こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

無印良品で、保冷剤サービスをつかいました。

 

無印の保冷材は水なんですね。

 

ポリマーではないので捨てやすいです。

 

ナイス!

 

溶けは早かったような気はしますが、十分です。

 

ありがとう!

 

 

本日人付き合いのお話です。

 

 

先日親戚が亡くなった。

 

大往生であった。

 

葬儀は遠方なのと家族葬とのことだったので遠慮した。

 

コロナ以降家族葬は増えているようで、ぶどうさんちも家族葬を選択した。

 

家族葬となると、よほど身内に近い人以外は立ち入れない。

 

亡くなった報せは人伝だったので、香典の要不要さえわからない。

 

たまに弔電香典をお断りされるところもあるからだ。

 

とはいえ、自身の経験から弔電はやめ香典のみ送ることにした。


弔電はお葬式の時にあってもいいが、そのあと少々困ったからだ。

 

家族葬とはいえ準備や片付けに忙しい時に送るのは気が退けたが、早々に知らせを受けてしまったため、時期を外してしまっても気まずい。

 

香典を送る手はずを整えながら、ふとある人の顔が浮かんだ。

 

やっぱり親戚のおばさんで、その方もかなりな高齢だ。

 

とてもかわいがっていただいたものの、あるときから連絡が取れなくなった。

 

お子さんとの二人暮らしで、その方にもとてもよくしてもらったが。

 

数年前に家を引き払って引っ越し先を探していると聞いて以来、連絡を取っていない。

 

最後の電話では、お付き合いは今回でおわりましょう的な内容だったと思う。

 

ただし、ぶどうさんの両親に何かあったら知らせてくださいとのことだった。

 

お互いに季節の贈り物をしていたが、年金暮らしだと負担なのでそれを終わらせたいのかなと理解することにした。

 

それからしばらくして父はなくなり、数年後の今年母もなくなったが、連絡は控えることにした。

 

その方たちはどうしているだろう。

 

引越し先も、電話番号もわからない。

 

固定電話はとっくの昔に解約しているので、わかるのはお子さんの携帯番号のみ。

 

それさえ、連絡をしていいのかわからない。

 

でも。

 

その方たちも知っている冒頭の親戚のお葬式があるということは知らないだろう。

 

おそらく連絡はいっていないだろう。

 

関係性が悪いと聞いたことがある。

 

礼節を大切にした方だったので、お別れのお香典くらいは包もうとおもうかもしれない。

 

ただ、それを知りたいかどうかは微妙だ。

 

数日悩んだ末、お子さんの携帯にショートメッセージを送ることにした。

 

ご無沙汰のあいさつをするためだ。

 

もし返信があれば、ここ数年の出来事を含めお知らせするとともに、それとなく今のことなどをしらせようかと思ったのだが。

 

結局返信は来なかった。

 

知らなくてもいいことなので余計なお世話だ、ほんとに。

 

そうは思うものの、拒絶された寂しさと、その方たちの縁を断ち切る決断を思うと胸が痛んだ。

 

年を取れば、人付き合いは徐々に縮小の方向に行くのが自然だ。

 

長生きすればするほど、友人知人はなくなり活動量は減り、お付き合いの円はおのずと狭まる。

 

それを待たずに意識的に人付き合いを整理すること、これも必要な知恵だろう。

 

人生100年時代に突入する未来に、ぶどうさんは仲間入りできるだろうか。

 

そのとき、どれくらいの人の輪のなかにいるのだろうか。

 

人の輪の中にいることが幸せではないけれど、人の輪と適当に交流を持つことが人として生きることでもある。

 

なんにせよ、人付き合いなんていつ突然におわるかもしれないので、その時その時を大切にするしかないのだなあと思うぶどうであった。