こんにちは。
ぶどうさんです。
ご訪問ありがとうございます。
圧力鍋の不調の原因がわかりました。
バルブの締めが悪かったようで・・・(恥)
無事小豆はおいしく煮あがりました。
我が家夏の定番デザート、冷やしぜんざい始まりました。
みなさまも夏のおやつに、お試しください。
本日右左のお話です。
常々不可解なことがあるぶどうさん。
それは、夫が、左右を言い間違うこと。
結構な確率で右と左を間違う。
まじめな性格(え?)のぶどうさんは、その言葉を真に受けて混乱することしばしば。
最近は年を重ねてずる賢くなったせいで、わざとわからないふりをするようになった。
たぶん、言い間違いだな、と勘づき、冷静に判断している。
右と左に関しては、夫の言葉を信用していないのだ。
大人になって、おじさんになってまでなぜ間違うのか、不思議でならなかった。
ところが最近ネットコラムを見ていたら、右と左がとっさにわからない人がいるということを知った。
左右盲というらしい。
何かの病気ではなく、単純に右と左がすぐにわからないというものだった。
四人に一人の割合でいるらしい。
かなりの確率だ。
そしてそのコラムには、考えられる原因が書かれていた。
執筆者によれば、もともと左利きだったのを矯正されたため脳に混乱が生じていると考察されていた。
なるほど。
もしかして夫は左利きだったのかもしれない。
夫は田舎出身だ。
昔の田舎では左利きは好まれない。
親は躍起になって矯正する。
そのせいかと思ったが。
本人曰く、「そうかもしれないしそうでないかも。覚えていない。」ということだった。
ただ、小さい時分右と左を覚える際親に厳しく言われたらしい。
右は箸を持つ方と教えられるも、あまりに間違うのでキレた父親が最終手段にでたという。
油性マジックで手に右と左を書かれてしまったと。
何日も消えなかったということをエピソードごとよく覚えていた。
うーん、そんなんじゃ右左をすんなり覚えられなくて当たり前。
恐怖体験でしかない。
右左をおぼえる前に脳が混乱しているので、覚えられるはずがない。
かくいうぶどうさんは、残りの3分の4の、無意識に右左が分かるタイプだ。
もともとが右利きだったのだろうが、右左を覚える年齢で決定的なことがあったので苦労しなかったのではないかと思う。
その出来事とは、音楽教室に行ったことだ。
ぶどうさんの田舎にヤマハの音楽教室があった。
ちょうど世の中ピアノブームで、田舎の楽器店が音楽教室を始めた。
幼稚園からそこまで遠くなかったので、幼稚園終わりに通っていたのだと思う。
音楽教室ではあったが、ピアノは先生用しかなかったような?
その当時教室にあったのはオルガンとエレクトーンだった。
歌って、オルガンを弾いて、たまにエレクトーンを弾いて。
オルガンを弾くからには楽譜を読まねばならず、右と左がばっちりわからなくてはならない。
それですんなり覚えた。
無意識に右左がわかるようになったのはそのせいかもしれない。
ただのたわごとだけど。
この頃のテレビ番組では左手でご飯を食べている芸能人をよく見る。
左利きでも矯正されなくなったようで、いいことだと思う。
右左、生まれつきの利き手なんだもの、いいじゃない。
これからは「箸を持つ手が右」なんておかしな教え方ではなく、子供の頃に確実に右左区別するようなことをやれば、ちょっとは左右盲は減るんではないかと思う。
その子が得意とすることで教えるとか、楽器を演奏するとか。
右左間違えて信用を失ったり失敗したりするより、無意識にわかる方がいいと思うのは老婆心か。
偉そうなことはいったものの。
左手が右手を越えてピアノの鍵盤を弾くとき、慣れるまで微妙に脳がバグるぶどうであった。