こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
夫を送り出した後、家の前の道を簡単に掃きました。
朝早くだと、楽ちんにできるんですね。
これから週一の(毎日じゃないんかい!)習慣にしたいです。
本日録音のお話です。
8月の2度目のピアノのレッスンが近づき、焦り始めたぶどうさん。
9月には、教室の発表会がある。
もしかして。最後のレッスンかも。
実は、この期に及んでも曲が仕上がっていない。
例年8月に弾きあい会があるが、ことしは参加しなかった。
毎年一度は事前リハーサルができていたともいえる。
それまでには何か形にしておかねばとの気持ちが働いて、仕上げを急いでいたのかもしれない。
それが今年はないことになった。
毎度のことながら暗譜はとうに諦めている。
それはまあいい。
まずいのが、曲のテンポが上がらず流れないこと。
軽く流れるように弾くのが理想なのに、現実はバタバタ指を動かし、ガタガタと曲が進んでいく。
ああ・・・。
弾きあい会に参加しないと決めたものの、非常に不安だ。
誰かに聞いてもらうことが苦痛であると同時に安心材料になるとは、思いもよらなかった。
苦肉の策として、せめてホールを借りて練習をすることにした。
お盆休みだったので、夫に聞いてもらうことで安心を得ようとしたのである。
せっかくのホールで、かつスタインウェイのフルコンだったので、本番さながらに弾けるかもしれないという、甘い読みがあったのだ。
制限時間内に同じ曲をあほの様に弾き続けたものの、何の手ごたえも感じられずホールを後にしたのは言うまでもない。
その時夫は録音をしてくれたらしいが、まともに弾けていないのがわかったので聞くのはやめた。
そしてレッスン2日前のこと。
どうにも怪しい演奏に、ついに自分でも録音をすることにした。
お師匠に見ていただける機会が、最後だと思ったからだ。
録音機械がないので、いつも使っているスマホを活用し、通しで弾いた。
ええ。弾きましたとも!
再生したところ、まったく録音されておらず。
慣れないことはしないことだ。
気を取り直して、もう一度録音し、再生した。
・・・・・
え?
・・・・・
ええ?
なんですか、これ。
はじめて聞いた自分の演奏は、ひどいを通り越し、逆の意味であっぱれの領域に達していた。
これが即興曲1番だなんて、誰がわかるのだろう。
そもそも、ショパンじゃない。
おまけにピアノの音以外になにやらガシャンガシャン音がする。
録音が悪いのか?ペダルが下手なせいなのか?左手がうるさいのか?
もはや、騒音。
改めてyoutubeで他の人の演奏を聞いてみたが、そんな音はしない。
お盆休みにホールで弾いたときの録音をふと思い出し、聞いてみたところ。
同じ音がする(涙)
ああ、もっと早く自分の演奏を録音するべきだった。
録音は記録ではなく、冷静に自分を振り返る手段だったのだ。
とはいえ。
冷水を浴びたように急に冷静になってきた。
なんだかこんな自分がピアノを弾いてよい気がしなくなった。
来年は発表会キャンセルしたい(心の声)
しばらく落ち込んだ後、翌日は発表会前の最後のレッスンに向けもう一度練習した。
相変わらずスローテンポの、ガタガタ三連符の演奏をお師匠に聞いてもらい、気になる部分を訂正していただいた。
本来なら発表会でピークを迎えねばならないはずだが、今回は道半ばで弾くことになる。
宿題忘れというか、課題持越しだ。
発表会には間に合わないということ自体意味がないが、初冬の弾きあい会までには仕上げることができるだろうか。
選曲って、大事だ。
人前で弾くのにあんまり背伸びしては、出来上がらないことが分かった。
そして、録音も。
今持っているスマホはスペックが低く、容量も足りない。
発表会が終わったら本気で録音の機械を探そうと思うぶどうであった。