こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
11月に入りました。
台風の影響のせいか雨です。
一雨ごとに寒くなっていきそうですね。
身体の冷えに気を付けて、お元気におすごしください。
本日ちっぽけなプライドのお話です。
老後の愉しみで始めたピアノのレッスンでアップアップしているぶどうさん。
4年目にして岐路に立ってしまった。
まじめに練習しているつもりでも、沼にはまるだけ。
で全然抜け出せない。
才能がないのはわかっている。
才能がない人は、努力するのみ。
努力にも限界があり、越えられない壁はある。
ただ、ぶどうさんがやっていることは、普通の人ができるはずのことで・・・・。
練習方法が悪いのか、年をとりすぎているせいなのか、ピアノが全く向いていないのか。
どれか?全部?
全部だ(笑)
だからこそ躍起になっているのだが、なんだか疲れてきた。
少し距離を置こうかな、と思いはじめた。
こうなったのは、自分で自分を追い込んだせい。
ぶどうさんは昭和世代。
昭和な人は、レッスンを受けるとなれば練習しなくちゃ!となる。
それにレッスンを受けるとなればお金がかかる。
けちんぼなので、言葉は悪いが元は取り返したい(笑)
なんとなくダラリとレッスンに行くのはもったいないと思ってしまう。
いざレッスンを受けると、練習に費やした時間と費用は全く有効に活用できておらず、情けない内容にがっかりして帰宅することになる。
同じ曲があまりに続けば、数ヶ月後にまあこんなところで、ってことで○をもらうのだけど・・・。
それでも合格ラインを超えているのかどうか、甚だ疑問だ。
一方、これってどうでもよくない?と思うものをいつまでも引きずることがあったり。
凡人にはピアノの正解がわからない。
これからどんな方向に行けばいいのか、ちょっと考えたくなった。
大人のピアノってゴールがない。
目標や目的がそれぞれ違い、その過程が大別される。
おおざっぱに分ければ、競争に身を置く人と個人や仲間内だけで楽しむ人。
ぶどうさんは、完全に後者だ。
理由は人前で弾くのが嫌だからだが、単に競争で勝てる気がしないからだ。
卑怯者(笑)
子供の頃から競争とは無縁だった。
競争にでれば、勝ち負けがはっきりする。
負けるのがわかっているので、初めから参加しなかった。
負けたら悔しいというのが分かっていて、その感情を避けたのだろう。
よって今でも勝ち負けのある世界にはいかない。
いつもぬるま湯。
でも、ちゃんと生きている。
エライ!(←そこは褒めておこう。)
還暦近くまでこの調子。
全然褒められたものではないが、もし今何かと誰かとの比較で苦しんでいる人がいるなら。
こんな人もいるってことで安心してほしい。
ぶどうさんも、何かと誰かと比較してダメだなあとはよく思う。
生きていると、やっぱりそうなる。
それでも自分をあまり追い込まず、客観視して立ち止まるようにしている。
勝負に出るばかりがいい訳ではなく、勝負に出て勝ち負けを味わうことももちろん素晴らしく、どっちでもいい。
ぶどうさんは勝負に出ないからノロノロ我が道を模索して歩いている。
小心者の、ちっぽけなプライドをもって頑張っている。
ちっぽけでも、プライドはあったほうがいい。
ピアノは自分だけの愉しみのために続けていたが、今後の道程をどのようにしていくか考え直すつもりだ。
愉しみはもちろん、継続と精進が目的で始めたピアノ。
ピアノを弾ける自分がプライドにならないよう、道を誤らず歩いていきたいぶどうであった。