こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝冷くて目が覚めました。

 

長袖パジャマを出さないと。

 

みなさま体を冷やさないようにして、お元気にお過ごしください。

 

 

本日家族ってのお話です。

 

 

夕飯の支度時、スマホの設定呼び出し音が流れた。

 

ええっと。誰だっけと咄嗟に思い出せない。

 

表示を見て慌てて電話を受けた。

 

母が暮らす施設の担当の人からだった。

 

何事もない場合、電話はもう少し早い時間にかかるので緊張してでたところ、ただの近況報告であった。

 

ありがたい。

 

そうは言っても、元気に暮らしてますという報告ではなく、最近再び体調が悪化しているという主旨のもの。

 

かなりギリギリの状態だけれど、すぐにどうこう、とはならない状態とういか。

 

こういった老人の健康状態は、プロの介護の人でもわかりにくいらしい。

 

施設に任せっぱなしで申し訳ないものの、家族ができることは面会くらいだ。

 

その面会さえい遠方にいれば頻繁にできるものではない。


面会だけで丸一日つぶれる。

 

これが積み重なると日常に影響を及ぼす。

 

亡父が入院中はかなりハードで身も心も削れた。

 

あの時ほど若くはない。

 

月に1回で限界だ。

 

来月母の通院があるので来れるのかという打診もあった。

 

病院だと平日に行くしかなく、夫は行くというだろうが、そうなると休暇をとらねばならない。

 

ここ数ヶ月夫のほうの親も手がかかるようになったので、夫の手を煩わすのはためらわれる。

 

基本的には夫の親は他の兄弟が見ているのだが、肝心な時にやってと言われる。

 

近々退院とその手続き、その後の生活の手助けをやってということで有休を2日取らねばならなくなった。

 

有休、足りるんだろうかと心配になってきた。

 

ぶどうさんの通院にも有休を使って連れて行ってくれるので、夫は自分のために休みをとることが自身の病気か通院のときしかない。

 

遠方に住む親の面倒は、親の状態によって違ってくる。

 

ぶどうさんの場合、両親は高齢になるまで自宅で暮らし、その後ともに入院、施設入所となり実家は空になった。

 

それぞれ病院と施設にお世話になったので、金銭的なこと、必要な手続きなどやることはあったがおおよそ任せられた。

 

夫の場合は、今は何ともならない状態だ。

 

退院し、自宅で暮らすというが暮らせるのかどうかはわからない。

 

食事と風呂が何とかなればいいので、配食サービスや風呂のあるディサービスを利用すればいいと提案したが、難色を示しているようだ。

 

要介護認定はもらっていないので、検討できる施設は少なくかつ施設で集団生活できるような人でもない。

 

定期的に通う距離ではないし、遠方でサポートする方法をとれないなら、なんともならない。

 

また夫の兄弟は親の金銭や健康状態の情報共有を拒否しているようなので、お手上げだ。

 

なんだか大いに勘違いしているんではと思わないでもないが、部外者は黙っていよう。

 

親を見送るために家族によっていろんな形をとるんだろうが、夫はなんともしれない状態で気の毒ではある。

 

それはぶどうさんちも似たようなものだけど。

 

兄弟間の理不尽な関係は、親がいなくなることで解消されることになるんだろうか。

 

それもまた、なんだか空しい。

 

親も子も、兄弟も、夫婦も。

 

たまたま家族になっただけでそもそもが一個人だ。

 

感傷にひたりすぎか。

 

関係性はどうであれ、振り回され過ぎず、干渉し過ぎず、線引きして、けれど互いを尊重して生きねばと思うぶどうであった。