こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

気温と湿度が高いです。

 

朝から大量の汗をかいています。

 

ああ、あつい・・・。

 

妙齢なので、汗をかけることへの過信は禁物。

 

みなさまは早め早めに熱中症対策をしてくださいね。

 

 

本日再会のお話です。

 

 

家の中の断捨離をしよう!と息巻いている夫を静観しているぶどうさん。

 

夫は、断捨離どころか、全捨離したいらしい。

 

なんだか意気込みがちがう。

 

うーん、けちんぼで執着の強いぶどうさんはついていけるだろうか・・・。

 

そんな事で始まった写真の断捨離

 

ブログを書きながら、そういえば中学の卒業アルバムは過去に捨てたことを思い出した。

 

探してみたら、ここにあった。

 

随分前にあっさり捨てたもんである。

 

そして、第一弾は終了していたことも、ブログのおかげで思い出した。

 

ブログの本領発揮である。

 

中学の卒業アルバムを捨てた理由は、同窓生に会うことはもうないだろうから。

 

同じ高校に進んだ人以外は、中学卒業以来ほぼ会ったことがない。

 

あの狭い町に住んでいた頃でさえそうだったから、今となっては、である。

 

一度だけ他の高校に進んだクラスメートに会ったことがある。

 

その時、意外な言葉をもらった。

 

「え。ぶどうちゃん、おぼえていてくれたの?」

 

卒業後数年しかたっていないのに忘れたら、ボケていると言われてもしょうがない。

 

お互いそれくらいうすーい存在だったのだろうか。

 

それから40年超、もはや大半の人の名前を思い出せない。

 

同窓会なるものに一度も参加したことがないのも、忘却の彼方になった理由だろう。

 

思い入れのない中学時代だったようだ。

 

サッサとアルバムを処分できたのはそのせいだろう。

 

そんな薄情なぶどうさんだが、先日思いがけない再会があった。

 

母の病院の付き添いで、待合室にいた時のことだ。

 

少し離れた場所で、看護師さんが待合室の患者さんに話しかけている声が聞こえた。

 

遠いし顔はマスクで隠れているが、その声と全体の雰囲気が何か見覚えがあった。

 

手が空くのを待ち、近くに寄って名前を確認しようと思ったが名札が小さくて見えない。

 

思い切って声をかけたところ、思った通り、小学校時代の友人であった。

 

お互い年齢を重ね、姿は変わっていたが、雰囲気はそのままだったせいかすぐに分かった。

 

勤務中なので長く話すことはできなかったが、連絡先を交換し、久しぶりの再会を喜んだ。

 

考えてみればものすごく奇跡的なことだ。

 

ふるさとにはもう何もないと思ってはいたが、まだ少しは縁があったようだ。

 

お盆の写真整理では、時間が経ちすぎてピンボケの小学校時代の集合写真も取り込んだ。

 

取り込んで、写真は捨てた。

 

その中に彼女もいた。

 

ほとんどがもう二度と会うことのない人だと思ったが、仲の良かった友人と再会できて、心が和んだ。

 

母の手が放れたら、故郷に帰ることはないだろう。

 

今後彼女と親しくお付き合いするとは思えない。

 

けれど小さな細い糸のような縁がつながったことは、何を意味するんだろう。

 

ここ数年、終の棲家を今の場所に見つけることに奔走した。

 

それは故郷への決別を意味する。

 

それでも、故郷がなくなることはないんだよと、神様が教えてくれているのかも。

 

友人との再会で、過去の自分に一区切りつけた気がしたぶどうであった。