こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
ジューンベリーの実を収穫しました。
小袋に半分くらいです。
ジャムにしたら、2回でおわりかも?
面白い体験ができました。
本日無理無理のおはなしです。
お買い物にいく途中、ふと廃屋の大木を見上げたぶどうさん。
枝の中頃、茂った葉っぱの間に丸い大きなものが付いていた。
梅の実!
なんとうらやましい。
下を見ると、無残に落ちたものもある。
家主はいないのに、毎年なっているのだろう。
自然の恵みだなあと、感心した。
ぶどうさんちの猫の額ほどの庭には、梅の木はない。
終の住処を思い描いたとき、真っ先に植えたい木として梅とレモンを考えていたのだが・・。
梅は根が張るらしく、小さな土地には不向きなので植えなかった。
今年は昨年に引き続き梅の実が不作という。
そういえば、ここ数年どんどん梅干しの値段があがっている。
米と同じように、ひっそりと高騰しているようだ。
新居では梅仕事をしてみたいと思っていた。
梅仕事といっても、梅干しを漬けるのはやっぱり面倒だ。
梅シロップとか梅酒とか、簡単にできるもの、消費できるものにしたい。
計画はしていたものの、引っ越しの時荷物を減らすため大きな梅酒の瓶を6個捨てた。
その瓶は、実家からもらったものだ。
中身入りでもらったり、実家を引き払う前に持ってきたりして、なかは空の状態だった。
赤いプラキャップの、よくあるタイプだ。
かさばるし、あまりおしゃれではなかったので、処分した。
ちょっと小さめの瓶を2つだけ残したので、それを使えばいい。
それに、毎年産直で梅の実を見ても買っていない。
夫婦そろって実行に移さないタイプなのだ。
引越し後の忙しさがまだ続くので、今年もやらないだろうと思っていたら。
先週偶然スーパーで青梅を見つけた。
1キロ弱600円くらい。まあまあ安い。
買う気はなかったが、夫がやる気になったのでとりあえずかごに入れた。
買ったはいいが、冷蔵庫に入れっぱなしで全然実行に移さない。
なにより、梅1キロ弱はいる入れ物がない。
捨てたから(笑)
今の季節、梅と氷砂糖と酢と焼酎と梅酒瓶はセットでコーナーにあるというのに、梅だけ買った愚か者。
梅がだめになるのはもったいない。
慌ててyoutubeで梅シロップのつくり方をいくつか見て、残した手持ちの瓶で作ることにした。
梅が1キロもあるのに、瓶は小さめ。
仕方がないので梅を2つに分けて漬けることにした。
半分量の梅と氷砂糖を瓶にいれたところ、瓶には随分と余裕がある。
あとちょっと入れられるかも?と思い、足してみた。
まだいける。
あとちょっと、を3回ほどしたとき、残った梅の実は4つほどになっていた。
この4つ、どうする?
他の容器に漬けるのは面倒くさい。
容器をまた消毒しなければならないからだ。
えーい、入れちゃえ!
というので、小さめの瓶に全部の梅を入れ込んだ。
入れ込みながら、あ、まずいかもと思いはしたが。
こういう、無理無理にやりすぎると、必ず手痛い失敗をしている。
それがぶどうさん。
ああやらかすかなあと、思いつつなんとか梅は全部入れることができた。
ただ、梅と同量の氷砂糖は入れられなかった。
半分くらい残っている。
でも瓶は、満杯。
氷砂糖を入れる隙間はどこにもない。
そこで作戦変更、砂糖が溶けて体積が減ったところに数回に分け氷砂糖を追加することにした。
梅の上に氷砂糖の蓋が常にある状態にすればいいかと。
現在作戦決行中、残り1/4ほどの氷砂糖は入れられそう。
万歳!
小さい瓶でもなんとか漬けられた。
全部砂糖を入れて、しばらく待ったらでき上がりだ。
お調子者のぶどうさんのこと、無理無理にしてうっかり成功体験をしたのがいけなかった。
もう一瓶あるから、もう一回漬けようかしらなどと考え始めた。
懲りないやつ。
発酵防止のためお酢を加えるレシピを採用したが、氷砂糖を追加する際ガスが発生していた。
瓶ぎりぎりに作る場合、適度にガス抜きをすることが必要なよう。
発酵したガスによる破裂防止のためにも、瓶に余裕が必要だったのだろう。
今度は適量でつくることにしよう。
もしくは大きめの瓶を調達するかなあ。
3リットルか、4リットル。
場所ふさぎ間違いなしだ(笑)
なくてもいいものを作り、余分な手仕事のほか、保存瓶が増殖し始めるきっかけを作ったぶどうでだった。
(1キロ弱の梅に同量の氷砂糖をいれた保存瓶はセラーメイトの2リットル瓶です。
安全のため3リットルなどの、もう少し大きいものがよさそうです。)