こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
今朝の気温は20度を下回りました。
一気に秋が来た感じです。
お彼岸までの暑さとはよくいったものですね。
本日4年目シーズンのお話です。
ピアノの発表会が終わり新しいシーズンが始まったぶどうさん。
ホッとしたのも束の間、次のレッスンの課題がてんこもりで一息つくどころではなくなった。
お師匠によれば、発表会後あるあるで、レッスンの課題が全部新しいから大変なのよねーとのことだった。
なあんだ、ご存じだったのかというか、把握されていたんだ・・・・。
必死の思いでなんとか譜読みをしてレッスンに向かった。
ハノンやツェルニーは順番通りに進むので、さほど問題ではないが。
バッハやえらんだ曲は発表会前後に決まったので、まったく譜読みができていない。
ほぼひらきなおりの境地でレッスンにもっていった。
なんだか宿題忘れをした気分である。
全く弾けてないのでは、レッスン自体が無駄になる。
だから両手で弾けるようにはなっていったものの、演奏というより音をつないだだけのていたらく。
音を間違えていないか、フレーズの取り方があっているか、弾き方があっているかをチェックしてもらうだけのレッスンになった(涙)
それを聞いているお師匠の忍耐力はすばらしい。
特にバッハは、今回苦戦した。
平均律16番のフーガは、4声とはいえほぼ3声なのだが指使いが変に難しく、また楽譜が見にくい。
もともとゆっくりの曲を、さらにさらにゆっくりと、ノロノロと弾いて合わせたのだが、ゆっくり過ぎても弾きにくい。
なんとかならんかなあと思いながら、レッスンの日までにやっと最後までたどり着いた(笑)
まだゆっくりゆっくりの段階ではあるが、この練習法はなかなか面白いのでは、と思い始めた。
響きと休符を確認しながら弾けるので、音が味わい深い。
あまりにゆっくり過ぎて全体が分からなくなることしばしばだったが、最後までたどり着いたら、曲がわかるようになった。
ゆっくり練習の勧めはよく見るけれど、レッスンにはとにかく弾いていかなくちゃと思ってなかなかやれていなかった。
なるほど、いいかも。
お師匠の忍耐をアテにして(すみません)、ひらきなおって「とりあえず弾いてきました」ではあるけれど、まあいいか。
次のレッスンでは、半分以下の時間で弾けるようになっていこう(オイ)
曲の方は、お師匠のレッスンでは初のベートーベン。
今年の発表会ではショパン様ではなくベートーベン先生が大人気だった。
ぶどうさんもいつか弾いてみたかったので、挑戦することにした。
挑戦するのは、ソナタアルバム1に収録されているもののなぜかそれだけ弾いていなかった、ベートーベンソナタの10番。
ソナタアルバム1の場合本が薄く、1曲のページ数が少な目で詰め詰めの楽譜なので老眼には厳しい。
やむなく分厚いベートーベンソナタを引っ張り出した。
これだと、音符が大きくて見やすい。が、とんでもなく重い!
これをもってレッスンに行くのかあ・・・と思うと心も荷物も重いのだが仕方がない。
久しぶりのベートーベン先生の曲は、楽譜は読みやすいものの、細かく弾きにくいところがあちこちにあった。
なんとかかんとか1楽章を弾いて持ってはいったが、仕上がりはいつになるんだろうと遠い目になった(笑)
お師匠は、譜読みの簡単なのをというのでこの曲を指定されたんだけどなあ。
とにもかくにも、4年目シーズンは、王道クラシックで開幕だ。
シーズン〆の発表会の曲は、なにになるんだろう。
たのしみだ。
そのためにもボチボチ、しかし確実にステップアップしていこう!と決意するぶどうであった。