こんにちは。

 

ぶどうさんです。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

道で野良猫と出会いました。

 

こわかったのか、慌てて草むらにダイブ!

 

ごめんねえ。

 

通り過ぎてチラと振り返ったところ、草むらから顔だけ出してぶどうさんをじっと見てましたよ。

 

どんな気持ちで見ていたのでしょう。

 

元気でね。

 

 

本日後悔はないけれどのお話です。

 

 

ピアノを再開して3年目のぶどうさん。

 

相変らず入門編をウロウロしている。

 

50過ぎての習い事は、亀の歩みでのんびりとやっていくしかないようだ。

 

90歳までのあと30年余、元気で弾き続けたい。

 

練習時間に制限があるので、日常はレッスンで弾く曲を必死にやることで終わってしまう。

 

プラスαがなかなかできない。

 

ところが最近、ハノンもツェルニーもバッハも楽曲も、ずっと同じ曲だ。

 

全然すすんでいない。

 

5月の最後のレッスンも進まずに終了。

 

こうなると、行き詰ってくる。&飽きてくる。

 

弾けはしないのだけど、どう改善したらいいのかわからず途方に暮れて漫然と言われたことをやるだけになる。

 

譜読みができていないわけでなし、曲の流れの予想はつくので、弾くだけなら時間がかからない。

 

こういうとき負のループに陥る。

 

そんなときにはと、お楽しみを設けることにした。

 

お楽しみと言っても、忘れて放置していた楽譜の掘り起こしだ。

 

昨年の秋購入したユーゲントアルバムをここ数ヶ月開きもせずにピアノの上に置きっぱなしだった。

 

初見用として買ったが難しく、やっぱり1曲ずつ弾いていこうとして、完全に忘れていた。

 

シューマンの曲は音の運びに一癖ある。

 

次の一手が予想を反し変化球になる感じ。

 

じっくりやったほうがいいと、いったん閉じていたらそのまま(笑)

 

久しぶりに楽譜を開いたら「楽しき農夫」が目に入った。

 

昔弾いたので弾くほどでもないと思ってはいたが、まともに弾こうと思うと難しい。

 

子供の頃弾けていたのに、弾けないためイライラした。

 

名曲だと言われているが、小学校の放送で流れるしょうもない曲(すみません)というイメージしかない。

 

何しろバイエルで弾いたのだから、簡単なはずなのだ!

 

3日ほど練習したら、しかしだんだん弾けるようになってきた。

 

すると。

 

楽しい。曲調が愉快だ。

 

ピアノの音も歯切れ良くて面白い。

 

なるほど、楽しき農夫は名曲だった。

 

それにしてもこの曲。

 

内声があり、子供もの頃本当にこの楽譜で弾いたのか疑問に感じた。

 

それに本当にバイエルだったのかも怪しくなってきた。

 

こういう時はと、ネットで調べてみたところ、あったあった。

 

黄色い表紙の「子供のバイエル下巻」に収録されていた。

 

これで弾いたらしい。

 

調べられはしたが、中身がわからない。

 

ああ、中身が見たい。

 

バイエルなどの子供時代の教本は実家に置きっぱなしで、実家じまいのときに処分されたため手元にない。

 

以前ピアノをやめた時、色んな楽譜を捨ててしまったぶどうさん。

 

中には持っておけばよかったと後悔したものはある。

 

バイエルを処分した後悔はないけれど。

 

まあでも、新しい楽譜を買えばいい。

 

新しい楽譜で新しいスタートを切れることを喜ぼう。

 

新しい楽譜は、負のループに入り込まないようにする妙薬でもあるのだから。

 

言い訳をして、次にまた新しい楽譜を手に入れようともくろむぶどうであった。

 

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