まで、ガラリと変わってしまいました。
子供の頃からすると、今のような時代が来るなんて、
勿論思っていませんでした。
そんな想像すらつかなかったというのが正直なところです。
だから、本作のようなことが、20年後くらいに訪れても、
不思議ではない。
50年後は確実に現実になっていると言えるかもしれません。
それくらい、時代は刻々と変わっています。
そうなったら、人類は一体全体、どうなるのでしょうね?
想像しただけで、怖いです!
AI兵士のアレスは圧倒的な力とスピード、高度な知能を持ち、
何度でも再生可能な能力を持っていた。
しかし、現実世界で人間を知ったことにより、
彼にある異変が起きる。
やがて、制御不能となったAIたちが暴走し、
デジタル世界が現実世界を侵食し始める・・・。
こんなお話です。
出演は、ジャレッド・レトー、グレタ・リー、
エヴァン・ピーターズ、ハサン・ミンハジ、
ジョディ・ターナー=スミス、アルトゥーロ・カストロ、
キャメロン・モナハン、ジリアン・アンダーソン、
ジェフ・ブリッジス等。
凄い映像でした。
あのクオリティーは、流石にハリウッドにしか作れません。
大拍手です!
一方で、CG、VFXがフル活用された映像世界の中で、
撮影がどう行われたのか、とても興味があります。
キャストの方々は、監督の指示通りに演技されたと思うのですが、
出来上がった映像を見るまでは、どんなものになるのか、
想像するのは難しかったでしょうね。
皆さん、大変お疲れ様でした!
MY評価: ☆4 (☆5で満点)
