ファイナル・デッドブラッド
予知夢によって大事故を免れた者たちが、避けられない
運命によって次々と死を迎えるホラーシリーズ
『ファイナル・デスティネーション』の第6弾です。
自分と家族が凄惨な死を遂げる悪夢に苛まされる大学生が、
悪夢の原因を探ろうとある人物のもとを訪ねる。
とても面白かったです。
たくさんの人が悲惨な死を遂げるので、そんな言い方は失礼でしょうかね。
とてもよく考えられた作品です。
原作、脚本を考えた人は、きっと天才です。
ああいうのは、凡人にはそうそう思いつかない。
とにかく、ある共通の場にいた人たちが、次々と死にます。
本作の見どころは、その死に方です。
偶然が幾つも重なり、まるで不運としか言いようの無い
死に方なのですが、実は、それは死神が仕組んだ巧妙な
殺人というオチです。
来そう、来そうと分かっているけど、
その都度、ビビってしまいました。
演出も上手いです。
広めの劇場でしたが、ほぼ満席でした。
シリーズ第6弾ということで、人気の作品なのですね。
ただ、癖になるのはちょっと分かりました。
見たくないけど、やっぱり見ちゃうってパターンの
映画だと思いました!笑
大学生のステファニーは、自分と家族が悲惨な死を遂げる
悪夢を繰り返し見て苦しんでいた。
それがただの夢ではないと確信した彼女は、
唯一の手がかりとなる人物を捜すため故郷へ向かう。
やがて、50年以上語られてこなかった「死の連鎖」の
原点にたどり着き、「運命には逆らえない」という不条理な
法則がいまなお続いていることを知る。
過去と未来が交錯する中、ステファニーは
その血の因果と対峙することになる・・・。
こんなお話です。
出演は、ケイトリン・サンタ・フアナ、テオ・ブリオネス、
リチャード・ハーモン、オーウェン・パトリック・ジョイナー、
アナ・ローア、ブレック・バッシンジャー、トニー・トッド等。
キャストの皆さんは、どんな気分で
撮影に臨まれていたのでしょうかね?
無惨な死に方をすると台本で分かっているのでしょうから、
内心、嫌々だったのではないでしょうか?
そして、あんな死に方は絶対にしたくないと思いながら、
特殊撮影で、死んでいく自分を見るのは、
どんな気持ちだったのでしょうね?
まぁ、俳優のプロだから、いちいちそんなことは
考えないのかもしれませんけどね笑
MY評価: ☆4.5 (☆5で満点)
