懐かしい写真の処分を始めたぶどうさん。
なかなかハードなミッションなので、ミニアルバムだけでもエネルギーレベルがぐっと下がる。
大量の写真に向き合っても成果は期待できそうにないので、手っ取り早くできることに手を出した。
それは。
卒業アルバム!
なぜだかわからないが、ぶどうさんの場合卒業アルバムは中学からの分しかない。
幼稚園、小学校は昔過ぎのせいか、田舎だったせいか、写真一枚ものしかない。
今になって、コンパクトでありがたいと思った。
そして中学の分はあるものの、なぜか高校の卒業アルバムの所在が分からない。
この中学の卒業アルバムをどうするか・・・と数日考えて。
捨てることにした。
それというのも、中学時代の友人で今も付き合いのある人は親友しかおらず、それ以外はこれまで会ったことがない。
同窓生名簿を見て、名前と顔が一致しないどころか、自分の名前のすぐ下に書いてある名前の人を思い出せない。(数日後思い出しました!)
おまけに地元に帰るあてはなく、帰る気もない。
ふるさとも思い出も、遠くなってしまったのだ。
この卒業アルバムは、ふるさととあのときを思い出すためにあるのだけれど、その必要はないということなのだろう。
それが分かったので、可燃ごみの日に捨てた。
さよなら、あの頃のぶどうさん。
ひとつ、思い出を宇宙に返したぶどうであった。